のんさんの入院記
   (6日目)
1999.7.27
ゆー・のんさん
横浜市大付属浦舟病院入院記
   【埋蔵文化センターの土偶】
顔がとてもユーモラスです。縄文人て
どんな人間だったのかな?
 入院して6日目になりましたが、今日は担当
医師のDr・M氏と1時間近くの時間をかけて
医療方針について相談をしました。現在の私
の白血病の現状を丁寧にデータをもとに説明
をして、今後インターフェロン治療でいくか骨髄移
植を考えるかを検討しました。
 私も若ければ、骨髄移植に賭けるのですが
現在46歳という年齢から乗り気ではありませ
ん。私の年齢の場合、遺伝子の型が完全に
一致した血縁の移植の場合でも成功率はあ
まり多くないようです。成功した場合もGVHD
により、生活の質は下がるものと予想されま
す。失敗の場合は終わりになります。
 現在の治療を続けた場合は、3〜5年は確
実に現在の生活を維持できるわけです。自分
は自分と家族の生活などを考える中で、骨髄
移植を受けないつもりでいます。
 「意気地がない」と思われるかもしれません
が、白血病で移植を考えない人間もいるのだ
ということも知ってもらいたいときもあります。
 しかしながら私も意思の強い人間ではあり
ませんので、今後気持ちが揺らぐかもしれま
せん。
 Dr・M氏親身な相談本当にありがとうござ
いました。
 理解してくれる家族にも感謝。
←【病院から徒歩2分のお風呂屋さん】
鎌倉館、とても味のある?建物
【昼食】豚と野菜の煮物・ク
リームスープ・ビーフンサラ
ダ・パン・フルーツ
【夕食】カキのグラタン・鰯の
つみれ汁・きんぴらごぼう・
焼きナス
【朝食】大豆の煮物・ジャコ
の佃煮・きゅうりの酢の物・
お味噌汁
食事は毎日おいしいです。ありがとう!