小田原城花散歩

難攻不落の名城小田原城は見事・小田原城の四季の花や自然も良いです

　神奈川県小田原市にある小田原城は難攻不落の北条氏の居城として、有名な城です。小田原城跡を花散歩するとソメイヨシノ、アジサイ、ハナショウブ、ガクアジサイなどが綺麗です。小田原城の天守は1960年に再建されたものですが、小田原城跡は中世、江戸時代の原形をとどめています。小田原城跡は国の史跡にも指定されていて、小田原城跡公園に咲く桜や四季の花々も綺麗です。小田原城は伊豆箱根の玄関口にあり、小田原城は花散歩にも最適な場所です。小田原城を地図、交通アクセス、小田原城見学情報で案内します。

小田原お堀端通りから見た小田原城二の丸櫓写真（撮影4月上旬）

　小田原市にある小田原城のお堀は小田原城の東側に残っています。小田原駅から、お堀端通りを歩いて行くと小田原城のお堀に映る小田原城二の丸櫓が見えます。二の丸櫓は再建されたものですが、お堀に映るその白い櫓（やぐら）は見事です。桜（ソメイヨシノ）の咲く頃（3月下旬から4月上旬）はお堀端通りの桜が咲きます。この時期は小田原城花散歩に最適な季節です。

　小田原城内は小田原城跡公園となっているため、無料で自由に散策できます。小田原城址公園内には素晴らしい庭園や城門、花菖蒲園などもあります。初夏に小田原城址公園内を花散歩していると、素晴らしいアジサイの花が咲いていました（撮影6月中旬）。小田原城内に咲くアジサイの花は初夏から梅雨時の楽しみです。

　小田原城内の天守下の常盤木門を下って行くと、菖蒲園があります。梅雨時に菖蒲園を花散歩していると、ハナショウブの花が咲いていました（撮影6月中旬）。小田原城内に咲くハナショウブの花は、6月が見頃です。

施設名	小田原城（おだわらじょう）　Odawara Castle
住所	〒250‐0014　神奈川県小田原市城内6-1小田原城跡公園内
見学時間	小田原城跡公園：常時開放、天守閣、歴史見聞館：9:00～17:00（休館12月31、1月1日）
最寄駅	小田原駅から徒歩約15分
入城料	小田原城跡公園散策は無料（小田原城のソメイヨシノ、アジサイ、花菖蒲は無料で見学できます）小田原城天守閣（大人510円、小中生200円）小田原城歴史見聞館（大人310円、小中生100円）
交通アクセス	・東京駅から小田原城へは東海道新幹線と徒歩で約48分・東京駅から小田原駅まで普通で1時間34分・新宿駅から小田原城へは小田急ロマンスカーと徒歩で約1時間28分・箱根芦ノ湖元箱根から小田原城へバスで約37分・箱根芦ノ湖元箱根港から小田原駅まで箱根登山バス、伊豆箱根バスで約48～52分
見所	小田原城跡、小田原城堀、小田原城桜祭り、小田原城天守閣、小田原城歴史見聞館、小田原城銅門、常盤木門、小田原市郷土文化館、小田原城ミューゼ、小田原城動物園、小田原城遊園地、めがね橋、学橋（まなび橋）、二の丸櫓、お堀端桜並木
咲く花	アジサイ、ガクアジサイ、ハナショウブ、シャガ、キンシバイ、野菊の花、ソメイヨシノ、ハスカンナ、ハススイレン、モモ、ウメ、アセビ、サルスベリ、ヤブツバキ、フジ、ツワブキ、モクセイ

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　小田原城へ入場するには、お堀端通りにかかる学橋（まなびばし）とめがね橋が便利です。小田原城二の丸に架かる学橋（まなびばし）は赤い橋です。どの季節も小田原城のお堀に映える学橋（まなびばし）は小田原市民に人気の橋です。桜（ソメイヨシノ）の咲く季節は学橋（まなびばし）は一層華やかになります。

　小田原城の天守は1960年に再建されたものです。小田原城天守（小田原城天守閣）は高い石垣の上に建っています。小田原城の石垣は再建前今の石垣より高かったそうです。この高く急斜面の石垣は、難攻不落といわれる小田原城の一端を示しています。

　小田原城跡公園は桜の花の名所として知られています。桜（ソメイヨシノ）の咲く頃は多くの花見客で賑わいます。小田原城跡公園は公園ですから常時入城が可能で、無料で入城できます。再建された小田原城天守閣は入場料（大人510円、小中生200円）が必要です。

　小田原城天守閣の内部は鉄筋コンクリート造りなので趣には欠けますが、内部は博物館になっており北条氏、大久保氏、稲葉氏縁の物品や資料が展示されています。小田原城天守閣から桜咲く小田原市内が一望できます。

　小田原城のお堀端通りからめがね橋を渡ると銅門（あかがねもん）が見えてきます。小田原城銅門は復元されたものですが、資料から忠実に復元されているので必見のものです。先ほどの学橋は後から作られたもので、この銅門と橋が江戸時代に二の丸への正式な登城ルートでした。銅門はとても、難攻であることが判りますね。銅門の壁には矢狭間（さま）や鉄砲狭間が設けられています。

小田原城銅門から続く天守への登城道写真（撮影4月上旬）

　かつて現役であった頃の小田原城の登城ルートを歩くとどのような意図で小田原城が建設されたかが少し判ります。銅門から天守に続く道は橋や急な階段があり、攻め難い構造になっていることが分かります。また各所に仕掛けも成されています。

　小田原城本丸の入り口にある常盤木門は堅牢な城門です。常盤木門は1971年に再建されたものですが、江戸時代の姿を忠実に残しています。

　難攻不落といわれた小田原城を江戸時代の登城ルートでいよいよ本丸まで登ってきました。常盤木門の横にアセビの花が咲いていました。常盤木門をくぐるといよいよ本丸、天守が見えます。

松ノ木と桜の木の間に見える小田原城天守写真（撮影4月上旬）

　常葉木門を抜け小田原城本丸跡に出ると松ノ木と桜（ソメイヨシノ）の木の間から小田原城天守が見えます。小田原城は再建された天守ですが、なかなか堂々とした姿です。小田原城本丸跡は動物園と遊園地になっています。

梅雨時に咲く小田原城内のガクアジサイの花写真（撮影6月中旬）

　小田原城は桜の季節と、梅雨時に最も賑わいます。梅雨時にはアジサイの花、ハナショウブの花、ガクアジサイの花の花が咲き誇り多くの観光客で賑わいます。

　小田原城のお堀端には、初夏から夏にかけてハススイレンの花が咲きます。お堀に咲くハスの花も見事です。夏の朝、少し早起きしてハスの花を見学するのも良いですね。小田原城のハスの花は7月が見頃です。

小田原駅から小田原城への交通アクセス地図は下です（地図は移動、拡大、縮小、情報表示等操作できます）

　小田原駅は神奈川県西部と伊豆箱根方面への交通の中心駅です。小田原駅にはJR東日本、JR東海東海道新幹線、小田急電鉄、伊豆箱根鉄道大雄山線、箱根登山鉄道など5社の鉄道が乗り入れています。小田原城へは各社の小田原駅から、徒歩約15分で行くことができます。上の交通アクセス地図の徒歩ルートは小田原駅から、小田原城への最短距離です。地図の栄町、お堀端どおりを経由して小田原城のお堀を見ながら、正面入り口から小田原城に入城するのもお勧めです（徒歩約20分）。

東京駅から小田原城へは東海道新幹線と徒歩で約48分です

東京駅から小田原城への交通アクセス地図は下です（地図は移動、拡大、縮小、情報表示等操作できます）

・東京駅から小田原駅までこだま号で34分、
小田原駅から徒歩約15分で小田原城に到着できます。

　小田原城花散歩楽しんでもらえたでしょうか？小田原城跡に咲く四季の花々を見ながらの小田原城探訪は楽しいものです。皆様もこのページの地図を片手に小田原城花散歩を楽しんでください。小田原城花散歩を楽しめば、体も心もリフレッシュできそうです。