ペリー記念館交通アクセス地図

久里浜にあるペリー記念館は日本開港の舞台・貴重な開港資料と久里浜港の眺めも素晴らしいです

　横須賀市久里浜にあるペリー記念館は、日本開港の舞台です。1853年7月（嘉永6年）に浦賀沖に黒船4隻で来航したペリー一行は、大統領親書を携え久里浜沖に停泊しました。ペリー記念館は、ペリーが日本に正式に初来航し、日米交渉が開始された地を記念して造られた記念館です。ペリー記念館を写真と地図、交通アクセス、ペリー記念館見学情報で案内します。

《ペリー記念館写真・ペリー記念館案内・ペリー記念館地図》

　横須賀久里浜にあるペリー公園は、久里浜港に隣接した眺めの良い場所にあります。ペリー公園にはペリー上陸記念碑の他、ペリー記念館などがあります。ペリー公園は日本の歴史公園100選ににも挙げられる、歴史公園です。

京急久里浜駅からペリー記念館への交通アクセス地図は下です（地図は移動、拡大、地図表示等操作できます）

　ペリー記念館の最寄り駅は、京急久里浜駅とJR久里浜駅です。京急久里浜駅からペリー記念館へは徒歩約18分、JR久里浜駅からペリー記念館へは徒歩約21分です。少し距離がありますのでバスの利用も便利です。

施設名	ペリー記念館　Yokosuka Kurihama Perry Memorial Hall
住所	〒239-0831 横須賀市久里浜7丁目14番　TEL　046-834-7531
時間	24時間常時開放（ペリー記念館は9：00～16：30）
休業日	公園は年中無休（ペリー記念館は月曜日＊休日の場合翌日、年末年始）
利用料	無料
見所	ペリー上陸記念碑、ペリー記念館、開港資料、ペリー肖像画、開港当時の絵巻、他
最寄駅	・京急久里浜から徒歩約18分・JR久里浜から徒歩約21分・JR久里浜駅からバスと徒歩で約7分・京急久里浜駅からバスと徒歩で約12分
交通アクセス	・くりはま花の国から徒歩で約9分・久里浜港から徒歩で約8分・横須賀中央駅から電車バス徒歩で約26分・横浜駅から電車バス徒歩で約53分
花植物	ブルーサルビア、マリーゴールド、ヤシの木、ペチュニア、他
周辺見所	久里浜花の国、観音崎、走水、ヴェルニー公園、うみかぜ公園、横須賀タウン、他

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《ペリー記念館写真・ペリー記念館案内・ペリー記念館地図》

ペリー公園に咲くブルーサルビアの花写真（撮影5月下旬）

　横須賀久里浜にあるペリー公園は、1853年7月（嘉永6年）にアメリカ大統領の親書を携え浦賀沖に黒船4隻で来訪したマシュー・ペリーが久里浜に上陸し、正式に日米交渉を開始した地として知られています。初夏にペリー公園を花散歩していると、ペリー上陸記念碑前のブルーサルビアの花が咲いていました（撮影5月下旬）。

　ペリー公園の目の前には、久里浜港と久里浜海岸が見えます。ペリー公園前の海は波が穏やかな天然の良港で、ペリー一行が投錨した理由がわかります。初夏にペリー公園前の海岸を花散歩していると、カナリーヤシの木が久里浜海岸を飾っていました。

　ペリー公園内には、ペリー記念館（見学無料）があります。ペリー記念館は2階建てで、1階にはペリー一行が来訪した当時の再現ジオラマや資料、土産物などが展示されています。またペリー記念館の2階にはペリー来訪当時の貴重な資料や文書などが展示されています。

　1階にはペリー一行が来訪した当時の再現ジオラマなどが展示されています。長期の鎖国政策によって海運力の低下に慣れた江戸の人々にとって、ペリー一行の黒船は巨大に見えたようです。当時の川柳に「泰平の眠りを覚ます上喜撰、たつた四杯で夜も眠れず」とありますが、当時の江戸の人々も幕府の無策を嘆いたようです。

ペリー記念館写真・ペリー記念館案内・ペリー記念館地図》

　1853年7月8日（嘉永6年6月3日）にアメリカ大統領の親書を携え浦賀沖に黒船4隻で来訪したマシュー・ペリーは、7月14日に上陸許可が出て久里浜に上陸しました。ペリー記念館の2階にはペリー一行を出迎える浦賀奉行一行の絵図などの貴重な資料が展示されています。

　アメリカのペリー一行が久里浜に来航したのは1853年ですが、それ以前にもたびたび西洋の外国船は来航していました。古くは1600年に豊後に漂着したイギリスのウイリアム・アダムス（三浦按針）を徳川家康は引き取り、旗本として久里浜に近い三浦半島に領地を与えています。その後鎖国政策がとられたのちも、西洋の外国船はたびたび来航していました。ペリー記念館の2階には、1818年当時のイギリス船図なども展示されています。

　アメリカ大統領の親書を携え浦賀沖に黒船4隻で来訪したマシュー・ペリー一行は総勢1000名余りですが、1853年7月14日に500名余りが久里浜に上陸したと記録されています。ペリー記念館の2階には「アメリカ人久里浜上陸」の図などもあり、当時のアメリカ兵の様子などもわかります。

　1853年7月14日に500名余りのペリー一行が久里浜に上陸しましたが、上陸に際し幕府軍は久里浜周辺に兵力を配備していました。久里浜でペリー一行を待ち受ける幕府軍図も、ペリー記念館の2階で見ることができます。

《ペリー記念館写真・ペリー記念館案内・ペリー記念館地図》

　ペリー記念館の2階の展示室には、ペリー来航と久里浜上陸当時の貴重な絵図が展示されています。絵巻に残されたペリーと書記官図は、浮世絵のタッチにも似た面白いものです。当時の江戸の絵師のリアリティーと、ドラマチックを兼ね備えた技法に驚きます。

1854年ペリー一行再来時の艦船と幕府側の警備体制図写真

　1853年7月14日に久里浜に上陸しアメリカ大統領親書を浦賀奉行に手渡したペリー一行は、翌年1854年に再び9隻の艦船で浦賀沖に現れました。ペリー一行は1854年3月31日に横浜開港広場付近に再上陸し、日米和親条約が締結されました（参照ペリー提督横浜上陸の図）。ペリー記念館の2階の展示室には、1854年ペリー一行再来時のアメリカ艦船と幕府側の警備体制図が展示されています。

　アメリカの東インド艦隊司令長官のマシュー・ペリーは1853年7月14日に久里浜に上陸しアメリカ大統領親書を浦賀奉行に手渡し、翌1854年3月31日に日米和親条約を締結しました。またその後1854年7月11日には琉球王国と、琉米修好条約を締結しています。ペリー記念館には、ペリー総督図が飾られています。

《ペリー記念館写真・ペリー記念館案内・ペリー記念館地図》

　ペリー記念館の1階には、ペリー記念館のパンフレットやペリーサイダー、ペリーカレーなどが置かれています。お土産に買って帰るのも良いですね。。

　ペリー公園には四季の花が咲いています。秋に咲くマリーゴールドの花も綺麗です（撮影9月下旬）

　ペリー公園に咲くペチュニアの花もきれいです（撮影9月下旬）

　ペリー記念館交通アクセス地図は役に立ったでしょうか。久里浜にあるペリー記念館は日本開港の舞台で、ここから日本近代化が始まったと言える場所です。また日本が鎖国する以前の1600年初頭には、久里浜から浦賀付近は国際港湾都市でした。ペリー記念館で日本の歴史を、振り返ってみるのも良いですね。またペリー記念館付近は鎌倉や横浜、都心からもすぐの風光明媚な場所です。よろしかったら三浦半島春花散歩も眺めていってください。