天津解放北路花散歩

天津解放北路のフランス、英国風の街並みの花散歩は最高・天津でおしゃれな街散歩

　天津市は上海、北京に次ぐ経済都市です。渤海湾や大運河に面する天津市は、水上交通の要として発展してきました。天津市には租界時代の西洋式の街並みが残り、天津市の花散歩はおしゃれな街歩きとして人気です。今日は天津市にある解放北路を、紹介しましょう。天津市にある解放北路はフランス、英国の租界（天津フランス租界、天津英租界）でした。解放北路付近には現在でも西洋式の重厚なフランス式、英国式の建築物が並んでいます。天津解放北路花散歩を写真、地図、交通アクセス、天津解放北路散策情報で案内いたします。

　天津市にある解放北路はフランス、英国の租界（天津フランス租界、天津英租界）でした。解放北路付近には現在でも、西洋式の重厚なフランス式、英国式の建築物が並んでいます。天津駅前広場からは、天津海河の先に解放北路街並みが見えます。

解放北路にある天津英租界利順徳大飯店とペチュニアの花写真（撮影4月下旬）

　天津解放北路にある天津英租界の中心部にある利順徳大飯店は、1863年に建築が始められた歴史的なホテルです。利順徳大飯店には英国王エドワード8世や周恩来、溥儀など歴史的な著名人が滞在しています。利順徳大飯店には、利順徳博物館も併設されています。春に解放北路にある天津英租界利順徳大飯店を訪問すると、ペチュニアの花がきれいでした。

施設名	天津市解放北路 Jiefang North Road Tianjin City China
住所	中華人民共和国天津市和平区解放北路
最寄駅	・津港広場駅から徒歩約1分・天津駅から解放北路へ徒歩約10分・小白楼駅から解放北路へ徒歩約7分
情報	天津市解放北路全長2300ｍ、天津駅前解放橋から曲阜道まで約2300ｍのレトロな街並みが残っています。旧英国租界地の重厚な石造りの建築物が残る古い街並み、現在は天津市の金融街として銀行、証券会社などが建ち並んでいます。
通行時間	天津市解放北路公道として常時通行可能
花植物	ライラック花、ハナカイドウ花、フジ花、ハススイレン花、ボタン花、ヤマブキ花、バラシモクレン花、レンギョウ花、モモ花、ヒメリンゴ花、モッコウバラ花、ペチュニア、四季の花
見所	天津駅前運河、解放橋、解放北路、天津租界天津英租界、天津郵政博物館、天津夜景、天津銀行街、天津中心文化広場、中国金融博物館、天津横浜正金銀行大楼、天津英国倶楽部、天津中法工商銀行大楼、小白楼、開封道
交通アクセス	・天津駅から解放北路へ徒歩約10分・小白楼駅から解放北路へ徒歩約7分・北京南駅から天津駅へ約30分・北京国際空港から天津市へ約3時間・名古屋中部国際空港から天津空港約3時間10分・神戸港から天津港へ約3日（天津フェリー）

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　天津市解放北路は金融街として発展した街です。天津市解放北路を散策すると1800年代後半から1900年代の西洋式石造建築物を楽しむことができます。上の写真は天津市解放北路天津中法工商銀行大楼です。天津中法工商銀行大楼は現在も現役の中法工商銀行として、活躍している建築物です。天津中法工商銀行大楼の建設は1933年です。天津中法工商銀行大楼の設計はフランス人のMaliquetです。天津中法工商銀行大楼は天津英国租界と天津フランス租界の境界に立っている建物です。天津市解放北路を散策すると近代英国建築と近代フランス建築様式の比較もできます。

　天津市へは北京市北京南駅から北京－天津京津城際線高速列車が便利です。京津城際線高速列車は北京－天津間約120kmを、約30分で結んでいます。京津城際線高速列車の最高速度は330kmで、快適な乗り心地です。

天津駅前海河沿いの散歩道と花壇に咲くバラ、マリーゴールド、ベコニアの花写真

　北京－天津京津城際線高速列車でわずか30分で天津駅に着き、天津駅前に出ると天津駅前には海河運河が見えます。海河運河沿いにはバラの花やマリーゴールド、ベコニアの花の花壇が並びます。中国天津市の方も花を大切にしているようですね。天津海河の向こう岸が、解放北路のある旧英国租界地区と旧フランス租界地区です。

　天津駅前から解放北路への基点解放橋へは、徒歩約10分です。中国の駅は広いですから、天津駅構内から駅前広場を抜けるのに10分はかかります。解放橋から、天津市解放北路は始まります。1926年にフランス商工局が建築した、解放橋は鉄製の跳開橋です。大型船が海河運河を運行する時には、この解放橋の中央部は跳開します。天津解放北路花散歩は、近現代重要史跡及代表性建築物に指定された解放橋から始まります。

　解放北路への基点解放橋から解放北路を見ると、天津海河運河沿いに旧フランス租界の建築物が見えます。どの建築物も、丁寧に修復していて保存状態がよいです。

　解放橋から解放北路に入ると、旧フランス租界時代の建築物が解放北路沿いに並びます。これらの旧天津フランス租界時代の建築物は、現在も会社や住居として使われています。

解放北路の街並みの間から見える50階建ての現代建築物写真

　解放北路を散策していると租界時代の古い建築物の間から、50階建ての現代建築物が見えます。天津市中心部には、30階建て以上の高層建築が林立します。そんな大都会天津市で租界時代の古い建築物は、落ち着いた街並みを演出しています。

　天津市解放北路を花散歩していると、天津郵政博物館がありました。天津郵政博物館は旧大清郵政津局です。旧大清郵政津局の建設は、1878年です。旧大清郵政津局の建物は、建築後130年余り経っていますが、保存状態が良く現役の博物館として使われています。

　旧大清郵政津局は清朝時代に造られた貴重な建築物です。旧大清郵政津局の建物には細部まで彫刻が施されています。これらの建築物は眺めているだけでも楽しいです。ちなみに解放北路にある信号機が写真中央左に写っていますが、この信号機は街の景観の中で、機能的でおしゃれなものでした。

　天津市の解放北路は、落ち着いた街並みです。解放北路街角の街路樹や、花壇もきれいです。解放北路の街角に、バラの花が咲いていました。天津市内では、バラの花をよく見かけます。

解放北路英国租界工部局大楼（戈登堂）は1890年の英国風の建築物です

天津市解放北路の公園に咲くヒメリンゴの花写真（撮影4月下旬）

天津市解放北路英国租界地区の公園に咲くヒメリンゴの花は美しいです

　天津市解放北路周辺にはたくさんの銀行が立ち並んでいます。天津市解放北路周辺を散策すると天津市が金融経済の中心地であることを実感します。天津市は古い街並みを残しながら、街つくりをしているようですね。

天津站（駅）から解放北路の散策地図は下です（地図は移動、拡大、縮小、航空写真表示等操作できます）

　北京－天津京津城際線高速列車で北京市北京南駅から約30分で天津駅前に到着できます。天津駅前に海河と呼ばれる広い運河が見えます。この海河に架かる橋が解放橋です。天津市解放北路は解放橋から解放北路天津英国倶楽部付近までの約2300ｍの区間です。

天津市地下鉄1号線小白楼駅から解放北路へは徒歩約7分です

天津市地下鉄1号線小白楼駅から解放北路への交通アクセス地図は下です（地図は移動、拡大、縮小、航空写真表示等操作できます）

　天津市地下鉄1号線小白楼駅から、解放北路へは徒歩約7分です。小白楼駅近くにある、小白楼、開封道は天津市を代表する商業地区です。ここで買い物や食事、喫茶などを楽しむのも良いですね。また天津市地下鉄1号線は天津の古街、天津古楼や天津老城に行くのに便利な路線です。解放北路花散歩の後に、天津市地下鉄1号線でに古楼や天津老城に足を延ばすのもお勧めです。

　天津解放北路花散歩を、楽しんでいただけたでしょうか？天津市解放北路は北京市から北京－天津京津城際線高速列車30分で行くことができる、運河や花が美しい街です。北京花旅で北京に訪問した折に気軽に天津解放北路に寄ってみるのも良いですね。天津解放北路の美しい街並みと文化にきっと満足できることでしょう。よろしかったら紫禁城故宮博物院花散歩も眺めていってください。