横浜鎌倉の四季横浜鎌倉気象防災放射性物質緊急声明

NHK解説放射線基準を超えた食品を1年間食べ続けても大丈夫に対する緊急声明

横浜鎌倉の四季

2011.3.22

 3月22日福島原子力発電所より放出された放射性物質が福島県近県の農産物や原乳から検出されたと報道をされました。報道によると食品からの放射線量は国の安全基準値を上回る放射線量のものもあるとのことです。この報道に対し、これらの食品を1年間食べ続けても問題ないとNHKの解説で繰り返し述べられています。国の安全基準は科学的データによって作られたものです。「1年食べ続けても大丈夫」といった根拠のない報道や解説が行われないように要望し、緊急声明いたします。

 NHKの報道や解説では「放射線量」と「放射性物質の摂取」を混同して述べているように思われます。放射線を浴びることと、放射性物質を摂取することは根本的に異なります。放射性物質を摂取した場合、放射性物質は体内に蓄積されることがあります。放射性物質を継続して摂取した場合、事態は深刻です。またチェルノブイリ原発事故の経験から、低濃度の放射性物質であっても生物体内での濃縮や食物連鎖で環境中の放射性物質の数千倍もの濃度に濃縮されることも知られています。

 また解説では放射性物質の中で半減期の短い物質だけを取り上げ、「8日で半減します」などと述べています。原発事故で優勢なセシウムCs137は半減期が約30年です。半減期の長いものでは数百万年にも及びます。無責任な解説は国民に不幸をもたらせます。国民に対し真面目な解説を要望いたします。

 福島原発事故の発生以来、表面をとり造った報道や解説で事態を深刻化させているように感じます。地震の被災の初期に楽観的報道でなく、冷静に対処していればこのような事態は起こらなかったかもしれません。報道や解説が国の一時的な面子の維持でなく、国民の安全を考えたものであることを切に望みます。

 報道機関は国の安全基準に従い、「安全基準値を越えた食品を食べない」ように報道する事を要望いたします。また解説でも国民に注意を喚起するように望みます。

 NHKの報道や解説で、科学的根拠のない「安全基準を上回る放射性物質を含む食品の1年間連続摂取は全く安全」といった情報の垂れ流しのないよう切に要望いたします。

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