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小樽手宮線散歩

Walking in Hokkaido Otaru Temiya Line with flowers

旧国鉄小樽手宮線は北海道開拓史のモニュメント・小樽運河に近い手宮線は四季の花散歩に最適

 北海道小樽市にある旧国鉄小樽手宮線跡地は、小樽運河に近い散歩道です。旧国鉄小樽手宮線は北海道最初の鉄道(官営幌内鉄道)として、1880年に開通しました。旧国鉄手宮線は、北海道開拓と石炭輸送の担い手として活躍してきました。小樽手宮線は1985年にその任務を終えましたが、現在鉄道跡地はお洒落な遊歩道やオープンスペースとして活躍しています。小樽手宮線を花散歩すると北海道の海浜植物なども散見でき、花散歩にも最適です。小樽手宮線花散歩を、写真と交通アクセス地図、小樽手宮線花情報で案内いたします。

《小樽手宮線写真・小樽手宮線交通アクセス地図》

小樽手宮線写真

小樽市美術館前の小樽手宮線写真

地図旧国鉄手宮線グーグル地図Hokkaido Otaru Old Temiya Line Google Map

 旧国鉄小樽手宮線は、南小樽駅から手宮駅までの2.8qを結ぶ路線でした。小樽手宮線は1880年から1985年の約105年の間、小樽港と石炭鉱山を結ぶ重要な路線として活躍しました。国の政策で国内石炭をほとんど利用しなくなった現在(現在石炭は発電用燃料として海外から大量に輸入されています。2013年度輸入量約1億9154万トン:世界の石炭生産量の約14%を輸入)小樽手宮線は使命を終え、遊歩道とオープンスペースとなっています。小樽市美術館前から小樽手宮線跡地に出ると、「手宮線跡地」近代化産業遺産の標識がありました。

手宮線に咲くマリーゴールド花写真

小樽手宮線沿線の花壇に咲くマリーゴールド花写真

 小樽手宮線の沿線を花散歩していると、線路と枕木を土留めにした花壇がありました。この小樽手宮線沿線の花壇には、オレンジ色のマリーゴールドの花が咲いていました。小樽手宮線沿線の花壇に咲くマリーゴールドの花は、廃線を明るく飾っていました。

《小樽手宮線花散歩情報・小樽手宮線花散歩交通アクセス》 

施設名 小樽手宮線(おたる てみやせん) Hokkaido Otaru Temiya Line
住所 〒047-0031 北海道小樽市色内 他  
通行時間 常時通行可(民家に近いので静かに散策したいです)
通行料 無料
最寄駅 ・小樽駅から小樽手宮線まで徒歩約8分
交通
アクセス
・小樽運河から小樽手宮線まで徒歩約6分
・余市駅から小樽手宮線まで徒歩約34分
・札幌駅から小樽手宮線まで約40分
・新千歳空港駅から小樽手宮線まで約90分
見所 鉄道廃線、遊歩道、踏切、日本銀行、小樽市総合博物館、小樽運河、沿線に咲く花、
周辺花 ハマナス、スズラン、ライラック、ナナカマド、バラ、ラベンダー、パンジー、ヒナギク、ヒマワリ
ペチュニア、シュウメイギク、野菊、コスモス、アジサイ、マリーゴールド、ヤブラン、ホトトギス
周辺見所 小樽運河、小樽水族館、積丹半島、札幌市時計台、札幌大通り公園、北海道庁旧庁舎

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《小樽手宮線写真・小樽手宮線交通アクセス地図》

小樽手宮線写真

シラカンバの木と小樽手宮線写真

地図小樽駅-小樽手宮線交通アクセス地図Map and Access from Otaru Station

 小樽市の「手宮線跡地」は通商産業省から、近代化産業遺産の指定を受けています。「手宮線跡地」は「我が国の近代化を支えた北海道産炭地域の歩みを物語る近代化産業遺産群」の一つとして、取り上げられています。小樽市の「手宮線跡地」は、アメリカ式鉄道関連遺産にリストアップされています。「手宮線跡地」はJR北海道から小樽市が買受け、素敵な遊歩道やオープンスペースとして利用されています。手宮線跡地を花散歩していると、シラカンバの木の幹が白く美しく輝いて見えました。

旧安田銀行小樽支店写真

旧安田銀行小樽支店写真

地図旧安田銀行小樽支店地図Former Otaru Yasuda Bank Map

 小樽市の「手宮線跡地」を花散歩していると、古い重厚な建築物に出逢います。小樽市はかつて日本海交易の盛んな頃、金融の中心地として繁栄しました。小樽手宮線から少し小樽運河側に下ったところに、旧安田銀行小樽支店の建築物が見えます。旧安田銀行小樽支店の建築物はギリシャ建築風で、1930年に建築されたものです。小樽手宮線花散歩の途中で、小樽市にある歴史的建造物を探訪してみるのもお勧めです。

《小樽手宮線写真・小樽手宮線交通アクセス地図》

手宮線に咲くシュウメイギク花写真

小樽手宮線脇に咲く白色のシュウメイギク花写真

 小樽手宮線は1880年に開通しましたが、明治37年(西暦1904年)に発行された古地図(参照明治37年小樽市古地図)にも手宮線が描かれています。古地図などを見ながら、小樽手宮線花散歩をしてみるのも面白いです。秋に小樽手宮線を花散歩していると、白色のシュウメイギクの花が線路脇に咲いていました。小樽手宮線脇に咲く白色のシュウメイギクの花は、古い鉄路を清々しく飾ります。

手宮線に咲くキヌガサギク花写真

小樽手宮線遊歩道脇に咲くキヌガサギク花写真

地図小樽運河-小樽手宮線交通アクセス地図Map and Access from Otal Canal

 小樽手宮線の線路脇は、遊歩道として整備されています。小樽手宮線の線路脇を花散歩していると、黄色いキヌガサギクRudbeckia hirtaの花が咲いていました。本来キヌガサギクの中心部(管状花)は黒色(called black-eyed-susan)ですが、小樽手宮線遊歩道脇に咲くキヌガサギクの花は中心部が黄色でした。

旧日銀小樽支店写真

日銀旧小樽支店金融資料館写真

地図日銀旧小樽支店金融資料館Former National Bank Otaru Branch Map

 小樽手宮線の線路脇に、日銀旧小樽支店金融資料館があります。かつて小樽は北のウオール街と呼ばれ、経済的繁栄を誇りました。日銀旧小樽支店は辰野金吾設計の建築物で、1912年(明治45年)に完成しました。日銀旧小樽支店金融資料館のルネッサンス様式の建築物は、見ごたえがあります。

手宮線踏切標識写真

小樽手宮線踏切標識写真

地図余市駅-小樽手宮線交通アクセス地図Map and Access from Yoichi Station

 小樽手宮線の線路脇を歩いていると、お洒落な踏切標識がありました。踏切標識には「小樽サンモール一番街へ100m」の表示がありました。小樽サンモール一番街付近は、大正時代頃から開けたショッピング街です。小樽手宮線の沿線を歩きながら、小樽の街を探訪してみるのも良いですね。

手宮線に咲くヤブラン花写真

小樽手宮線沿線に咲くヤブラン花写真

地図札幌駅-小樽手宮線交通アクセス地図Map and Access from Sapporo station

 小樽手宮線の線路脇には、遊歩道や花壇があります。小樽手宮線の線路脇の花壇には、ヤブランの薄紫色の花が咲いていました。小樽手宮線の線路脇の花壇は、縁石代わりに線路の枕木が使われていました。小樽手宮線花散歩で、四季の花を楽しむのも良いですね。

《小樽手宮線写真・小樽手宮線交通アクセス地図》

手宮線美術作品写真

小樽手宮線沿線小樽市美術館美術品写真

地図小樽市小樽美術館地図Hokkaido Otaru Art Museum Map

 小樽手宮線の線路脇を歩いていると、美術品やベンチが置かれている一角がありました。小樽市立小樽美術館の目の前を、小樽手宮線が横切っています。小樽手宮線花散歩で疲れたら、小樽市立小樽美術館の庭先のベンチで休んで行くのも良いですね。

手宮線に稔る赤い実写真

小樽手宮線沿線に稔る赤い実写真

地図新千歳空港駅-小樽手宮線交通アクセス地図Map and Access from Shinchitose Airport

 小樽手宮線の線路脇にある小樽市立小樽美術館の庭先のベンチで休んでいると、目の前に赤色の美しい実が稔っていました。この赤色の実は、ハナカイドウの実の様です。小樽手宮線沿線に稔る赤い実は、リンゴ属(Malus)らしく小さいですがリンゴの形をしていました。

手宮線旧色内駅写真

小樽手宮線旧色内駅写真

地図小樽市色内駅地図Old Otaru Ironai Station Map

 小樽手宮線の沿線を花散歩していると、色内駅の仮乗降場跡がありました。色内駅は小樽市中心部の駅(旅客駅)として利用されてきました。小樽縁の文学作家小林多喜二も、手宮線の色内駅から北海道拓殖銀行小樽支店に通勤していたそうです。小樽手宮線旧色内駅は手宮線が廃線した後も、小樽市民のモニュメントとして生き続けているようです。

小樽中央市場写真

小樽手宮線近くの小樽中央市場写真

地図小樽中央市場地図Otaru City Center Market

 小樽手宮線近くを花散歩していると、小樽中央市場がありました。小樽手宮線近くの小樽中央市場は、気取りのない街の市場です。小樽中央市場の鮮魚店には近隣で採れた新鮮な魚などが置かれていました。小樽中央市場のオープンスペースには、昭和年代の部屋の展示や行商の様子などの写真展などもありました。

小樽駅前に稔るハマナスの実写真

小樽駅前に稔るハマナスの赤色の実写真

地図小樽駅地図Otaru Station Map

 小樽手宮線は、小樽駅、と南小樽駅が最寄り駅です。小樽手宮線で遊歩道として整備されている部分は、小樽駅からが便利です。小樽駅から手宮線散策のスタート地点として便利な、小樽市立小樽美術館へは徒歩約8分程です。小樽駅前を探訪していると、ハマナスの赤色の実が小樽駅の駅舎を背景に稔っていました。ハマナスは北海道の沿岸部でよく観察されるバラ科の植物です。ハマナスはバラに似た香りの良い花も美しいですが、夏の終わりから秋に稔る赤色の実も美しいです。

《小樽手宮線写真・小樽手宮線交通アクセス地図》

手宮線に咲くオステオスペルマム花写真

小樽手宮線に咲くオステオスぺルマム花写真

地図小樽市美術館-小樽市博物館交通アクセス地図Map and Access from Otaru Museum

 小樽手宮線は以前北のウオール街と言われ経済的繁栄を誇った小樽市の中心部を走っていた路線なので、沿線で歴史的建造物などを多く見かけることができます。小樽手宮線を花散歩していると、紫色オステオスぺルマムOsteosperumum)の花が咲いていました。小樽手宮線に咲くオステオスぺルマムの花は、小樽手宮線沿線を豪華に飾ります。

手宮線に稔るナナカマドの赤い実写真

小樽手宮線線路際に稔るナナカマドの実写真

地図旧国鉄手宮線地図Former Tamiya Line Map

 北海道小樽市は冬の積雪も多く、比較的寒冷地にあります。小樽手宮線線路際を花散歩していると、ナナカマドの赤色の実が稔っていました。ナナカマドは本州では高山で観察される樹木ですが、寒冷な小樽市では街路樹としても利用されています。小樽手宮線線路際に稔るナナカマドの赤色の実は、サンゴ玉のように赤く輝いて見えました。

小樽運河写真

小樽手宮線に近い小樽運河写真

地図小樽運河地図Hokkaido Otaru Canal Map

 小樽手宮線に近い小樽運河と小樽港付近は、観光客から人気のスポットです。小樽手宮線から小樽運河へは、徒歩5分程です。小樽手宮線は北海道で産出された黒いダイヤとも言われた石炭を、小樽港から各地に運ぶ役割をしてきました。小樽運河や小樽港付近でも小樽手宮線から分岐した貨物用支線跡を見ることができます。小樽手宮線に近い小樽運河には、世界中からの観光客がやってきます。

手宮線に咲く赤色のシュウメイギク花写真

小樽手宮線脇に咲く赤色のシュウメイギク花写真

 小樽手宮線沿線では、四季の花を楽しむことができます。小樽手宮線沿線を歩いていると、紅色のシュウメイギクの花が廃線を飾っていました。小樽手宮線脇に咲く赤色のシュウメイギクの花は、深け行く秋の小樽の街を美しく飾ります。

手宮線遊歩道写真

小樽手宮線遊歩道写真

 小樽手宮線は1880年から1985年の約105年の間、小樽港と石炭鉱山を結ぶ重要な路線として活躍しました。現在は輸送路としての小樽手宮線の役割を終えたように思えますが、世界中からの観光客が廃線跡を歩いています。私の住む横浜にも横浜汽車道と言う廃線を遊歩道とした道がありますが、とても人気のある道です。皆様も小樽の歴史を振り返りながら手宮線花散歩をお楽しみください。

《小樽手宮線地図》

地図旧国鉄手宮線グーグル地図Hokkaido Otaru Old Temiya Line Google Map

地図明治37年小樽市古地図Old Otaru City Map

《小樽手宮線交通アクセス地図》

★旧国鉄小樽手宮線跡地散策は約30分です★
(地図は移動拡大縮小等操作できます)

地図小樽市美術館-小樽市博物館交通アクセス地図Otaru Temiya Line Map

★小樽駅から小樽手宮線へは、徒歩約16分です★

地図小樽駅-小樽手宮線交通アクセス地図Map and Access from Otaru Station

 小樽手宮線の最寄駅は、小樽駅(徒歩約16分)です。小樽手宮線へは、小樽駅から日本銀行小樽支店か小樽市美術館を目指すと分かりやすいです。日本銀行小樽支店、小樽市美術館のすぐ脇を、小樽手宮線の廃線が走っています。小樽手宮線の廃線は、気持ちの良い遊歩道やオープンスペースになっています。小樽手宮線のところどころにベンチも設置してあるので、休息しながら小樽散歩ができます。

 小樽手宮線花散歩を、楽しんでいただけたでしょうか?小樽運河や小樽港に近い旧国鉄小樽手宮線はお洒落な遊歩道です。皆様もこのページの地図を参考に、小樽手宮線花散歩を楽しんでみてください。よろしかったら小樽手宮線に近い小樽中央市場を眺めてみてください。

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