富岡八幡宮交通アクセス地図

横浜富岡八幡は鎌倉時代源頼朝創建の八幡宮・横浜富岡八幡宮周辺の四季の花も綺麗です

　横浜市金沢区にある富岡八幡宮の創建は古く源頼朝が摂津国難波の蛭子神（恵比寿神：西宮神社の末社のものと言われる）を勧請して創建、安貞年間（1227年～1229年）に八幡大神が合祀され八幡宮となりました。富岡八幡宮の祭礼は、7月（旧暦6月15日）と9月(旧暦8月25日)のニ季があり、いずれも「祇園舟」「湯立神楽」など鎌倉時代より八百年以上も継承されている特殊神事があります。富岡八幡宮は富岡八幡宮公園内にあり、富岡八幡宮近くには埋め立て前は海であった「船溜まり公園」があり、ここで「祇園船」などの神事が行われます。富岡八幡宮の花散歩を、地図と交通アクセス、富岡八幡宮周辺情報で案内いたします。

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　横浜富岡八幡は鎌倉時代源頼朝創建の八幡宮です。横浜市金沢区にある富岡八幡宮の創建は古く源頼朝が摂津国難波の蛭子神（恵比寿神：西宮神社の末社のものと言われる）を勧請して創建、安貞年間（1227年～1229年）に八幡大神が合祀され八幡宮となりました。秋に富岡八幡宮を訪問すると、ちょうど七五三詣りの時期でした。

富岡駅から富岡八幡宮へ徒歩11分です（地図は移動拡大縮小等操作できます）

　富岡八幡宮の最寄駅は、富岡駅です。富岡駅から富岡八幡宮へは、徒歩約11分です。富岡八幡宮周辺には横浜ベイサイドマリーナや南部市場、八景島などがあるので寄ってみるのも良いですね。

《富岡八幡宮情報・富岡八幡宮交通アクセス・富岡八幡宮花植物》　

施設名	富岡八幡宮（とみおか　はちまんぐう）　Yokohama Tomioka-hachiman Shrine
住所	〒236-0051 神奈川県横浜市金沢区富岡東4丁目5−41
開門時間	常時開門
拝観料	無料
最寄バス駅	・宮の前バス停より徒歩約5分・八幡公園前バス停より徒歩約6分・京急富岡駅より徒歩約11分・並木北駅より徒歩約10分
交通アクセス	・横浜ベイサイドマリーナから徒歩約22分・南部市場から徒歩約21分・新杉田駅から約18分・八景島駅から約25分・金沢八景駅から約25分・横浜駅から電車徒歩約38分・品川駅から電車徒歩約49分
見所	本殿、八幡大神、蛭子尊、船溜まり公園、祇園船、八幡神像、梵鐘、他
周辺花	社叢林、スダジイ、クロマツ、タブノキ、マサキ、ホトトギス、シュロ、野菊ナンキンハゼ、バラ、アジサイ、シロタエギク、サルスベリ、ハマユウ、他
周辺見所	海の公園、称名寺、八景島、鎌倉、鶴岡八幡宮、横浜、三浦、三渓園、平潟湾

《富岡八幡宮最寄駅最寄バス停からの交通アクセス地図》

　富岡八幡宮の祭神の八幡大神は勝運の守神、産業振興の守神として名高い神様です。また富岡八幡宮は鎌倉幕府からは鬼門の方角に当り、富岡八幡宮社殿も鬼門を向いて祭られており、厄災防除の神社でもあります。富岡八幡宮の社殿は小高い丘の上にあり、参道の階段を登って行きます。

　富岡八幡宮の社殿の造営は、天正・慶長・寛永などの棟札に、鶴岡八幡宮造営に併せ、また破損の度に時の地頭が行った事が記されています。寛永1年～寛永3年の鶴岡八幡宮の造営に際し、漆塗りの本殿の扉を拝戴し、富岡八幡宮の本殿内陣の扉として移設されています。現在の富岡八幡宮の本殿は天正１４年（桃山時代）の建築で、平成１４年の造営により覆殿（おおいでん）を復興し、柿葺（こけらぶき）の屋根・丹塗（にぬり）の社殿など、桃山時代の姿に蘇りました。

　また富岡八幡宮の山が応長（1311）の大津波から部落を守った事から「波除八幡(なみよけはちまん）」とも称ばれ、広く江戸方面からも信仰を集め、深川・富岡八幡宮へ御分霊された事は有名です。なお津波は地震津波の他、火山、地滑り、台風、隕石などによっても起きます。富岡八幡宮の近辺で定期的に地震による大津波の被害のある鎌倉などで当時他に地震津波の記録はないので、2019年に金沢区並木、福浦（富岡八幡宮に隣接地）付近で台風15号の高潮により大規模な浸水と工業団地の備品が流されるなど被害があった例なども検討する必要があるかもしれません。「波除八幡(なみよけはちまん）」と呼ばれた言い伝えを、素直に受け取った方が良いでしょう。

　富岡八幡宮は埋め立て前は境内の下は海岸でした。富岡八幡宮のある海は1971年頃から埋め立てが始まり、埋め立て地は工業団地や住宅地になりました。富岡八幡宮に隣接する富岡八幡公園付近は海岸で、富岡八幡公園に「海水浴発祥宮の前海岸蹟」の表示があります。明治時代には、ここが日本でも最も古い海水浴場の一つだったのですね。

　富岡八幡宮に隣接する富岡八幡公園は木立に囲まれた公園で、クスノキやクロマツ、タブなどの木が茂っています。かつてはここが白砂清松の海岸であったとは思われないですが、時代とともに変化するのですね。

　富岡八幡宮は小高い丘で社叢林になっています。富岡八幡宮の社叢林にはスダジイ、クロマツ、タブノキ、マサキ、シュロなどが茂っています。富岡八幡宮の社叢林は「波除八幡(なみよけはちまん）」の大事な守り神かもしれません。秋の富岡八幡宮参道に咲く紫色のホトトギスの花も美しいです。

　富岡八幡宮は小高い丘の上にありそれほど広い境内ではありませんが、清々しい雰囲気が漂う場所です。富岡八幡宮は鎌倉時代から続く八幡宮で、東京深川の富岡八幡宮の元となった八幡宮です。「祇園舟」「湯立神楽」など鎌倉時代より八百年以上も継承されている特殊神事もあるので、富岡八幡宮の境内と神事は後世に伝えたいですね。

富岡八幡宮近くのクロマツ林は白砂清松の海水浴場の名残でしょうか？

富岡八幡宮前の船溜まり公園で「祇園舟」など鎌倉時代より八百年以上も継承されている特殊神事が行われます

　横浜富岡八幡は鎌倉時代源頼朝創建の八幡宮です。富岡八幡宮は鎌倉幕府の鬼門の方向にあたり、鎌倉幕府の大切な守り、をしていたようです。富岡八幡宮のある金沢八景周辺は鎌倉幕府の貿易港でもあり、金沢文庫などの書籍、文化保存など重要な役割も果たしていました。富岡八幡宮周辺で鎌倉文化を探ると、面白いかもしれません。

　富岡八幡宮交通アクセス地図は役に立ったでしょうか？皆様もこのページの地図を参考に、富岡八幡宮花散歩を楽しんでみてください。よろしかったら富岡八幡宮に近い横浜ベイサイド花散歩を眺めてみてください。