新宿御苑花散歩

新宿御苑は江戸時代から続く東京を代表する庭園・新宿御苑に咲く四季の花や自然は見事

　東京都新宿区と渋谷区に跨る新宿御苑は江戸時代に高遠藩の屋敷があった場所で、1906年に西洋式庭園として新宿御苑が開園しました。新宿御苑は広さ58.3ha、周囲3.5㎞もある広大な庭園で、新宿門、大木戸門、千駄ヶ谷門の3か所の門から入場することができます。天皇家の御苑として使われた新宿御苑は、戦後1949年に国民公園新宿御苑として国民が利用できるようになりました。新宿御苑を写真、地図、交通アクセス、新宿御苑情報で案内します。

　新宿御苑は広さ58.3ha、周囲3.5㎞もある広大な庭園です。新宿御苑の最寄り駅は新宿三丁目駅、新宿御苑前駅、新宿駅、千駄ヶ谷駅、代々木駅などたくさんありますが、地図で入苑する門と下車する駅をよく調べておくことをお勧めします。新宿御苑の入苑門道を間違え回り道すると、入苑する門まで数Km歩くことになります。春に新宿御苑イギリス風景式庭園を花散歩していると、八重桜カンザンの花が広い芝生を背景に咲いていました（撮影4月）。新宿御苑に咲く八重桜カンザンの花は、薄紫色の美しい花です。春から初夏の新宿御苑では、2月に咲始めるカンヒザクラ、カワヅザクラ、オオシマザクラ、ソメイヨシノ、ヤエザクラ・・・と5月近くまで桜の花を楽しむkとができます。

　新宿御苑は、四季の花がきれいです。初夏に新宿御苑内の日本庭園を花散歩していると、黄色のキショウブの花が咲いていました（撮影5月）。初夏の新宿御苑日本庭園に咲くキショウブの花は目に鮮やかです。

　新宿御苑は広さ58.3ha、周囲3.5㎞もある広大な庭園です。新宿御苑内には西洋庭園や温室、広い芝生や日本庭園などがあります。新宿御苑の日本庭園を初夏に花散歩していると、サツキの花が池の丸橋近くに咲いていました（撮影5月）。新宿御苑日本庭園に咲くサツキの花は日本庭園に似合う花です。

施設名	新宿御苑　（しんじゅく　ぎょえん）　Tokyo Shinjyuku-gyoen Royal Park
住所	〒160-0014　東京都新宿区内藤町11番地 TEL 03-3350-1372 （環境省新宿御苑管理事務所）
利用時間	冬季：9：00～16：00（閉苑16：30）　春秋9：00～17：30　夏9：00～18：30　開園カレンダー
閉苑日	毎週月曜日（月曜が祝祭日の場合は翌日）　年末年始（12月29日～1月3日）
入場料	一般500円、学生、65歳以上250円、中学生以下無料
最寄駅	・新宿三丁目駅から新宿門へ徒歩約4分・新宿御苑前駅から大木戸門へ徒歩約5分・千駄ヶ谷駅から千駄ヶ谷門へ徒歩約4分・新宿駅から新宿御苑へ徒歩約12分・代々木駅から千駄ヶ谷門へ徒歩約10分
交通アクセス	・東京駅から新宿御苑へ約26分・品川駅から新宿御苑へ約36分
見所	西洋式庭園、日本庭園、大温室、玉藻池、旧御凉亭、楽羽亭、イギリス風景式庭園、バラ園
周辺見所	お台場海浜公園　増上寺　旧岩崎邸　旧古河庭園　浜離宮　イタリア公園、羽田第２ターミナル穴守稲荷神社　浅草観音浅草寺　東京ソラマチ　羽田日本橋、台場公園、羽田国際線
咲く花	アジサイ、ガクアジサイ、ラッパズイセン、ソメイヨシノ、ウメ、八重桜、ヤマブキ、シャガシャクナゲ、タンポポ、レンギョウ、ユキヤナギ、スイセン、ヤブツバキ、フジ、四季の花

サイト内の検索は下のカスタム検索を利用ください（例：東京　花）

新宿御苑日本庭園に咲くツツジの花と上の池写真（撮影4月）

　新宿御苑日本庭園は、新宿門の近くにあります。春に広い新宿御苑日本庭園を散策すると、新緑の木々の中で赤色のツツジの花が春の陽光を浴びて輝いて見えました（撮影4月）。新宿御苑のツツジは日本庭園、玉藻池などに多く咲いています。

新宿御苑イギリス風景式庭園のユリノキの大木写真（撮影4月）

　新宿御苑イギリス風景式庭園は、大木戸門近くにあります。新宿御苑イギリス風景式庭園は広々とした芝生が広がり、散策や休息に最適な場所です。春に新宿御苑イギリス風景式庭園を花散歩していると、ユリノキの大木が広い芝地に聳えていました（撮影4月）。新宿御苑イギリス風景式庭園のユリノキの大木の木陰で一休みするのもお勧めです。

　新宿御苑旧御凉亭（台湾閣）は、日本庭園にあります。新宿御苑旧御凉亭は、1927年に昭和天皇のご成婚記念に建てられた中国風木造建築物です。新宿御苑旧御凉亭は、眺めの良い水辺にあり涼しげです。春に新宿御苑旧御凉亭を花散歩しているとイロハモミジの若葉と、フジの花がきれいでした（撮影4月）。

新宿御苑フランス式整形庭園のプラタナス並木写真（撮影12月）

　新宿御苑フランス式整形庭園は、千駄ヶ谷門近くにあります。新宿御苑フランス式整形庭園の、プラタナス並木やバラ園は見事です。冬に新宿御苑フランス式整形庭園を花散歩していると、整然と並んだプラタナス並木道が印象的でした（撮影12月）。プラタナス並木をゆっくり花散歩すると、映画の主人公になったような気分になります。プラタナス並木のベンチで日向ぼっこもお勧めです。プラタナス並木道近くのバラ園のバラは、初夏と秋が見頃です。

新宿御苑円形花壇に咲くクリサンセマム・ムルチコーレ花写真（撮影4月）

　新宿御苑円形花壇は、大木戸門近くにあります。新宿御苑円形花壇では、四季の花を楽しむことができます。春に新宿御苑円形花壇に行ってみると、ミコニスの黄色く明るい花とオレンジ色のキンセンカの花が咲いていました（撮影4月）。新宿御苑円形花壇の隣には、大温室があります。

新宿御苑母と子の森の池に咲くミツガシワ花写真（撮影4月）

　新宿御苑母と子の森は、新宿門近くにあります。新宿御苑母と子の森には東京都心とは思えない自然の森と池、草原があります。春に新宿御苑母と子の森の池を花散歩していると、池の畔に珍しいミツガシワの白色の花が咲いていました（撮影4月）。新宿御苑母と子の森では母と子の自然教室を年に数回開催しています。

新宿御苑大温室に咲くコダチヤハズカズラ花写真（撮影4月）

　新宿御苑大温室は、大木戸門のすぐ近くにあります。新宿御苑大温室は2750㎡の広大な温室で、国内外の熱帯植物や絶滅危惧種などを栽培展示しています。新宿御苑大温室は、全天候型の施設なので雨などの日の花散歩にもお勧めです。新宿御苑大温室を花散歩していると、コダチヤハズカズラの青紫色の花が涼しげに咲いていました（撮影4月）。

　新宿御苑大温室には池もあります。新宿御苑大温室を花散歩していると、温室内の池に熱帯スイレンの花が咲いていました（撮影4月）。新宿御苑大温室には、オオオニバスなどの珍しいスイレン科の植物も栽培されています。

　新宿御苑大温室には、ラン科の植物も多く栽培展示されています。新宿御苑大温室を花散歩していると、薄紫色のシンビジウムの花が咲いていました（撮影4月）。新宿御苑大温室にはバンダ蘭、コチョウラン、デンファレ、オンシジウム、シランなどのラン科の植物が栽培展示されています。

　新宿御苑大温室には、珍しい熱帯植物も多く栽培展示されています。新宿御苑大温室を花散歩していると、赤色の美しい花が咲いていました（撮影12月）。植物名は分かりませんが、とても印象的な花でした。なお新宿御苑大温室の開園は、9：30～15：30（16：00終了）です。

　新宿御苑日本庭園では冬から春にかけて、サザンカやツバキの花が見頃になります。春に新宿御苑日本庭園を花散歩していると、赤色のツバキが咲いていました（撮影4月）。新宿御苑日本庭園では、晩秋から冬にチャノキの花（お茶の花）も観察できます。

　新宿御苑西休憩所は、新宿門近くにあります。新宿御苑西休憩所近くには母と子の森や自然の森や池などがあり、花散歩にも最適な場所です。春に新宿御苑西休憩所付近の林を花散歩していると、イチハツの花が咲いていました（撮影4月）。新宿御苑西休憩所に咲くイチハツの花は、とても涼しげに見えました。

新宿御苑母と子の森に咲くオオアマナ花写真（撮影4月）

　新宿御苑母と子の森は、新宿門近くにある自然の森です。春に新宿御苑母と子の森内の草原を花散歩していると、オオアマナ（Ornithogalum umbellatum）の花が咲いていました（撮影4月）。新宿御苑母と子の森に咲くオオアマナの花は、白く爽やかな花です。

　新宿御苑玉藻池の日本庭園は、大木戸門近くにあります。新宿御苑玉藻池の日本庭園は、新宿御苑の前身である高遠藩、内藤家の庭園（玉川園）です。新宿御苑玉藻池の日本庭園には、1772年に造営された高遠藩内藤家の庭園（玉川園）縁の見事な石灯籠や庭石が残されています（撮影12月）。

新宿御苑玉藻池のイロハモミジの紅葉と落葉写真（撮影12月）

　冬に新宿御苑玉藻池の日本庭園を花散歩していると、イロハモミジの落葉が玉藻池に浮かんでいました（撮影12月）。新宿御苑玉藻池のイロハモミジの紅葉と落葉は冬の花散歩の楽しみです。冬の新宿御苑は晴れると暖かく、冬の花散歩にも最適です。冬場の天気の悪い日は、新宿御苑大温室で過ごすと、熱帯植物が観察でき快適です。

　冬の新宿御苑は、落葉を踏みながらの散歩がお勧めです。晩秋から初冬の新宿御苑母と子の森付近は、落葉が敷き詰められています。都会では落ち葉は邪魔者の様ですが、自然界や森林にとって落葉（有機物や養分を含む）は貴重な資源です。初冬に新宿御苑の落葉を踏みながらの散歩を楽しんでいると、様々な色彩の落ち葉が踏むたびにサクサクと音を立て足裏に跳ね返ってきます（撮影12月）。新宿御苑の落葉を踏みながらの散歩は、忘れかけた自然界への尊敬の念を呼び戻します。

　東京メトロ新宿三丁目駅から新宿御苑新宿門へは、徒歩約4分程です。新宿御苑は都心にありながら、広さ58.3haの大庭園です。都心から数分で自然の森や小川に出逢えるのはうれしいことです。春に新宿駅から新宿御苑新宿門に向かっていると、ハナミズキの薄紅色の花が新宿門前に咲いていました（撮影4月）。新宿御苑新宿門のハナミズキの花は、ワシントンから贈られた友好の花です。

　新宿御苑旧御凉亭は、日本庭園の涼しげな池の畔にあります。若葉の美しい頃新宿御苑旧御凉亭を花散歩していると、イロハモミジの新緑に出逢いました（撮影4月）。新宿御苑旧御凉亭（台湾閣）の、中国風の洒落た軒先に明るく映えます。

新宿御苑イギリス風景式庭園のホオノキの若葉写真（撮影4月）

　新宿御苑の若葉の頃の、木々の新緑は見事です。春に新宿御苑イギリス風景式庭園を花散歩していると、ホオノキの若葉が春の陽光を浴びて輝いて見えました（撮影4月）。新宿御苑イギリス風景式庭園の、ホオノキノの若葉の緑色は爽快です。

　若葉の頃に新宿御苑日本庭園を訪問すると、瑞々しい新緑と美しい花に出会うことができます。新緑の頃に新宿御苑を花散歩していると、萌え出る若葉の中にフジの花が咲きだしていました（撮影4月）。新宿御苑の新緑とフジの花は、初夏の訪れを告げているようです。

新宿御苑日本庭園のシダレヤナギの木の若葉写真（撮影4月）

　新緑の頃の新宿御苑日本庭園の、シダレヤナギの木の若葉もきれいです。新緑の頃に新宿御苑日本庭園を花散歩していると、日本庭園の池の前のシダレヤナギの新緑が芽吹いていました（撮影4月）。新宿御苑日本庭園のシダレヤナギの木の若葉は、初夏の爽やかな薫風に揺れます。　

　春から初夏の新宿御苑日本庭園はヤマブキやシャガ、ハナカイドウ、ボケなどの花が咲き誇ります。春に新宿御苑日本庭園を花散歩していると、わずかに水色がかったシャガの花が咲いていました（撮影4月）。新宿御苑日本庭園に咲くシャガの花はとても涼しげで爽やかです。

新宿御苑イギリス風景式庭園のメタセコイアの木と芝生写真（撮影4月）

　新緑の頃の新宿御苑イギリス風景式庭園は、広い芝生の緑と、若葉の緑色が共演します。新緑の頃に新宿御苑イギリス風景式庭園を花散歩していると、メタセコイアの若葉が広いイギリス風景式庭園の芝生に爽やかな木陰を造っていました（撮影4月）。新宿御苑イギリス風景式庭園のメタセコイアの木の新緑も印象的です。

新宿御苑日本庭園に咲くツツジの花と新緑写真（撮影4月）

新宿駅から新宿御苑への交通アクセス地図は下です（地図は移動、拡大、縮小等操作できます）

　新宿御苑の最寄り駅は新宿三丁目駅、新宿御苑前駅、新宿駅、千駄ヶ谷駅、代々木駅などたくさんあり、新宿御苑はとても交通の便が良い場所にあります。上の交通アクセス地図は新宿駅から新宿門への経路を表示した地図です。地図は縮小、拡大、移動、情報表示、など様々に操作できますので利用してみてください。新宿駅から新宿御苑へは約12分です。

　東京都新宿区と渋谷区に跨る新宿御苑は広大な庭園で、日本庭園、イギリス風景式庭園、フランス整形庭園、大温室、茶室など様々な施設が整った庭園です。新宿御苑は広い庭園ですので地図を片手にゆっくりめぐることをお勧めします。春に新宿御苑日本庭園を花散歩していると、ツツジの花と若葉が春の陽光に輝いて見えました（撮影4月）。新宿御苑は四季の花が美しい公園なので、どの季節にも花散歩が楽しみです。

　新宿御苑花散歩を、楽しめたでしょうか？新宿御苑は新宿の繁華街にも近く、とても静かで自然の美しい公園です。よろしかったら都内にある浜離宮花散歩も眺めていってください。