横浜中華街関帝廟

関帝廟は中国の武将関羽を祭った寺です・関帝廟でエキゾチックな体験ができます

　横浜市中区にある横浜中華街は、世界最大級の中華街といわれています。横浜中華街にはたくさんの中華料理店や中華菓子店、みやげ物店などが並んでいます。その横浜中華街でひときわ目を引く中国寺院が、横浜中華街関帝廟です。関帝廟とは三国志演義でも有名な中国の武将、関羽を祀った中国式寺院です。関羽は商売の神様としても、多くの中国人から信仰されています。横浜関帝廟の歴史は古く、横浜の地に151年の歴史を持っています。横浜中華街関帝廟は何度か地震や火災、戦乱で焼失していますが、現在の関帝廟は1990年に完成した豪華な建造物です。横浜中華街関帝廟を写真、地図、交通アクセスで案内します。　　

　横浜中華街は、横浜港の発展と共に開けた街です。横浜港は今年開港163年を迎えます。横浜の街は163年前は、寒村でした。寒村であった横浜の街は、様々な国の文化を旺盛に取り込み発展してきました。横浜中華街も横浜開港と共に訪れた、華僑や横浜外国人居留地に働く中国人料理人達が作った街です。横浜中華街の中心には華僑たちに商売の神として、信仰される関羽を祭った関帝廟があります。

　横浜中華街関帝廟は横浜港に近く、横浜の中心部に位置しています。アクセスは①ＪＲ根岸線なら石川町駅下車7分、②みなとみらい線なら、終点元町中華街駅下車徒歩8分、③横浜市営地下鉄線なら、関内駅下車10分、④横浜駅からシーバス（定期船航路）利用なら山下公園下舟7分、⑤桜木町からあかいくつ号（定期観光バス）利用なら中華街下車5分です。どのアクセス方法も楽しく便利です。

《横浜中華街関帝廟見学案内・交通アクセス地図・花植物》

施設名	横浜中華街関帝廟（よこはまちゅうかがい　かんていびょう）
住所	〒231-0023 横浜市中区山下町140 TEL 045-226-2636
開門時間	9:00～19:00
閉門日	なし
見学料	無料（線香、金紙、おみくじ等は有料）
最寄駅	・元町中華街駅から徒歩約5分　・石川町駅から徒歩約8分　・関内駅から徒歩約11分
交通アクセス	・山下公園から徒歩約8分　・赤レンガパークから徒歩約18分　・横浜駅から電車で約15分　・渋谷駅から電車で約46分　・羽田空港からバスで約37分
見所	中国式寺院、中国式おみくじ、中国式お参り、関羽像、三国志彫刻
花植物	キンカン、サルスベリ、カンナ、クワズイモ、ヒメリンゴ、タケ、他
周辺見所	山下公園、赤レンガパーク、汽車道、フランス山、港の見える丘、女神橋アメリカ山公園、山手234、山手111、ブラフ18番、山手公園、イタリア山庭園、他

サイト内の検索は下のカスタム検索を利用ください（例：横浜　花）

　春節の時期の横浜中華街関帝廟はとてもにぎやかです。横浜中華街では12月１日から、2月28日まで春節の時期(2022年は2月1日)、飾り付けが綺麗です。横浜中華街関帝廟では春節の飾りが一段と綺麗です。また関帝廟前では、春節の様々な行事が続きます。横浜中華街では春節以外にも様々な行事やイベントが行われます。

　横浜中華街関帝廟の装飾は見事です。関帝廟の装飾を見るとどれだけ横浜中華街の方々が、この関帝廟を大切にしているかが判ります。横浜中華街関帝廟の屋根の装飾を良く見ると、関帝廟の屋根に飾られた青龍が吼えているのが見えます。龍は中国のシンボルで、天に舞い上がる縁起の良いものです。横浜中華街関帝廟の屋根に飾られた、威勢の良い龍を眺めて、運気を上げるのも良いですね。

　横浜中華街関帝廟の入場は無料です。私も横浜中華街に散歩や食事に来たときには、いつも横浜中華街関帝廟に寄らせてもらっています。横浜中華街関帝廟はいつ寄っても、良く手入れがされています。横浜中華街関帝廟前の獅子（しし）の親子も可愛いですね。日本の狛犬（こまいぬ）に似ていますね。中国と日本は文化的に深くかかわりを持っています。

　横浜中華街関帝廟前や関帝廟の中には香炉があります。中国のお香は日本のお香に比べてとても大きいです。香炉には像の飾りが付いています。関帝廟でのお参りにはルールがありますが、各香炉には番号が付けられているので順番どおりやれば判りやすいです。

　横浜中華街関帝廟の天井の飾りを見ると様々な動物のレリーフや、ハスの花の灯篭などで飾り付けられています。干支に登場する動物や、縁起の良い花いハスの花などが多いようですね。横浜中華街関帝廟のレリーフを見ていると日光東照宮の陽名門を見るようです。横浜中華街関帝廟の飾りと日光東照宮の飾りは、共に風水や陰陽道に関係があるようですね。

　横浜中華街関帝廟の横に回ると、三国志で関羽が活躍したエピソードがレリーフで掘られています。このレリーフは安山岩に彫られたものです。このレリーフも見事なものです。

　横浜中華街関帝廟の石段は白い大理石でできています。横浜中華街関帝廟石段の横にアガパンサスの青い花が咲いていました。横浜中華街関帝廟は、春夏秋冬どの季節に訪問しても楽しめます。

　横浜関帝廟のある横浜中華街は美食の街です。様々な地方の中華料理や点心、中華菓子などに挑戦してみるのも楽しみです。私も子供の頃から長い間横浜中華街に通っていますが、この横浜中華街の料理はとても征服できません。どの店に飛び込んでも新しい発見があるのはうれしいことですね。横浜中華街には横浜中華街発展会協同組合に加盟している店舗だけで333店舗あるそうです。横浜中華街に毎日のように通っても、征服できないわけですね。

　横浜中華街関帝廟の見学を終えて横浜中華街朝陽門に出ると、朝陽門がライトアップされ夕闇に浮かんで見えました。横浜中華街の街は風水に則り、横浜のほかの街と方向がずれて造られています。地図を良く見ると判りますね。横浜中華街朝陽門朝日の出る方向、横浜港に近い場所にあります。

　横浜中華街朝陽門から横浜港山下公園は徒歩で約3分ほどの場所にあります。横浜中華街関帝廟の見学の後や横浜中華街での食事や買い物の後に横浜港山下公園に寄るのも良いですね。横浜港山下公園は夕景や夜景が美しい公園です。

元町中華街駅出口3から横浜中華街関帝廟へは徒歩約5分です

元町中華街駅出口3から横浜中華街関帝廟への交通アクセス地図は下です（地図は移動、拡大、縮小等操作できます）

　みなとみらい線元町中華街駅出口3から、横浜中華街関帝廟は徒歩約5分です。このルートは関帝廟通りを通る道です。関帝廟どおりには、おみやげ店や中華食材を販売する店が多くあります。

・東急東横線渋谷駅からみなとみらい線元町中華街駅は直通の特急で約33分です

・みなとみらいパスを使えば渋谷からの往復運賃＋みなとみらい線1日乗り放題で渋谷駅から920円です

・みなとみらいチケットで横浜を1日たっぷり楽しむことができます

JR根岸線石川町北口（横浜中華街口）から横浜中華街関帝廟へは徒歩約8分です

JR根岸線石川町北口（横浜中華街口）から横浜中華街関帝廟への交通アクセス地図は下です（地図は移動、拡大、縮小等操作できます）

JR根岸線石川町北口（横浜中華街口）から横浜中華街関帝廟へは徒歩約8分です

　横浜中華街関帝廟を楽しんでいただけたでしょうか？横浜中華街関帝廟と横浜の街を見ると日本と中国、台湾、世界との交流の歴史を知ることができます。またその文化交流は、古代からも繋がっていることを知ることができます。広い視野でこれからも文化交流できると良いですね。またそのことが横浜の街の発展や国の発展にも繋がるのでしょうか？よろしかったら横浜中華街に近い横浜公園も眺めていってください。