象の鼻パーク交通アクセス地図

横浜象の鼻パークは横浜開港当時の桟橋です・象の鼻パークからの横浜港の眺めも最高です

　横浜象の鼻パークは、横浜港開港当時の桟橋があった場所です。横浜港開港以来、象の鼻と呼ばれる桟橋のあった場所から多くの船が行き交いました。象の鼻パークは芝生の公園ですので、お弁当や休息にも最適です。また象の鼻パークは横浜散歩にも最適な場所です。横浜港にある象の鼻パークへの便利な交通アクセス、地図、観光情報を用意しました。ご活用下さい。

　横浜市中区海岸通にある象の鼻パークは、横浜開港当時の横浜港を復元してできた眺めの良い公園です。象の鼻波止場は、開港当時の雰囲気を今に伝えています。横浜開港広場公園から徒歩約3分の象の鼻波止場を花散歩していると、三代目広重の描く明治3年横浜海岸通之図とそれほど変わっていないように見えました。象の鼻パークから眺める、横浜港の豪華客船も素晴らしいです。

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みなとみらい線日本大通駅から象の鼻パークへ徒歩約6分です

日本大通駅から象の鼻パークへの交通アクセス地図は下です（地図は移動、拡大、縮小、情報表示等操作できます）

　象の鼻パークの最寄駅は、みなとみらい線日本大通駅です。みなとみらい線日本大通駅で下車して、出口2から地上に出て日本大通を横浜港方面に進むと、横浜港に望む象の鼻パークが見えてきます。みなとみらい線日本大通駅から、象の鼻パークは徒歩約6分です。

　象の鼻桟橋は関東地震で破損され、現在の横浜港大桟橋国際ターミナルの場所に桟橋が移転されました。横浜開港１５０年を記念して、象の鼻地区が公園として復元されました。象の鼻パークはイベントや休息にも使える眺めの良い公園です。象の鼻の名称は防波堤の形が象の鼻のようになっていることから付けられました。象の鼻パークからは横浜港大桟橋国際ターミナルや横浜港の船舶、横浜赤レンガ倉庫、横浜税関のクイーンの塔などを望むことができます。

《象の鼻パーク見学情報・象の鼻パーク交通アクセス》　　　　

施設名	象の鼻パーク（ぞうのはな　ぱーく）　Zounohana Park at Yokohama Port
所在地	〒231-0002 横浜市中区海岸通1-1　TEL 045-671-2888 （横浜市港湾局）
開門時間	常時解放
閉門日	無し
入場料	無料
最寄駅	・日本大通駅から徒歩約6分・馬車道駅から徒歩約12分・関内駅南口から徒歩約13分・桜木町駅から徒歩約19分
交通アクセス	・赤レンガ倉庫から徒歩約5分・山下公園から徒歩約7分・横浜中華街から徒歩約12分・横浜駅から電車徒歩で約11分・品川駅から電車徒歩で約41分・渋谷駅から電車徒歩で約44分・羽田空港より約56分
見所	横浜開港当時の埠頭、船舶、横浜港大桟橋の眺め、赤レンガパークの眺め、赤レンガ倉庫の眺め、横浜税関（クイーンの塔）の眺め、四季の花、横浜夜景
咲く花	ハマユウ、ブルーサルビア、サルビア、シロツメクサ、タンポポ、ヒマワリ、モモユリオプスデージー、ノースポール、パンジー、ブーゲンビリア、四季の花ナンキンハゼ、ユキヤナギ、ルリマツリ
周辺見所	クイーンズスクエア、山手68番館、山手雛祭、横浜美術館、ブラフ99ガーデン、マリンウオーク、新港中央広場、大岡川　ベーリックホール、開港広場公園

渋谷駅から象の鼻パークへの交通アクセス地図は下です（地図は移動、拡大、縮小、情報表示等操作できます）

　渋谷駅から象の鼻パークへは約41分です。東京の都心や関東北部からも象の鼻パークへはとても近く、便利です。休みの日に象の鼻パークや山下公園、日本大通、赤レンガパーク、横浜中華街などをぶらり散歩してみるのも良いですね。都心渋谷方面からは、元町中華街直通の東急東横線、日本大通駅下車が便利で、渋谷駅からは列車と徒歩で約44分で到着できます。

象の鼻パークから眺める横浜赤レンガ倉庫とニホンズイセン花写真（撮影2月中旬）

　横浜市中区海岸通にある象の鼻パーク付近は、横浜開港当時日本の玄関口でした。明治の文豪森鴎外も、この地からドイツ留学に旅立っています。森鴎外（森林太郎）は帰国後、横浜市歌を作詞しています。早春に象の鼻パークを花散歩していると、横浜赤レンガ倉庫を背景にニホンズイセンの花が咲いていました（撮影2月中旬）。

　横浜は1859年に開港し世界に開かれましたが、開港当時の横浜港は現在の象の鼻パークの場所になります。現在の豪華客船などが停泊する横浜港大桟橋などから比べると、象の鼻パークの波止場は小さいです。「象の鼻」の名は、象の鼻のように湾曲した防波堤（象の鼻防波堤）から付けられました。上の地図を見ると、象の鼻のように湾曲した防波堤の様子が分かると思います。

　象の鼻パークの波止場は象の鼻のように湾曲して内側に巻き込んでいます。上の写真の手前の岩壁は象の鼻波止場の岩壁ですが、丸く巻き込んでいる様子が分かるでしょうか？象の鼻パークの波止場（象の鼻防波堤）は海が荒れている時にも、ほぼ完璧な波消しとして現在も役立っています。象の鼻パークの外側に見える船は、横浜港大桟橋に停泊する豪華客船の50142トンの飛鳥Ⅱです。現在の豪華客船は、象の鼻パークの波止場に入ることはできないでしょう。象の鼻パークから眺める横浜港に、白色の船体の飛鳥Ⅱはとても似合います。

　初夏に象の鼻パークの草地を花散歩していると、シロツメクサ（クローバー）の白色の花が咲いていました。初夏に象の鼻パークの草地に咲シロツメクサの白い花はとても爽やかで、横浜港の海に映えます。

象の鼻パークの草地に咲くタンポポの花と横浜赤レンガ倉庫

　春に象の鼻パークの開港の丘の草地に寝転んでいると、タンポポの黄色い花が春の陽気に誘われて咲きだしていました。春の象の鼻パークの草地はとても気持ちが良いです。象の鼻パークの草地に咲くタンポポの黄色い花はとても力強く見えました。象の鼻パークの草地に咲くタンポポの花の背景に見える建築物は横浜赤レンガ倉庫です。象の鼻パークから横浜赤レンガ倉庫のある赤レンガパークへは徒歩約3分です。

　象の鼻パークは日本で最も古い西洋式の大通である日本大通に繋がっています。横浜開港当時の象の鼻埠頭は、世界中に開けていた港湾です。世界中からの輸入品などが積荷として運ばれ、日本大通を経て日本各地に運ばれて行きました。夏に象の鼻パークを花散歩していると、日本大通の入口に青色の花が咲いていました。象の鼻パーク入り口に咲く青色の花は南アフリカ沿岸部が原産のルリマツリです。ルリマツリの花がどのような経路で象の鼻パーク入り口にやって来たのかは分かりませんが、夏の横浜の青空にルリマツリの青い花は良く似合います。

象の鼻パーク入り口に咲くハマユウの花写真と横浜貿易会館

　明治始めの日本は、あまり工業が発達していませんでした。海外の高価な輸入品を買うためには、多額の外貨が必要でした。当時は金貨である小判や、絹製品、茶、海産物などを輸出して外貨を得ていました。日本国内で生産された絹製品や海産物は日本大通や汽車道（臨港線）を経て横浜赤レンガ倉庫（旧横浜税関倉庫）に運ばれ、象の鼻埠頭や新港埠頭から船積みされ世界中に輸出されていました。当時の象の鼻パーク周辺はとても賑わったことでしょう。そんなことを考えながら象の鼻パーク入り口を花散歩していると、象の鼻パーク入り口にハマユウの花が咲いていました。白色のハマユウは海浜植物で、横浜の沿岸部でよく見かける花です。ハマユウの背景の建物は、横浜貿易会館です。日本の貿易を考える上で、象の鼻パークは、とても貴重な資料となります。象の鼻パークには、線路や機関車の転車台なども文化遺産として保存されています。

　象の鼻パーク交通アクセス地図は役に立ったでしょうか？象の鼻パーク花散歩は、横浜港の眺めや四季の花々を楽しむことができます。象の鼻パークから10分ほど歩くと横浜中華街、山下公園、横浜元町などにも行くことができます。横浜散歩をゆっくり楽しんでいってください。よろしかったら臨港パーク花散歩も眺めていってください。