河津七滝交通アクセス地図

河津温泉と河津桜、河津七滝は花散歩に最高です・河津七滝は七つの滝が見事です

　静岡県伊豆半島加茂郡河津町にある河津七滝は、川端康成著作伊豆の踊り子の舞台にもなっている天城峠にほど近い七つの滝です。河津七滝は天城峠を分水嶺にする河津川の上流にあり、天城街道（国道414号線）沿いにあります。河津七滝は高さ30mの大滝（おおだる）をはじめ、高さ22mの釜滝など七つの滝が連なっています。河津七滝周辺の河津川渓谷の自然や四季の花々も素晴らしく、河津七滝付近は人気のハイキングコース（踊り子ハイキングコース）にもなっています。河津七滝を地図、交通アクセス、河津七滝見学情報で案内します。

　静岡県伊豆半島加茂郡河津町にある河津七滝（ななだる）は、七つの滝からなります。河津七滝の中でかに滝と初景滝へは、舗装整備された道です。河津七滝バス停から初景滝へは、あまり標高差がない道を歩いてゆくことができます（徒歩約10分）。初景滝は高さ約10mあり、水量豊富な河津川の水が音を立てて流れ落ちます。

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河津七滝・初景滝へは河津七滝バス停（河津町営無料駐車場）から徒歩約１０分です

河津七滝バス停（町営無料駐車場）から初景滝への交通アクセス地図は下です

　河津七滝バス停は七滝観光センター内にあります。七滝観光センター内には無料駐車場やトイレなども整備されています。河津七滝バス停から初景滝までは舗装された車道と途中から歩道になっています。河津七滝バス停から初景滝までは徒歩約10分です。

河津大滝へは車道を初景滝とは逆に下り、旅館天城荘敷地を通過、大滝に下ってください

伊豆急河津駅3番乗り場より河津七滝バス停へはバスで約25分（河津七滝行き、修善寺駅行き、天城峠行きに乗車）徒歩10分

★伊豆急河津駅3番乗り場より水垂バス停へはバスで約35分（修善寺駅行き、天城峠行きに乗車）★

伊豆急河津駅より河津七滝、七滝観光センターへは約10㎞乗用車で約17分

★伊豆急河津駅より河津七滝、七滝観光センターへの交通アクセス地図★

施設名	河津七滝（かわづ　ななだる）
住所	静岡県加茂郡河津町梨本
見学時間	年中無休・常時開放（夜間は危険）
見所	七滝（ななだる）、大滝（おおだる）、釜滝、遊歩道、渓流、伊豆の踊り子像、河津川渓谷
最寄駅	・河津駅からバス徒歩で約35分・修善寺駅からバス徒歩で約72分
交通アクセス	・河津七滝バス停（町営無料駐車場あり）から初景滝まで（整備された遊歩道）徒歩約10分・大滝バス停から大滝まで徒歩約10分（天城荘敷地通過狭い下り坂あり）・水垂バス停から釜滝まで（急な下り道、急階段あり）徒歩約15分・横浜駅から河津七滝へ約3時間17分・東京駅から河津七滝へ約3時間19分
花植物	アジサイ、ガクアジサイ、ヤブツバキ、カワヅザクラ、ワサビ、キヌガサキク、ナノハナ、バラ
周辺見所	河津温泉、熱川温泉、下田、石廊崎、小田原城、芦ノ湖、箱根神社、伊東温泉、他

★河津七滝バス停（町営無料駐車場あり）から初景滝まで（整備された遊歩道）徒歩約10分★

★大滝バス停から大滝まで徒歩約10分（天城荘敷地通過狭い下り坂あり）★

　河津七滝はノーベル文学賞を受賞した川端康成の代表作品「伊豆の踊り子」の舞台です。「伊豆の踊り子」は伊豆を旅する旅役者の娘に淡い恋心を抱く、学生の心の葛藤を描いたものです。初景滝の近くに「伊豆の踊り子」の像があります。「伊豆の踊り子」は川端康成氏の体験をもとに書かれた作品といわれています。「伊豆の踊り子」と川端康成氏の若き頃を思い抱きながら、河津七滝を眺めてみるのも良いですね。

　河津七滝から天城峠付近は伊豆の山中です。伊豆半島の豊かな自然と豪快な河津川の流れを楽しむことができます。河津川の河原にアジサイの花が咲いていました。河津川沿いの四季の花を楽しむのも良いですね。

　河津七滝のある、河津川の流れはとてもきれいです。河津川の分水嶺は天城山、天城峠です。天城峠付近は天然のワサビも自生するほどのきれいな水質です。初景滝から流れ落ちる、河津川の水を良く見てみると上の写真のように透明でとてもきれいです。河津七滝のある、静岡県加茂郡河津町梨本付近でもワサビの栽培をしています。

　河津七滝の一つ釜滝付近は少し険しい山道です。足場を気をつけながら河津川を登って行くと、高さ22mの釜滝が見えてきます。釜滝は典型的な滝の姿です。釜滝が谷筋を豪快に流れ落ちる様子は見事です。

　３月に河津七滝の一つ釜滝に近づくと、ヤブツバキの花が咲いていました（撮影3月）。河津七滝のある天城峠付近は、温暖な伊豆とはいえ冬は寒いです。ヤブツバキの花の見ごろは３月頃です。同じ河津町でも沿岸部は、内陸部に比べ温暖です。河津川下流では、本州で最も早く見ごろを迎える河津桜（カワヅザクラ）が有名です。

　河津七滝は玄武岩の溶岩によってできた地形です。伊豆半島は火山活動の活発な地域で、溶岩台地が良く見られます。河津七滝を良く観察すると、玄武岩の柱状節理の様子がよく分かります。柱状節理とは、溶岩が固まる時に一定の方向にひびが入る現象です。玄武岩は硬い岩石なので、河津川の流れや河津七滝には柱状節理の様子が良く残っているようですね。

　天城峠から河津七滝を流れる、河津川の流れは美しく豊かです。河津川河畔には、豊かな自然が広がり、四季の花が咲き誇ります。夏に河津七滝を訪問すると、渓流近くに咲くキヌガサキクにシジミチョウが止まっていました。

　天城峠から河津七滝を流れる河津川の流れは美しく豊かです。河津川河畔には豊かな自然と花々が咲き誇ります。夏にはキヌガサキクにシジミチョウが止まっていました。早春の２月には温暖な河津川の下流では河津桜の花が見事です。河津川と河津七滝をゆっくり歩きながら眺めるのも良いですね。

　河津七滝花散歩を楽しんでもらえたでしょうか？河津七滝や天城峠を旅した川端康成はこの土地で得たイメージを「伊豆の踊り子」として作品に仕上げました。河津七滝や河津川、天城峠の豊かな自然は皆様の創造性も膨らますものでしょう。河津七滝花散歩これからも楽しみたいですね。