横浜バラが見ごろ

横浜市の花はバラです・横浜の街は一年中バラの花がきれいです

　爽やかなハマ風が吹く、横浜散歩は港の風が爽やかです。横浜のバラは、初夏と秋の２回楽しむことができます。横浜市の花はバラです。横浜市内では無料で各地の公園などで、豪華なバラを楽しむことができます。元町中華街駅から近い、山下公園や港の見える丘公園ではたくさんのバラをみることができます。今日は横浜の爽やかな日差しの中で咲く、横浜のバラを写真と地図、横浜バラ花情報で案内します。

《横浜バラ花写真・横浜バラ花観察地図・横浜バラ花情報》

　みなとみらい線の元町中華街駅から、わずか３分の場所にある山下公園のバラ園にはたくさんのバラが咲いています。たくさんのバラに氷川丸も華やかに見えます。都心の渋谷からわずか３３分なので、全国からも、たくさんのお客さんが来るようになりました。バラの花と港と新しくなったマリンタワーを同時に楽しめる、最高の場所です。芝生で気持ちよさそうに寝転ぶ人もいます。

　山下公園の近くにはマリンタワーがあります。昨年好評リニューアルオープンしました。バラの花のなかに、マリンタワーが見えます。最高の眺めです。写真に見える黄色いバラは「ローズヨコハマ」という品種です。明るい日差しの中で元気に咲く姿は気持ちを明るくしてくれます。

　山下公園には北海道の海岸地帯で見られる「ハマナス」も咲いています。ハマナスは一重で華やかさはあまりありませんが、可憐な姿はハマ風に似合います。６月になると実が色づいてトマトのようになります。北海道ではジャムにして食べるそうです。

　山下公園のバラ園には白色のツルバラが咲いていました。また近くにはルピナスの花が咲いて、見ごろを迎えています。山下公園で休んでいると国際都市ヨコハマらしく、世界中の人たちが日向ぼっこをしたり散歩をしています。

　元町中華街駅から坂を上って10分ほどのところに港の見える丘公園があります。ここのバラ園では世界中のバラの品種を見ることができます。もちろん無料の施設です。港の見える丘公園の中には、横浜市イギリス館やイングリッシュローズガーデンがあり、こちらも無料で見学もできます。

植物名	バラ科バラ属バラ　漢字　薔薇　英語　Rose 中国語　薔薇
学名	Rosa Alba Rosa multiflora Rosa canina Rosa gigantea 他
科名	バラ科　Rosaceae
属名	バラ属　Rosa
花期	初夏の花　夏の花　秋の花　初秋の花
花色	赤色花　白色花　黄色花　紫色花　オレンジ色花　他
原産	ヨーロッパ、アジア（日当たりの良い草地、樹林）
観察地	横浜市（山下公園、港の見える丘公園、イングリッシュローズガーデン、外交官の家）他
特徴	双子葉、多年草、低木、潅木、つる性、バラ科、バラ属、種子、接木で増える、日本では落葉樹茎に棘があるものもある、花期初夏～秋、花色白色、黄色、紅色、紫色、香りが良いものが多い離弁花、花弁5、雄蕊多数、散房状、秋に果実、
利用	観賞用、庭園、切り花、香水、食用、薬用、蜂蜜採取、バラ園、化粧品
意味	バラ＝日本の古語「いばら」から、薔薇は中国語 Rose＝Rosa、ラテン語で紅色を指す

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《横浜バラ花写真・横浜バラ花観察地図・横浜バラ花情報》

　港の見える丘公園への交通はあかいくつ号が便利です。桜木町駅前からみなと未来地区や赤レンガ倉庫などの観光スポットを通って、港の見える丘公園まで運行しています。レトロモダンなデザインが目を引きます。

《イングリッシュローズガーデンの秋バラ写真・撮影11月下旬》

　港の見える丘公園のバラ園（イングリッシュローズガーデン）にはたくさんの品種がありますが、日本の品種は色の変化が面白いものが多くあります。「ふれ太鼓」はクリーム、オレンジ、赤と色が日がたつにつれて変化していきます。花弁のＰＨの変化で色が変化するようです。バラの花弁を酢に浸したり、石鹸水に浸したりすると酸アルカリで色が変化していることを確かめられます。きれいですね。

　港の見える丘公園・バラ園にはたくさんの品種のバラが咲いています。個性的な品種も多くあなたもきっと気に入る品種が見つかるはずです。西洋の品種は香りが良いものが多いようです。ここはバラの香りがハマ風とともに鼻をくすぐります。

《港の見える丘公園で真冬に咲くバラの花写真・撮影1月中旬》

《港の見える丘公園で雪の中で咲くバラの花写真・撮影1月中旬》

　港の見える丘公園・バラ園は入園無料です。休む場所も各所にあるので、ゆっくりと見学できます。バラの花の咲く園内のテーブルで一休みしました。バラの香りが漂ってきます。みなとの見える丘公園・横浜バラ園も広いので、様々楽しめる場所があります。

《横浜バラ花写真・横浜バラ花観察地図・横浜バラ花情報》

　港の見える丘公園と隣接して山手111番館があります。JHモーガン設計の素晴らしい建築物です。この施設も無料で見学できます。山手１１１番館の庭にもピンクサーモン色のバラが咲いていました。

　港の見える丘公園から外人墓地を眺めながら５分ほど歩くとベーリックホールがあります。インターナショナルスクールの宿舎としても使われたことのある西洋館ですが、この庭にもすばらしいバラが咲いています。ベーリックホールは、無料で見学できるので足を伸ばしたい場所です。

《横浜バラ花写真・横浜バラ花観察地図・横浜バラ花情報》

　横浜山手にあるブラフ18番館や外交官の家（国指定重要文化財）の庭にも、バラの花やモッコウバラの花が咲いています。ブラフ１８番館や外交官は港の眺めの良いイタリア山庭園にあります。これらの施設は見学無料の素晴らしい施設ですから、横浜山手の散歩には寄っていきたい場所です。

《横浜バラ花写真・横浜バラ花観察地図・横浜バラ花情報》

　夕食後も横浜の夜は終わりません。夕食後港に出ると夜景がとってもきれいです。大桟橋で夕涼みをするのもお勧めです。ショッピングを楽しむのも楽しみです。ゆっくり横浜の夜を楽しんでいってください。最近は湘南新宿ラインやみなとみらい線の便も増えたので、ゆっくりできます。

　バラをゆっくり楽しんだあとは近くの横浜中華街で食事がおすすめです。最近は夕食時でも安いコース料理がはやっています。ハズレはあまりないので、気軽に飛び込みでも注文できます。各店自慢のコース料理を準備していますので、食べ歩きも楽しみですね。

　横浜のバラを見学して横浜の港に出ると、ちょうど横浜港が、黄昏に染まって見えます。横浜港大桟橋の木貼りの屋上デッキから横浜港をみると夕景、夜景が素晴らしいです。

　横浜のすばらしいバラを楽しんでもらえたでしょうか？横浜のバラは４月下旬から12月まで楽しむことができます。今日紹介した施設は、無料で利用できるのもうれしいですね。これから横浜は百花繚乱の季節を迎えます。ハマ風が爽やかな横浜で、バラ花散歩を楽しんでいってください。