鶴ヶ城花散歩

会津若松の名城鶴ヶ城の景観は見事です・鶴ヶ城に咲く桜の花や四季の花もきれいです

　会津若松市にある鶴ヶ城（会津若松城）の景観は見事です。鶴ヶ城の天守は再建されたものですが、堀や石垣などは築城当時の面影を残しています。鶴ヶ城の廻りの桜並木は見事で、桜のシーズンには多くの観光客で賑わいます。鶴ヶ城近くには、名湯で名高い東山温泉もあります。会津若松市内のレトロな街並みは人気の散歩道にもなっています。鶴ヶ城を写真と地図、交通アクセス、鶴ヶ城見学情報で案内いたします。

　鶴ヶ城は戊辰戦争の戦災で痛み、1874年に廃城になりましたが今から50年程の1965年に天守閣が再建されました。再建当時は周囲の景色からすこし浮いた感じがありましたが、すっかりまわりの自然に溶け込み鶴ヶ城は今では会津若松市にはなくてはならぬシンボルとなっています。満開の桜（ソメイヨシノ）の中で堂々と見えます。

　鶴ヶ城（会津若松城）の歴史は古く1384年蘆名氏7代当主の蘆名直盛が、小田垣の館または東黒川館という館を造ったのが鶴ヶ城のはじまりとされています。鶴ヶ城はその後黒川城、若松城と名が変わり、1593年に望楼型7重の天守が竣工し、名は「鶴ヶ城」に改められました。雪の日に鶴ヶ城（会津若松城）を訪問すると、雪化粧した鶴ヶ城（会津若松城）が白色に浮かび上がって見えました。

《鶴ヶ城（会津若松城）見学情報・鶴ヶ城（会津若松城）への交通アクセス・花植物》

施設名	鶴ヶ城（会津若松城）　Aizu Tsuruga-jyo Castle
住所	〒965-0873 福島県会津若松市追手町１−１
最寄駅	・西若松駅から徒歩約24分・会津若松駅からバス徒歩約22分・便利ハイカラさん＊赤べえ時刻表（フリー乗車券1日大人600円、子供300円）
見学時間	8：30～17：00（最終入場は16：30 まで）
閉門日	なし
入館料	天守閣博物館410円、茶室麟閣共通券520円、
交通アクセス	・御薬園からバス約16分・武家屋敷からバス約16分・飯盛山からバス約34分・会津若松駅からバス約22分・郡山駅から約87分・東京駅から約3時間
見所	天守閣博物館、廊下橋、鶴ヶ城氏公園、茶室麟閣、走長屋・南走長屋、干飯櫓、他
花植物	ソメイヨシノ、ヤエザクラ、マツ、イロハモミジ、アジサイ、ツツジ、フジ、ムラサキシキブ、他
周辺	御薬園、飯盛山、栄螺堂、東山温泉、武家屋敷、大内宿、芦ノ牧温泉、猪苗代湖、他

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　鶴ヶ城本丸にある茶室麟閣の裏手に、荒城の月の碑文があります。会津の人たちは名曲「荒城の月」は、会津若松城をうたったものであると信じています。確かに満開の桜と天守閣を見ていると、そんな気になります。

　鶴ヶ城は難攻不落の城として、築城されました。鶴ヶ城の二の丸と本丸の深い堀を結ぶ橋が、廊下橋です。鶴ヶ城の朱に塗られた廊下橋の美しい姿と、満開の桜が新緑の中に浮かび上がります。鶴ヶ城は戊辰戦争で１ヶ月の篭城戦を戦い抜きましたが、時代の波には勝てず官軍に開城しました。

　鶴ヶ城の堀端は、新緑に萌えています。私はこの頃の鶴ヶ城の緑が、とても好きです。鶴ヶ城の新緑と満開の桜が映えて美しいです。会津若松城の周辺にも、桜の名所がたくさんあります。

　鶴ヶ城への最寄バス停は鶴ヶ城入口バス停です。鶴ヶ城へは鶴ヶ城入口バス停下車徒歩約8分です。鶴ヶ城入口バス停へは会津若松まちなか周遊バスが便利です。便利ハイカラさん＊赤べえ時刻表（フリー乗車券1日600円）

　鶴ヶ城の最寄駅は只見線西若松駅と、磐越西線会津若松駅です。会津若松市の中心駅の会津若松駅から鶴ヶ城へはバス徒歩約22分です。バスは日中本数の多い会津若松まちなか周遊バスが便利です。便利ハイカラさん＊赤べえ時刻表（フリー乗車券1日600円）。

　鶴ヶ城花散歩を楽しんで頂けたでしょうか？名城の名高い鶴ヶ城は再建のお城ですが、満開の桜の中で見る雄姿や雪化粧した清々しい姿は感動を与えます。また会津若松城（鶴ヶ城）のある会津若松市は古い町並みが残され、レトロな雰囲気が人気です。その会津若松市の中心を成すのが、会津若松城です。会津若松駅から少し離れていますが、ハイカラさんと呼ばれるレトロバスを使ったり、ゆっくり歩いたりすれば苦になる距離ではありません。最近では修学旅行の生徒さんも多くなっています。鶴ヶ城は名湯東山温泉に近いのも良いですね。