緑色の図鑑
Photo Album Book of Green
緑色の図はストレスの多い現代にお勧め・美しい緑色を楽しんでください
アスファルトやコンクリートに囲まれた生活をしていると、ストレスが高まります。そんなときに緑の山や草原を見ると、心が癒されます。今日は緑の写真を、図鑑にしてみました。緑色の美しい写真を眺めて、心を癒してください。自然界の緑色は、美しく説得力があります。
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《緑色の図鑑写真・緑色観察地図・緑色の図鑑案内》
京都嵯峨野大河内山荘の夏の緑色の庭園写真
緑色観察地図京都嵯峨野大河内山荘地図Kyoto Sagano Okochi Garden Map
ストレスを感じる時に、緑色の自然の中にいると心が休まる場合が多いです。夏に京都嵯峨大河内山荘の庭園内を花散歩していると、暑さも忘れるほど穏やかな気持ちになりました。イロハモミジの緑色の木々と、柔らか味のある緑色の苔は私たちに安らぎを与えてくれます。
京都嵯峨野野宮神社のじゅうたん苔と敷紅葉写真
柔らか味のある緑色の苔は、太古の地球からある植物です。緑色の苔は、陸上に上がった私たち動物の生存を支えて来ました。緑色の苔の中で安らぎを感じるのは、当然なことなのかもしれません。また苔の放散する香り(Moss fragrance)は、近年芳香剤や浴用剤、香水などとして人気が高いです。秋に京都嵯峨野野宮神社を紅葉散歩していると、じゅうたん苔に落ちた敷紅葉が印象的でした。
《新緑に輝く吾妻峡の写真》
《新緑の中で咲くミツバツツジの写真》
芽生えの時期、新緑は黄緑に輝きます。五月の初めロマンチック街道沿いにある群馬県吾妻峡は新緑に覆われていました。草津から流れる吾妻川も緑に輝いて見えます。新緑の林の中でミツバツツジがひっそりと咲いていました。この吾妻峡の木々も近くにある名湯川原湯も、八ツ場ダムの建設で風前の灯となっています。
《釧路湿原のタンチョウヅルの写真》
《オンネトーと雌阿寒岳と阿寒富士写真》
緑色観察地図オンネトー地図Hokkaido Onne-to Lake Map
釧路湿原は国立公園となり、現在環境のために開発が規制されています。しかし20年前は「湿原は役に立たない」として工業団地の造成が盛んでした。釧路川も護岸工事が行われて、蛇行する流れを直線化する工事が行われていました。いまでは湿原は保護され、たくさんの観光客がやってきます。絶滅の危機にあった、タンチョウヅルも最近増えてきました。活火山の雌阿寒岳の麓にある、神秘の湖オンネトーも緑に覆われたきれいな湖でした。
《緑色の図鑑写真・緑色観察地図・緑色の図鑑案内》
《オアフ島のアンスリウム写真・ピンクから緑に変わります》
緑色観察地図ホノルルアロハタワー地図・Honolulu Aloha Tower Google Map
オアフ島にあるアロハタワー近くでアンスリウムが色づき始めていました。アンスリウムのピンク色に見える部分は花ではなくて、苞といって葉の変化したものです。緑色の苞もあります。ピンク色からだんだん緑色に変化している様子がわかりますね。
《横浜山手ベーリックホールのクリスマスローズ写真・赤から緑に変化》
横浜山手にあるベーリックホールという洋館の庭にクリスマスローズが下を向いて咲いていました。クリスマスローズの花の部分が、緑色のものもあります。この写真は、花は葉から変化したことを教えてくれます。
《鎌倉浄智寺のハンゲショウ写真・葉が白く変化》
緑色観察地図鎌倉浄智寺地図Kamakura Jyochi-ji Temple Map
鎌倉浄智寺にハンゲショウが、咲いていました。ハンゲショウの、白く見える部分は葉です。植物の葉は一般的に緑色ですが、これは葉に含まれる葉緑素(クロロフィル)による色です。葉緑素で植物は、光合成をしているのですね。ハンゲショウは葉の一部の葉緑素がなくなり、白くなっています。そして花のように目立つ構造となり、コンチュウを呼んでいるのですね。
《鎌倉長谷寺の竹林と傘写真》
《横浜まさかりが淵の竹林写真》
竹林には爽やかな風が似合います。風でかすかに葉がこすれあい「サワワ、サワワ」とかすかに音を立てます。タケのすくと伸びた姿を見たり、竹林を散歩すると新鮮な気持ちになるのはなぜでしょうか。竹の持つ独特の香りにも、私たちを元気にさせる成分があるのかもしれません。
《緑色の図鑑写真・緑色観察地図・緑色の図鑑案内》
《オオハンゴンソウとカメムシの写真》
富良野にあるピクニックガーデンを散歩していると、オオハンゴンソウの花にカメムシがとまっていました。オオハンゴンソウの花が黄色いので保護色のはずの、カメムシの緑の身体が目立っています。保護色も逆目に出ることもあります。
《ヤシの木を登るグリーンアノール写真》
緑色観察地図ホノルルワイキキ海岸地図Honolulu Waikiki Beach Google map
ワイキキ海岸のヤシの木をグリーンアノールが登っていました。グリーンアノールの緑の身体が印象的ですね。この緑色の身体も保護色ですが、ヤシの幹を登る間は目立ってしまいますね。グリーンアノール君、鳥に食べられないように気をつけてね。
《オウムの羽毛の青緑色写真》
オウムの青緑色の羽毛がきれいでした。この色は保護色ではないようです。クジャクのようにメスにアピールしているようですね。
《積丹半島の青緑色の海の写真》
《木々の緑に染まるまさかりが淵写真》
《清流梓川とニジマス写真》
緑色観察地図上高地河童橋地図Shinshu Kamikochi Kappabashi Map
《緑なす栗林公園南湖とアオサギ写真》
緑色観察地図栗林公園地図Takamatsu Ritsurin Garden Map
水は見る角度によって、いろいろな色に見えます。濁りのない水は青く見えますが、普通は植物プランクトンなどが棲むために緑に見えます。積丹半島の海は濁りがなく、青緑に見えました。積丹ブルーのその澄んだ色に感動しました。緑なす栗林公園南湖の水面が木々の緑を反射して緑に見える様子も風情があります。
《緑色の図鑑写真・緑色観察地図・緑色の図鑑案内》
《網走ビート畑写真・丘の緑もきれい》
《フウセンカズラの黄緑の写真》
《ゴーヤの緑の実写真》
ゴーヤは沖縄の野菜として有名ですが、以前は沖縄県から持ち出せませんでした。ウリミバエがいたためです。今では沖縄県から駆逐されて、本土にも出荷できるようになりました。青い(緑色)ゴーヤは苦いですが、ゴーヤも熟すると赤みを帯びて美味しそうな色に変わります。熟すると苦味はなくなり瓜のように甘くなります。ヒトは苦いゴーヤを好みますが、他の動物は苦味を嫌うようです。
《エノコログサの緑の穂写真・初秋の色》
《Crescentia alata の実写真・きれいな緑》
緑色観察地図オアフ島フォスター植物園地図Oahu Foster Botanical Garden Map
《まだ緑のアラカシの実写真》
緑色観察地図醍醐寺交通アクセス地図Kyoto Daigo-ji Temple Access Map
熟さない実は一般的に緑色で苦味や渋みがあります。ゴーヤも緑色のうちは苦いですね。植物にとってみれば種が熟していない時期に食べて欲しくはないわけです。熟して食べごろになると暖色系の色に変わってきます。上の写真はまだ熟していないことを示しています。
《緑色の図鑑写真・緑色観察地図・緑色の図鑑案内》
《明日香村で黄金色に色づいてきたイネ写真》
《緑のコケにイロハモミジの紅葉が》
イネやムギも糖分(デンプン)が多くなると緑色から茶色に色づいてきます。イロハモミジの葉も秋に赤色に紅葉します。葉に含まれる糖分も関係するようです。カナダでは落葉後のカエデの木からメープルシロップを採取します。
《アジサイの花(がくの色)が変化するのも楽しいです》
アジサイの花言葉は「移り気」です。アジサイの花と呼ばれている部分は、正確に言うと「がく」です。花は中心に見える「へそ」のような部分になります。咲き始めは「がく」の色が黄緑色ですが、だんだんうす青色に色づいてきます。さらに青色から赤色や紫色に変化する株もあります。この色の変化は「がく」に含まれるアントシアニンが、がくのpHの変化で変色することによります。
《天龍寺のハスの葉の緑色写真》
《ハスの葉とハナショウブ花写真》
緑色観察地図鎌倉長谷寺地図Kamakura Hase-dera Temple Map
ハスの葉とハナショウブの花も涼しげです
葉の美しい緑色は地味なようですが、素晴らしい色です。葉の緑色はクロロフィルを含むためですが、クロロフィルはエタノールに溶けます。植物の葉をエタノールに入れて、加熱するとエタノールがきれいな緑色になります。このクロロフィルは光合成に使われますが、私たち動物の体の中でクロロフィルに含まれるマグネシウムイオンが鉄イオンと置換されヘモグロビンに変化します。このとき緑色が赤色に変わるのは面白いことですね。
《緑色の図鑑写真・緑色観察地図・緑色の図鑑案内》
《志賀高原大沼池のスギゴケ写真》
緑色観察地図志賀高原大沼池地図Map and Access to Shiga Onuma Pond
志賀高原大沼池のスギゴケの緑色も良いです
《サルオガセの写真・菌類と藻類の共生です》
緑色のコケ(蘚苔類)は湿度の多い場所に生えます。原生林の枯れ木の上や寺院の庭などで多く見られます。植物の中では原始的な仲間で水を運ぶ仕組みが十分でないために、湿度の高い場所を好みます。緑色をしているのですぐわかると思いますが、クロロフィルを含み光合成をします。サルオガセ(地衣類)は以前、木々を枯らす「嫌われ者」とされていましたが、今では自然界の中で物質の循環に大切な働きをしていることが分かってきました。サルオガセなどの地衣類は菌類と藻類が共生して一つの体を作っている珍しい生物です。朽木などを土に戻す役割をしています。やはり身体にクロロフィルを持っていて、光合成もしています。
《奥嵯峨鳥居本に咲くザクロの花と葉写真》
緑色の写真を集めてみましたが、楽しんでもらえたでしょうか?私たち地球に住む生物にとって、緑色の植物は生産を行う大切な働きをしています。緑を見ると私たちが安心するのは、そのことを本能的に知っているからでしょう。近年「落ち葉が出るから街路樹が邪魔」などの声が聞こえてくることもあります。植物の持つエネルギーを上手に利用しながら、これからは活動したいですね。緑の地球を守っていかなければ地球温暖化など大変な事態がやってきそうです。これからも地球の緑をたのしんで行きたいですね。
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