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京都の色図鑑
Color Photo Album of Kyoto
京都の色は素晴らしいです・京都の鮮やかな色を楽しんでください
京都の街は、一年中世界からの観光客に人気です。バブルの時期に多くの貴重な京町家が失われてしまいましたが、近年の世界遺産ブームで保存の動きも見られます。また生活の場として、京町家や京の伝統文化が見直されるようになってきました。今日は京都の素晴らしい色を図鑑にしてみました。気軽に写真を眺めてください。
京都の金色・Gold
《京都北山鹿苑寺舎利殿写真》
地図京都北山金閣寺Kyoto Kitayama Kinkakuji Temple Map
京都の金色と言えば、京都北山にある鹿苑寺舎利殿が有名です。鹿苑寺舎利殿は、一般的には金閣寺と呼ばれています。金閣寺の創建は足利義満で、室町時代の北山文化を代表する建造物です。金閣寺舎利殿は1950年に放火炎上後、1955年に再建されました。金閣寺は黄金の国、ジパングを象徴する建築物です。
《大覚寺牡丹図の金色の襖絵写真》
地図大覚寺地図Kyoto Daikaku-ji Temple Map
京都の神社仏閣にはたくさんの襖絵があります。多少痛んでいるものもありますが、長い年月を経ても美しいものがあります。特に金箔は非常に薄いものですが、空気中で酸化されずに長い年月変化しません。京都には金箔を使った扇子などの製品も多いです。この技術は、現在の先端技術にも活用されています。京都大覚寺を訪問すると、金色に輝く素晴らしい牡丹図がありました。
《金色に輝く来迎院の薬師如来・阿弥陀如来・釈迦如来像写真》
大原来迎院は静かな寺です。大原三千院のさらに奥にあります。平安時代に作られた薬師如来・阿弥陀如来・釈迦如来像は千年ほど経った今も金色に輝いています。来迎院の釈迦三如来坐像は、藤原時代の名品で堂内にも荘厳な雰囲気が漂っています。
《祇園花見小路の洒落た案内図写真》
地図祇園花見小路地図Kyoto Gion Hanami-koji Street Map
夏の夜に祇園花見小路を散歩していると、洒落た道案内が輝いて見えました。押し付けがましい道案内や看板が多い時代ですが、何気ない足元の道案内は嬉しいですね。祇園花見小路の道標は黄銅製と思われますが、デザインも良いですね。
《祇園祭の神輿写真》
地図八坂神社地図Kyoto Yasakajinjya Shrine Map
京都の夏を彩る祇園祭は約一ヶ月続きます。祇園祭では宵山や山鉾巡行が注目されますが、素晴らしい神輿も出ます。夏に八坂神社を訪問すると、祇園祭の神輿が置かれていました。八坂神社の神輿は、金色に輝いていました。
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京都の赤色・Red
《赤色紅葉する真如堂のイロハカエデの紅葉写真》
地図京都真如堂地図Kyoto Shinnyodo Temple Map
京都の紅葉は見事で、紅葉の時期には世界中から観光客が集まります。京都の紅葉は、カエデ属のイロハモミジが主役です。11月下旬に真如堂を花散歩していると、境内のイロハモミジの紅葉が真っ赤に紅葉していました。
《神泉苑の赤い橋と紅葉写真》
地図神泉苑地図Kyoto Shinsen-en Palace Garden
神泉苑は二条城のすぐ南にある、静かな庭園です。かつてはここが平安京の中心を成す庭園でした。造営当時は神聖な場所で、庶民が楽しめる場所ではなかったようです。二条城から神仙苑にかけて歩いてみると、この付近が平城京の中心であり、水を巧みに利用している場所であることがわかります。神泉苑の園内にかかる赤い橋をゆっくり渡りながら、古(いにしえ)の平安を偲ぶのも良いですね。平安時代の庭に赤色は良く似合います。
《下賀茂神社の回廊写真》
地図下賀茂地図Kyoto Shimogamo Shrine Map
下賀茂神社(加茂御祖神社)は京都でも最も古い神社の一つです。下賀茂神社の回廊は、赤色が美しい神社です。赤い柱の間を散歩するのも楽しいです。「青丹よし」は奈良の都の枕詞ですが、この色については諸説あるようですね。
《岩倉実相院の五輪塔と敷きつめられたカエデ写真》
岩倉実相院の庭には五輪塔が置かれ、その回りにカエデが敷き詰められています。本堂の床に反射したカエデが赤く映る様子(床モミジ)が有名です。南禅院の床にも床モミジが映っていました。
《南禅院の床に映る紅葉・床モミジ写真》
地図南禅院地図Kyoto Nanzen-in Temple Map
京都の紅葉は見事です。京都には紅葉がきれいな場所がたくさんあります。京都にはカエデ属のイロハモミジが多く植えられていて、秋になると赤色に色づきます。これは葉に含まれる葉緑素が分解される時に、アントシアニンが生成されるためです(赤色の図鑑より参照)。晩秋に南禅院の境内を紅葉散歩していると、床モミジがきれいでした。
《雪の中で赤く実るナンテンの実写真・大原》
地図京都大原実光院地図Kyoto Ohara Jikko-in Temple Map
ナンテンの実は、冬に赤く色づきます。ナンテンの赤い実は、冬の京都の散歩で道端で見かけると大変嬉しいです。雪の降る日に大原にある実光院を散歩していたら、ナンテンの赤い実が、雪をかぶって実っていました。ナンテンは、漢方薬としても有名です。ナンテンの葉をお弁当に添えたりするのは、殺菌力が強いためです。
《大覚寺襖絵の赤い岩絵具写真》
嵯峨野にある大覚寺は旧嵯峨御所門跡として歴史上重要な場所です。宸殿など御所形式が残されています。大覚寺の襖絵のカエデの紅葉がきれいでした。襖絵などでは赤色は岩絵具の辰砂などを使うそうです。高価な絵具だそうです。
京都の青色・Blue
《京都の青空と京都タワー写真》
京都の街にミスマッチな京都駅に降り立つとすぐ目の前に見えるが、京都タワーです。今では一つの風景として見慣れてしまいましたが、はじめて見た時にはその多少グロテスクな姿にショックを覚えました。その後の乱開発に向けてのランドマークとして知られています。夕方の青空に浮かぶ京都タワーも美しく見える時もあります。
《平安神宮西神苑に咲く青紫色のハナショウブ写真》
地図平安神宮地図Kyoto Heian-jingu Shrine Map
平安神宮は明治時代に平安遷都1100年を記念して作られた、京都では比較的新しい神宮です。建設されてから110年あまりしか経っていませんが、小川治兵衛作の庭園は周囲の自然に溶け込んでいます。平安神宮の西神苑にはハナショウブが見事に咲いていました。がくの部分が青から青紫色に変化する様子は見事です。
《嵯峨野のアジサイが色づく様子写真》
梅雨の時期の散歩で楽しみな花はアジサイです。嵯峨野を散歩していると青く色づきだした、アジサイが道端に咲いていました。そんな時はなんだか得した気がします。アジサイは咲き始めはがくの部分が薄い緑色ですが、時間とともに薄い青色に色づいてきます。さらに、赤や紫に変化していきます。これはがくに含まれる色素のアントシアニンがpHの変化で変わります。
《緑のコケとキキョウは似合います・広隆寺庭写真》
太秦にある広隆寺は聖徳太子が建立した寺として有名です。また日本の国宝第一号として有名な弥勒菩薩半跏像が所蔵されています。スギゴケが美しい広隆寺の庭にキキョウの花が咲いていました。キキョウは秋の花とされていますが、夏にも咲きます。その涼しげな姿が美しいです。
《京都嵯峨宝筺院境内ジャノヒゲの実写真》
晩秋に稔るジャノヒゲの、青色の実の色も印象的です。晩秋に京都嵯峨野にある宝筺院境内を花散歩していると、イロハモミジの落葉敷紅葉の中に青色のジャノヒゲの実がありました。
《南座の歌舞伎絵写真》
京都四条南座は江戸時代から続く歌舞伎の劇場です。玄関前には上演中の歌舞伎絵が飾られます。義経腰越状の歌舞伎絵の着物の色はきれいな青でした。この絵は分かりませんが、一般的に日本画の青は岩絵具のラピスラズリなどの高価な石を使います。そのために、よい絵の具を使ったものは、500年以上経っても変色しないといわれています。
《裏千家茶道資料館の手前で使われる青い茶器》
堀川通りにある、裏千家茶道資料館には貴重な茶道の資料などが展示されています。館内では茶道体験などもできます。使われている茶器は座忘斎好みの、青色のきれいなものでした。お茶の緑が映える茶器ですね。
京都の朱色・Vermilion
京都の風景に、朱色は良く似合います。初夏に嵯峨野を花散歩していると、ザクロの花が咲いていました。ザクロの朱色(Vermilion)の鮮やかな花は、嵯峨嵐山の新緑によく似合います。
大原実光院に飾られたカラスウリの朱色の実写真
京都の秋に稔る、カラスウリの朱色の実も綺麗です。秋に京都大原にある実光院を訪問すると、受付に朱色のカラスウリの実が飾られていました。大原実光院に飾られたカラスウリの朱色の実は華やかな京都の秋を演出してくれます。
《八坂神社の朱色の山門とサツキの花写真》
京都の神社は、鮮やかな朱に塗られたものが多いように思われます。一方武家社会として発展した鎌倉の神社は、濃い赤(鶴岡八幡宮)が多いように思われます。初夏に八坂神社を訪問すると、朱色の山門とサツキの花が目に鮮やかでした。京都の神社の朱色の建築物は、華やかです。
《大沢池の朱色に染まるコウチワカエデの紅葉写真》
地図嵯峨野大沢池地図Kyoto Sagano Osawanoike Pond Map
イロハカエデは紅葉すると赤色に紅葉しますが、コウチワカエデは朱色に紅葉します。晩秋に大沢池を花散歩していると、コウチワカエデがきれいな朱色に紅葉していました。大沢池の朱色に染まるコウチワカエデの紅葉も見事です。
京都の緑色・Green
《嵯峨野の青カエデと赤いカエデの実写真》
初夏の嵯峨野散歩は気持ちが良いです。青カエデが輝くように見えます。新緑で顔が緑に染まりそうです。青カエデ(イロハモミジ)の枝の先に赤いカエデの実ができています。緑の中に赤い小さな実がかわいいです。赤い色素はアントシアニンです。この発色は糖分がカエデの実に移動することと関係します。
《東福寺のスギゴケと石の市松模様写真》
地図東福寺地図Kyoto Toufuku-ji Temple Map
東福寺は紅葉で有名ですが、素晴らしい庭園も一見の価値があります。東福寺にはたくさんの名園がありますが、東福寺方丈庭園北庭は、コケの市松模様が斬新なデザインになっています。緑色のスギゴケが踏み石に盛り上がった景色は、自然と人間の活動の時間を感じさせます。また良い意味での自然界と人間との葛藤を感じさせます。
《雨あがりのハスの葉のロータス効果写真》
法金剛院はハスの花で有名な寺です。ハスは泥沼から育ち美しい花を咲かせるので、神聖な花であるとされ阿弥陀如来もハスの花に乗っています。汚れた泥沼からきれいなハスの葉や花を咲かせることは、昔の人も不思議に思っていました。近年ハスの葉にはロータス効果があることが研究されています。水滴がハスの葉の上を転がりながら、葉の表面を浄化していることが明らかになりました。ハスの葉の表面にはナノレベルの疎水性の突起があり、水滴が水の表面張力で丸く転がることでハスの葉の表面を浄化しているのは驚きですね。
《夜の竹林写真・青蓮院》
夜の竹林は神秘的です。夜青蓮院門跡の竹林を歩いていると清々しい空気が流れていました。時々吹く風でタケの葉がこすれザワザワと音を出します。竹取物語の世界に入りそうな、神秘的な感じがします。竹林には、そのような空気が流れているようです。タケには独特の香りがあり、人の心を酔わせるのかもしれません。
《京都建仁寺境内のチャノキの若葉写真》
地図京都建仁寺Kyoto Kenninji Temple Map
京都は茶の湯の文化が、発達した地域です。日本に喫茶の習慣を広めたのは、栄西と言われています。八十八夜が近い頃に京都建仁寺境内を花散歩していると、チャノキの新緑がきれいでした。この頃の新茶はほろ苦さの中に甘味がある、美味しお茶になります。
京都の黄色・Yellow
《祇園白川畔に咲くエニシダ花写真》
地図祇園白川地図Kyoto Gion Shirakawa Map
祇園白川は白川河畔に広かる、華やかな芸能の街です。初夏に祇園白川畔を花散歩していると、黄色いエニシダの花が咲いていました。祇園白川畔に咲くエニシダの花黄色く鮮やかな花は京都に初夏の訪れを告げます。
《大原女とツワブキの花写真》
秋に大原の里を散歩していると、大原女像の隣にツワブキの花が咲いていました。大原女は大原で作られた農産物などを、都まで行商に行く女性のことです。鎌倉時代から続くといわれている、古くからある伝統的な風習が残っているのは素晴らしいことですね。きれいな花で、芯は丈夫なツワブキは大原女と良く似合います。
《大原の春は菜の花がきれいです》
春の大原は菜の花がきれいです。普通「菜の花」と一言で言っていますが、菜の花はカブやスグキ菜などの野菜の花です。カブなどを栽培して、その一部を放置して置くと塔が立ち菜の花ができます。菜の花の蕾(つぼみ)はお浸しや浅漬けにしてもおいしくいただけます。またその一部を放置して置くと、きれいな花が咲き、蜂蜜も取ることができます。さらに実ができますが、絞れば菜種油を採ることができます。食用油にもなりますが、昔は灯油としても利用していました。搾りかすは油粕として、優れた肥料として使われていました。もちろん優秀な種は来年のために保存されました。このように見ると、菜の花にはすごい能力があるのですね。現在食料やエネルギーのほとんどを輸入のみに頼っていますが、昔の人の知恵を借りる時代が来るかもしれません。
《黄色い嵯峨菊写真・嵯峨野大沢の池》
嵯峨菊(サガギク)は嵯峨野特産の品種です。繊細なキクで、管花が特徴です。秋に嵯峨野にある大沢池を花散歩していると、紅葉する大沢の池を背景に黄色いサガギクの花が咲いていました。嵯峨天皇の時代から品種改良されて現在のようになりました。平安の王朝時代を髣髴させる気品ある花です。黄色いキクの花にはカロテノイド系の色素が多く含まれます。地方によっては食用菊として食べることもあります。黄色い花を見ると元気になるのは本能かもしれませんね。
京都の紫色・Violet
《京都奥嵯峨に咲くシコンノボタン花写真》
地図京都奥嵯峨鳥居本地図Kyoto Saga Toriimoto Map
シコンノボタンは、濃い紫色の花です。シコンノボタンは、秋から初冬に見頃を迎える花です。秋に京都奥嵯峨鳥居本近くを花散歩していると、シコンノボタンの花が咲いていました。京都奥嵯峨鳥居本に咲く、濃い紫色のシコンノボタンの花色も印象的です。
《京都大原三千院門前に咲くミヤコワスレの花写真》
地図京都大原三千院地図Kyoto Ohara Sanzen-in Temple Map
交通のあまり発達していなかった頃、京都大原三千院付近は都から遠い場所でした。初夏に京都大原三千院門前を花散歩していると、紫色のきれいなミヤコワスレ(ミヤコヨメナ)の花が咲いていました。京都大原三千院門前に咲くミヤコワスレの花は、美しく寂しげです。
《円山公園に咲く紫色のカキツバタ花写真》
地図京都円山公園地図Kyoto Maruyama Park Map
初夏に咲く、カキツバタの紫色の花も綺麗です。アヤメ属のカキツバタは、水辺に咲く涼しげな花です。初夏に京都円山公園を花散歩していると、紫色と白色の綺麗なカキツバタの花が咲いていました。初夏の円山公園に咲く、紫色のカキツバタの花は涼しげです。
《雪の京都大原に稔るムラサキシキブの実写真》
ムラサキシキブの実は秋に稔りますが、冬でも観察できることがあります。雪の降る日に京都大原三千院から来迎院に向けて花散歩していると、雪をかぶったムラサキシキブの実が観察できました。雪の京都大原に稔るムラサキシキブの実は、京都冬の花散歩の楽しみです。
京都の白色White
《雪の大原宝泉院写真・山水画のような世界です》
地図京都大原宝泉院地図Kyoto Ohara Housen-in Temple Map
雪の京都散歩も良いです。普段見る世界とはまた違った世界が見えます。雪の日に大原にある宝泉院に寄ってみました。山水画の世界が広がっていました。寒い日にここまで来て良かったと思う瞬間です。清々しい気持ちになります。
《天龍寺塔頭・慈済院来福門写真》
嵐山にある天龍寺は世界遺産として登録されています。天龍寺の境内を散歩していると、白い中国風の山門が目につきました。天龍寺の塔頭の一つである、慈済院の来福門です。天龍寺の開山として知られる、夢想礎石は中国との貿易(天龍寺船)で得た富で天龍寺の造営資金を得ています。塔頭に中国風の山門があるのも不思議ではないでしょう。山門の白さは漆喰のためです。漆喰に含まれる水酸化カルシウムが、長い時間をかけ空気中の二酸化炭素と化合し硬い炭酸カルシウムに変わります。長い時間白く、硬い建材として昔から使われています。
《白い総苞片が美しいヤマボウシの写真》
京都市立美術館周辺は気持ちの良い散歩道です。琵琶湖疏水沿いを歩くと京都の四季を感じることができます。初夏ヤマボウシの白い総苞片が輝いて見えました。白い花びらのように見えますが、苞といって葉のようなものです。本来葉は葉緑素(クロロフィル)を持っていますが、葉緑素がなくなりフラボンなどの色素を持っています。白色ですが紫外線から細胞を守ったり、昆虫の目からは目立つ目印になっています。
京都の茶色・Brown
《京町家の茶色い木の塀写真・茶色く渋い》
京都の古い建築物は寺院を始め、茶色く渋いものが多いです。これは長い年月の間に木材が変色したようですが、防腐のために柿渋を塗ったものもあります。渋に含まれるタンニンに防腐効果があります。近年使われていた、ホルムアルデヒドなどを含む建材や防腐剤はシックハウス症候群の原因の一つとされ、現在使われなくなってきました。昔使われていた柿渋などが見直されているのは皮肉ですね。渋い色には意味があるのですね。
《大徳寺境内の土塀写真・洒落ています》
地図大徳寺地図Kyoto Daitoku-ji Temple Map
大徳寺は一休宗純が復興した寺として知られています。広大な境内にはたくさんの塔頭が立ち並んでいます。大徳寺境内を散策していると使われなくなった瓦を塗り固めた茶色い土塀がありました。瓦の模様が斬新なデザインで洒落ています。これらの瓦や土塀はリサイクルされたもののようです。瓦が土塀の強度を増しているようです。リサイクルしながら洒落たデザインにしているのはおもしろいですね。
京都の桃色・Pink
《天龍寺放生池のハス写真》
地図天龍寺地図Kyoto Tenryu-ji Temple Map
天龍寺放生池に紅白のハスが咲いていました。手前の赤いハスは咲く直前で花弁の先が桃色に色づいてきました。赤いハスの花弁の色は時間によって変化します。翌日同じ花をまた観察して、色の変化を見てみるのも良いですね。
《天龍寺の境内に咲くフヨウと土塀写真》
天龍寺に咲くフヨウの花はハイビスカス(Hibiscus)の仲間です。よく見ると花の構造が同じですね。真夏に元気な花です。炎天下桃色の花弁がきれいです。
《水盤に浮かべたコスモスの花写真》
大原の秋はコスモスが似合います。大原の秋の野にゆれる姿は郷愁を誘います。宝泉院では、コスモスの花を水盤に浮かべて置いてありました。コスモスの花の色が、同色系のグラデーションになっておもしろいですね。同じように見えるコスモスの花も、よく見ると色も模様も同じものはないようですね。遺伝的個性は無限に近いようです。
京都のコラージュCollage
《秋の大徳寺興臨院の手水写真》
京都の色は様々です。その色が合わさった時、素晴らしい輝きを見せることがあります。大徳寺の塔頭の一つ、興臨院の庭にある手水がたくさんの色で輝いて見えました。茶室の脇にある手水に秋の花や紅葉が散りばめられ、きれいにコラージュされていました。きれいですね。
《京都植物園の早春の花のコラージュ写真》
地図京都植物園地図Kyoto Botanical Garden Map
《二尊院嵯峨菊のコラージュ写真》
地図京都小倉二尊院地図Kyoto Ogura Nisonin Temple Map
小倉二尊院に咲く嵯峨菊のコラージュは美しいです。繊細な嵯峨菊が風になびくような姿で、絡み合い色を織り成す様子は芸術です。
《錦織り成す嵐山の紅葉写真》
錦織り成す嵐山の紅葉は見事
《京都の茶菓子のコラージュ写真》
《京都の漬物のコラージュ写真》
《廬山寺の花車も花のコラージュ》
地図京都廬山寺地図Kyoto Rosanji Temple Map
廬山寺の花車も花のコラージュが素晴らしいです
《京料理のテーブルもコラージュです》
京料理のきれいな盛り付けも芸術です。涼しげな夏を演出する色とりどりのお皿や料理は食欲を誘います。最後は京都の色鮮やかな京料理を楽しんでゆくのも良いですね。ゆっくりはんなりと京都の花旅を楽しんでいってください。よろしかったら、京都花図鑑も眺めていってください。
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