南禅院花散歩

京都南禅寺境内にある南禅院庭園は名勝特別史跡・南禅院庭園の紅葉は見事です

　京都府京都市左京区南禅寺福地町にある南禅院は、京都五山一位にある南禅寺の塔頭の一つです。南禅寺を開基した亀山法王は、この地（南禅院）に離宮と南禅院庭園を作庭しました。南禅院は南禅寺発祥の地、といっても良いでしょう。国の名勝、特別史跡に指定された南禅院庭園は池泉回遊式庭園の代表作ともいわれています。南禅院庭園は秋の紅葉や新緑の頃多くの観光客で賑わいます。京都府京都市左京区南禅寺福地町にある、南禅院を写真と交通アクセス、地図、拝観情報で案内しましょう。

　南禅院の池泉式回遊庭園は、国の特別史跡と名勝に指定されています。南禅院の池泉式回遊庭園は南禅院を開基した、亀山法王の作庭といわれています。南禅院は紅葉の名所としても知られ、秋の紅葉の時期には多くの観光客で賑わいます。

施設名	南禅院（なんぜんいん）　Nanzen-in Temple Kyoto Higashiyama
住所	京都府京都市左京区南禅寺風呂山町　TEL 075-771-0365（南禅寺派宗務本所）
拝観時間	12月1日～2月28日（8:40～16:30）　3月1日～11月30日（8:40～17:00）　受付は終了20分前まで
閉門日	12月28日～12月31日
拝観料	個人：一般400円高校生350円小中生250円　団体：30名以上一般350円高校生250円小中生200円
最寄駅バス	・地下鉄東西線蹴上駅下車徒歩約7分・南禅寺永観堂道バス停下車徒歩約8分
交通アクセス	・永観堂から徒歩約10分・哲学の道から徒歩約11分・三条駅から約16～19分・京都駅から約27分・大津駅から約28分・大阪駅から約61分・淀屋橋駅から約74分
見所	南禅院庭園（名勝、特別史跡）木造亀山法王坐像（重要文化財）木造一山一寧坐像（重要文化財）
花植物	センリョウ、ツバキ、紅葉、アオキ、イロハモミジ、ツワブキ、ウメ、ニホンスイセン、ロウバイマンリョウ、タマサンゴ、サザンカ、ビワ、チャノキ、落葉、ピラカンサ、ナンテン、四季の花
周辺見所	建仁寺　白川巽橋　野宮神社　八坂神社　円山公園　京都東山　東福寺　祇園白川　平安神宮廬山寺　蓮華寺　曼殊院　実光院　霊鑑寺　若王子神社　法然院　北野天満宮　智積院　にねん坂

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　南禅院の方丈は、1703年（元禄16年）に再建されたものです。南禅院の方丈は総檜の入母屋造りで、こけら葺きの美しい建築物です。南禅院の方丈は南禅院の池泉式回遊庭園に面して建てられていて、ここからの庭園やイロハモミジの紅葉の眺めは見事です。

　南禅院の池泉式回遊庭園の近くに、亀山法王廟所があります。亀山法王はこの地（京都東山）に離宮を建て、見事な池泉式回遊庭園を作庭しました。南禅院の池泉式回遊庭園に面して亀山法王廟所があることから、亀山法王はこの南禅院の池泉式回遊庭園を愛していたのでしょう。

　南禅院方丈から眺める南禅院の池泉式回遊庭園は格別です。南禅院方丈の良く磨かれた板張りの廊下に、南禅院庭園の紅葉が映って見えました。床モミジもきれいですね。緑の松と赤い紅葉の対比も見事です。

　南禅院の門前に出るとすぐ目の前に、有名な南禅寺水路閣が見えます。明治の初期にこの地に水路閣が造られた時はたぶんこの地には似合わなかったでしょうが、150年近くの歳月を経てそれほど違和感がないのはおもしろいですね。

　南禅院門前の水路閣近くの散策は快適です。夏は琵琶湖から運ばれた冷たい水の為か、とても涼しく感じます。初秋に南前院門前を散策していると、ツワブキの花にチョウが止まっていました。

特別史跡南禅院池泉式回遊庭園の池に落ちた落葉も素晴らしい

青モミジ（イロハモミジ）の頃の南禅院と水路閣も良いです

京都市営地下鉄東西線蹴上駅から南禅寺境内南禅院へは徒歩約7分です

京都市営地下鉄東西線蹴上駅から南禅院への交通アクセス地図は下です（地図は移動、拡大、縮小等操作できます）

　南禅院の最寄駅は地下鉄東西線蹴上駅で、蹴上駅から南禅院へは徒歩約12分です。途中インクラインや天授院、南禅寺などがあり人気の散歩道となっています。また最寄のバス停は南禅寺永観堂道で、南禅寺永観堂道から南禅院へは徒歩約9分です。

最寄のバス停は南禅寺永観堂道で、南禅寺永観堂道から南禅院へは徒歩約9分です。

　紅葉の時期の南禅院は見事ですが、どの季節にも南禅院の散策は四季を感じることができて良いものです。京都府京都市左京区南禅寺福地町にある南禅院花散歩を楽しんでもらえたでしょうか？よろしかったら南禅寺花散歩も眺めていってください。