京都鷹ヶ峰光悦寺探訪
Visit to Koetsu temple of Kyoto
光悦寺は秋の花散歩に最適・光悦寺・好評京都花旅・東福寺花散歩・京の色図鑑
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資料京都府立植物園・京大電子図書・日本植物志・京都市観光協会好評秋色図鑑・京都の紅葉
更新2009.8.26
京都鷹ヶ峰光悦寺は秀峰鷹ヶ峰に囲まれ、ひっそりと建っています。境内にある多数の茶室から外を眺めれば、深山にいるような錯覚を覚えます。本阿弥光悦は家康から拝領したこの地、鷹が峰に芸術村を築きました。ここで光悦は漆工芸、陶芸、書道、茶道など芸術全般に渡り才能を発揮しました。またこの地で多くの職人を育て、ここが芸術村として発展する基礎をつくりました。
《光悦寺茶室・大虚庵前の光悦垣写真》
Tea room of Koetsu temple
《光悦寺山門写真》
京都市内は開発が進みマンションやビルが立ち並んでいます。しかし北大路バスターミナル(北大路地図)で北1系統(仏教大学玄琢行き)のバスに乗り、バス停鷹峯源光院に降り立ち、鷹峯光悦町の街を見渡すと静かで昔に戻ったような感覚を覚えます。道を歩いていると、北山杉の加工場がありました。杉の皮を剥いてありますが、その先には杉の葉を残してあります。このあたりの習慣なのでしょうか。
《北山杉の加工場写真・杉の葉がおもしろい》
Japanese Cedar (we call Kitayamasugi) factory
《北山杉の皮むきの様子写真》
Lumber processing of Kitayamasugi
バス停から3分ほど歩いたところに光悦寺はありました。道路から狭い通路をとおり山門をぬけると別世界がありました。秀峰鷹ヶ峰を借景にした、しゃれた茶室が並んでいます。8月の暑い盛りでしたが、萩の花が少し咲き出していました。光悦垣から覗く萩の花が初秋の風にゆれていました。
《光悦寺への参道写真》
Approach of Kouetsu temple
境内には7つの茶室があります。それぞれの庵は趣向があり、ススキの穂が出る頃は格別風情がありそうです。晩秋のカエデの紅葉も美しそうです。
《詫びた茶室写真・趣があります》
《茶室写真》 《ハスの花と茶室写真》
There are many Japanese tea ceremony room made by Koetsu
鷹ヶ峰光悦寺に来て、本阿弥光悦が築いた「芸術村」の一部を覗いたような気がします。都で生まれ栄華の中で育った光悦はこの静かな鷹ヶ峰で静かに芸術や工芸に打ち込み、自然の中で「晴耕雨読」の生活をしたかったのかなと思いました。芸術家本阿弥光悦の理想郷「鷹ヶ峰」乱開発はしたくないものです。
《京都府立植物園のハスの花写真》
Lotus flower of Kyoto botanical Garden
《白いフヨウの花写真》 《サルスベリの花写真》
We can see many summer flower
《スイレンの花写真・涼しげです》
Water lily at Kyoto botanical garden
秋の気配がする鷹ヶ峰の山を降りて、北山通りの京都府立植物園に行きました。そこには夏の花がたくさん咲いていました。秋は山から降りてくることを実感しました。鷹ヶ峰・光悦の夢の跡は今も残っていました。そこには今の「都会としての京都」とは違う、「いにしえの都」の風がふいていたように思います。
《京都の会席料理写真・おいしいです》
Kyoto cuisine is good taste at Minokichi
京都鷹ヶ峰光悦寺花散歩を楽しんでもらえたでしょうか?光悦寺付近は京都市内でも静かな場所です。ゆっくり散策したい場所ですね。よろしかったら京都秋の花散歩も眺めていってください。
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