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京都四季の花色

Flowers Book of Kyoto

古都京都に咲く四季の花は色鮮やかで多彩です・京都の四季の色とりどりの花を写真でお楽しみください

更新2024.02.12

 京都の街に咲く四季の花々は色鮮やかで華やかです。京都は鴨川をはじめとする豊かな水源と四方を山に囲まれた多彩な自然を擁する魅力的な街です。京都の水辺や古くからの寺社仏閣に咲く花々は多彩で変化に富んでいます。また京都の街には古代から世界中との交流が盛んであったために海外の薬草や茶花や珍しい品種の植物も多く観察できます。京都の町に咲く四季の花を赤色、黄色、青色、白色、紫色、ピンク色、オレンジ色の花色ごとの写真集で案内いたします。。

★京都黄色の花色・Kyoto Yellow Color Flowers★

京都菜の花画像

菜の花ナノハナ

 春に京都大原の里を花散歩していると、洛北の山々と田植えの準備をしている水田を背景に黄色の菜の花が見頃でした。京都の菜の花は、京野菜の蕪(カブ)や壬生菜(ミブナ)などの花です。アブラナ科アブラナ属ナノハナ(油菜・菜の花Vegetable Flower Brassica rapa)は西アジアから西ヨーロッパ原産の双子葉、二年生草本植物です。ナノハナはアブラナ科の植物の花の総称です。ナノハナと呼ばれる植物にはキャベツ、菜の花、油菜、蕪(カブ)、野沢菜、スグキナなどがあります。ナノハナの定義は定かではありませんが、野菜から咲く黄色く明るい花は、里に春を告げます。ナノハナ(菜の花)は主に種子で増えます。菜の花(ナノハナ)の花は温暖な地域では冬の1、2月頃から、多くの地域では春の3月~5月頃に開花します。里に春を告げるナノハナの黄色い花は、世界中で人気があります。ナノハナを菜の花花写真、菜の花花散歩地図、ナノハナ花情報でお楽しみ下さい。

京都ウンナンオウバイ花画像

雲南黄梅ウンナンオウバイ

 初夏に京都白川河畔を花散歩していると、黄色のウンナンオウバイの花が白川の川面を背景に咲いていました。モクセイ科ソケイ属ウンナンオウバイ(雲南黄梅Primerose Jasmine Jasminum mesnyi 他)はベトナム、中国南部が原産の双子葉、落葉(常緑)、低木(灌木)です。ウンナンオウバイは高さ0.5~5m程で、生垣にも適します。ウンナンオウバイの花はソケイ属特有の花構造で、蕾は鐘状で花被裂片6~8、雄蕊2、雌蕊1、子房2室です。ウンナンオウバイは花期後、実を付けます。ウンナンオウバイをウンナンオウバイ花写真、ウンナンオウバイ花観察地図、ウンナンオウバイ花情報でお楽しみ下さい。

京都ツワブキ花画像

石蕗ツワブキ

 初冬に京都東山にある永観堂を花散歩していると、素晴らしい紅葉を背景に黄色のツワブキの花が咲いていました。キク科ツワブキ属ツワブキ(石蕗Leopard plant Farfugium japonicum)は、日本の南部、朝鮮半島、中国、台湾の海岸や渓谷の岩場に自生する常緑、多年生、草本植物です。ツワブキはフキ(蕗)に似ていて、葉が広く艶やかです。秋から初冬に花茎を伸ばし、5cmほどの頭状花序の黄色い花を咲かせます。ツワブキは園芸用植物としても人気で、海外でも愛好者の多い植物です。ツワブキ写真、ツワブキの花散歩地図、ツワブキの花情報でお楽しみ下さい。

京都エニシダ花画像

金雀枝エニシダ

 初夏に京都白川河畔を花散歩していると、黄色のエニシダの花が白川の川面を背景に咲いていました。マメ科エニシダ属エニシダ(金雀枝Scotch Brooms Cytisus scoparius 他)はヨーロッパが原産の双子葉、落葉、低木です。春から初夏の庭園を黄色く明るい花で飾る、エニシダの花は世界中で人気があります。エニシダは主に、種子で増えます。エニシダの花はマメ科特有の黄色の花で、花弁5、がく片2、雄蕊10、雌蕊1です。エニシダの花は、公園の生け垣などとしても人気があります。エニシダをエニシダ花写真、エニシダ花観察地図、エニシダ花情報でお楽しみ下さい。

★京都青色の花色・Kyoto Blue Color Flowers★

京都ジュウニヒトエ花画像

十二単ジュウニヒトエ

 春に京都祇園にある摩利支天堂を花散歩していると、青色のジュウニヒトエの花がお堂を背景に咲いていました。シソ科アジュガ属セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単Bugleweed Ajuga reptans)はヨーロッパが原産の双子葉、常緑、多年生、草本です。セイヨウジュウニヒトエはロゼット状の根出葉で冬を過ごし、春から初夏に高さ15cm程の花茎を伸ばし穂状花序の青色の小さな花を次々に付けます。セイヨウジュウニヒトエの花はシソ科特有の唇形花で、がく片5、花弁5(筒状5裂)で、雄蕊4(長2、短2)、雌蕊1、子房上位、2室です。セイヨウジュウニヒトエの花をセイヨウジュウニヒトエ花写真、セイヨウジュウニヒトエ花観察地図、セイヨウジュウニヒトエ花情報でお楽しみ下さい。

京都キキョウ花画像

桔梗キキョウ

 初秋に京都嵯峨野を花散歩していると、青色のキキョウの花が秋の野辺を背景に咲きだしていました。キキョウはキキョウ科キキョウ属の双子葉植物です。キキョウPlatycodon glandiflorusは日本、中国、朝鮮半島、東シベリアに分布する山野草で、夏から秋に青色(白色)の星型の花を咲かせます。キキョウは万葉の時代から好まれていて、秋の七草として知られています。キキョウの花を写真、キキョウの花散歩地図、キキョウの花情報でお楽しみ下さい。

京都カキツバタ花画像

杜若カキツバタ

 初夏に京都平安神宮の内苑を花散歩していると、青色のカキツバタの花が緑色のきれいな葉を背景に咲いていました。アヤメ科アヤメ属カキツバタ(杜若Japanese Iris Iris laevigata)は日本など東アジア原産の単子葉、常緑、多年生、草本です。カキツバタの花期は初夏で、花色は青紫色、青色などです。カキツバタの花はアヤメ科特有の花被片6(外花被片3、内花被片3)で、雌蕊(花柱)の先は3分枝し花弁状で、雄蕊3です。カキツバタは江戸時代に品種改良され、様々な品種が創出されています。カキツバタの青紫色の涼しげな花は、初夏を告げる花として人気があります。カキツバタをカキツバタ花写真、カキツバタ花観察地図、カキツバタ花情報でお楽しみ下さい。

京都アジサイ花画像

紫陽花アジサイ

 梅雨時に京都嵯峨野にある天龍寺を花散歩していると、青色のアジサイの花が咲いていました。アジサイ科アジサイ属アジサイ(紫陽花Ajisai Hydrangea macrophylla)は日本、中国原産の双子葉、落葉性、小低木(潅木)です。アジサイは成長すると1m~2mでになります。アジサイは冬は葉を落葉させ、春に倒卵形、楕円形の長さ6~15cmの大きな葉を茂らせ、初夏に分枝した枝先に直径8~20cm程の、球形に近い傘房状の花房を多数付けます。アジサイの花はがく片が大きく、花弁は目立ちません。アジサイのがく片の色は青色、赤色、紫色、白色、他で時間により変化します。アジサイのがく片は4(1.4~2.4cm)、花弁4(2~4mm)です。アジサイの花の花柱は3、雄蕊10です。アジサイの涼しげな花は、初夏、梅雨時の花として世界中で人気があります。

《京都四季の花色案内・京都四季の花色情報》

植物名 京都の花 漢字 都花 英語 Kyoto Flower 中国語 日本的京都市花  
気候 温帯
気温 -3℃~35℃
特性 気温差が大きく湿度は小さい、水はけがよい
花期 春花:ウメ、サクラ、ツバキ、ナノハナ、シャガ、ツツジ、ヤマブキ、他
初夏花:カキツバタ、アジサイ、サツキ、ミヤコヨメナ、シャクナゲ、他
夏花:ハス、スイレン、サルスベリ、キョウチクトウ、デュランタ、ムクゲ、他
秋花:フヨウ、シュウカイドウ、野菊、コスモス、ハギ、リンドウ、サガギク、他
冬花:サザンカ、チャノキ、ツワブキ、ナンテン実、センリョウ実、他
花色 青色花:リンドウ、アジサイ、ジャノヒゲ実、デュランタ、キキョウ、他
赤色花:ツバキ、サザンカ、サルスベリ、ナンテン実、キョウチクトウ、他
白色花:ウメ、スイレン、チャノキ、サザンカ、ユキヤナギ、シュウカイドウ、他
黄色花:ナノハナ、レンギョウ、ヤマブキ、エニシダ、キンシバイ、他
紫色花:シモクレン、モモ、センニチコウ、ホタルブクロ、クズ、ハギ、他
オレンジ色花:ヒャクニチソウ、ヤブカンゾウ、オニユリ、ノウゼンカズラ、他
特徴 ・古代から国際交流が多いため、古い時代に帰化した植物が多い
・寺院には古くからの薬草や茶花が多い
・水路や池、池畔に咲く花が多い
・医薬品、研究用、品種改良用に栽培されたものが多い
・古い品種の保存(京野菜など)もされている
・良く手入れされた植物が多い
・種子の価値や植物の価値が理解されている
観察地 東山、北山、嵯峨野、宇治、鴨川、哲学の道、大原、九条、他
特徴 固有種の他、薬草茶花などの帰化植物が多い、植物の利用がされている
利用 食用(京野菜)、染色、鑑賞用、庭園、生薬、薬草、医薬品、他
科名 キク科、マメ科、バラ科、ツツジ科、アヤメ科、キンポウゲ科、ユリ科、他

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★京都赤色の花色・Kyoto Red Color Flowers★

京都サザンカ花画像

山茶花サザンカ

 冬に京都宝ヶ池を花散歩していると、雪の間から赤色のサザンカの花が咲いていました。ツバキ科ツバキ属サザンカ(山茶花Camellia sasanqua)は日本を含む東アジア原産の双子葉、樹高5mに成長する常緑広葉樹の植物です。サザンカの花は直径5cm~7cmほどで、5~7枚のがく片、花弁5~多数を付け、中心に雌しべと多数の雄しべが密集しています。サザンカの花はツバキのように花弁が基部で繋がらず、ばらばらに散るのが特徴です。寒い季節に咲くサザンカの華やかな花は、晩秋から冬の花散歩の楽しみです。サザンカ花写真、サザンカの花散歩地図、サザンカの花情報でお楽しみ下さい。

京都ツバキ花画像

藪椿ヤブツバキ

 春に洛北にある貴船神社を花散歩していると、瑞々しい苔の上にヤブツバキの花が1輪落ちていました。ツバキ科ツバキ属ヤブツバキ(藪椿Camellia japonica)は日本などの東アジア原産の双子葉、高木常緑樹の植物です。ヤブツバキは冬から春に小枝の先に、5cm~7cmの5枚の花弁が合着した赤い花をつけます。ヤブツバキの雌しべは柱頭が3~4に分かれ、雄しべは多数で基部で合着しています。ヤブツバキ翌年の夏から秋に直径4~5cmほどの大きさの実(果実)を稔らせます。ヤブツバキの果実の中には油分の多い種子があり、種子から椿油を採取します。ヤブツバキ花写真、ヤブツバキ花散歩地図、ヤブツバキ花情報でお楽しみ下さい。

京都ボタン花画像

牡丹ボタン

 春に祇園にある建仁寺境内を花散歩していると、赤色のボタンの花が見頃でした。ボタン科ボタン属ボタン(牡丹Peony Paeonia suffruticosa)は中国原産の双子葉、落葉小低木です。ボタンは春に互生、二回三出の複葉を付け、成長すると1.5m~3m程になります。ボタンは春から初夏に大きさ20cm程の赤色、白色、紫色の花を咲かせます。ボタンの花は花弁5、がく片5で、雌蕊3~5、雄蕊多数です。ボタンは薬草としても知られています。ボタンの華やかで高貴な花は、初夏を告げる花として古代から人気があり、絵画や文学にも登場します。ボタンをボタン花写真、ボタン花観察地図、ボタン花情報でお楽しみ下さい。

京都ナンテン実画像

南天ナンテン

 冬の雪の降る日に京都大原宝泉院境内を花散歩していると、ナンテンの赤色の実が雪の綿帽子をかぶっているのが観察できました。メギ科ナンテン属ナンテン(南天Nandina domestica)は東アジア原産で双子葉、常緑、低木樹の植物です。ナンテンは古い時代に中国から渡来したと言われています。ナンテンは庭園に植えられていることが多く、薬草としても有名です。初夏に咲くナンテンの白い花はとても気品があり、秋から冬に稔る赤色の実はとても美しいです。ナンテンの花と実は、四季の花実散歩の楽しみです。ナンテン花実写真、ナンテンの花実散歩地図、ナンテンの花実情報でお楽しみ下さい。

★京都白色の花色・Kyoto Wite Color Flowers★

京都ウメ花画像

ウメ

 早春に京都北野白梅町にある北野天満宮の境内を花散歩していると、白色のウメの花が見頃でした。バラ科スモモ属ウメ(梅Japanese Apricot Prunus mume)は中国南部原産の双子葉、落葉、高木の植物です。ウメの花は温暖な地域では冬の1月頃から、多くの地域では2月~3月頃に開花します。ウメの花は香りもよく古代より親しまれ、多くの絵画、句、文学にも取り上げられています。また初夏に実るウメの実は梅干を始め食品や飲料に使われます。ウメをウメの花実写真、ウメ花散歩地図、ウメ花実情報でお楽しみ下さい。

京都クチナシ花画像

梔子クチナシ

 夏に京都宇治にある三室戸寺境内を花散歩していると、白色のクチナシの花が陽光に輝いて見えました。アカネ科クチナシ属クチナシ(梔子Cape Jasmine Gardenia jasminoides)は日本など東アジア原産の双子葉、常緑、低木(灌木)です。クチナシの花は、リンドウ目特有の花でがく片6、花弁筒状6裂、雌蕊1(棍棒状)、雄蕊6です。クチナシは秋に黄色から橙色の実を付けます。クチナシの実は古代から、漢方薬や染料として重宝されています。クチナシの香りがよく爽やかな花は、初夏から夏の花散歩の楽しみです。クチナシをクチナシ花実写真、クチナシ花実観察地図、クチナシ花実情報でお楽しみ下さい。

京都ウツギ花画像

卯木ウツギ

 初夏に京都祇園新橋の白川沿いを花散歩していると、白色のウツギの花が咲いていました。アジサイ科ウツギ属ウツギ(空木 Utsugi Deutzia crenata他)は、日本が原産の双子葉、落葉、低木です。ウツギは主に種子、挿し木で増えます。ウツギはウノハナ(卯の花)とも呼ばれ初夏に、香りの良い白い花を咲かせます。ウツギの花色は白色(薄紅色)で、香りが良いのが特徴です。ウツギの花はウツギ属特有の花でがく片5、花弁5、雌蕊1、雄蕊10です。ウツギをウツギ花写真、ウツギ花観察地図、ウツギの花情報でお楽しみ下さい。

京都キク花画像

キク

 初冬に京都真如堂を花散歩していると、白色のキクの花が見事な紅葉を背景に咲いていました。キク科菊花科Aster Family、Asteraceaeの植物は、キク目に属する双子葉植物です。キク科の植物は世界中に、約1900属3000種が知られています。キク科の植物は草本のものが多いですが、稀に木本のものもあります。キクの花は頭状花序が特徴で管状花、舌状花と呼ばれる小花の集合した花を咲かせます。キク科の華やかで明るい花は、四季の花散歩の楽しみです。キク科の植物をキク科花写真図鑑、キク科花観察地図、キク科花情報でお楽しみ下さい。

★京都緑色の木々と草原・Kyoto Green Color Trees★

京都大河内山荘画像

苔と新緑緑色の図鑑

 初夏に京都大原にある大河内山荘を花散歩していると、青モミジと緑色の爽やかな苔だ印象的でした。ストレスを感じる時に、緑色の自然の中にいると心が休まる場合が多いです。夏に京都嵯峨大河内山荘の庭園内を花散歩していると、暑さも忘れるほど穏やかな気持ちになりました。イロハモミジの緑色の木々と、柔らか味のある緑色の苔は私たちに安らぎを与えてくれます。

京都チャノキ若葉画像

喫茶建仁寺花散歩

 夏も近づく八十八夜の頃に京都建仁寺境内を花散歩していると、新緑のチャノキの葉が初夏の日に輝いて見えました。京都府京都市東山区にある建仁寺は京都五山の3位にある京都を代表する名刹の一つです。建仁寺の創建は鎌倉時代で、開基は源頼家で開山は禅宗を日本に広めた栄西です。建仁寺は国宝風神雷神図を始め多くの文化財を有しています。建仁寺の境内は禅宗様の建築物が並び、建仁寺境内には清楚なチャの花が咲きます。京都市祇園に隣接し、茶道発祥の地と言われる建仁寺は花散歩に最適な場所です。京都府京都市東山区にある建仁寺を写真、地図、建仁寺拝観情報で案内しましょう。

京都トクサ花画像

砥草トクサ

 初夏に京都清水寺近くを花散歩していると、玄関前に生えたトクサが印象的でした。トクサ科トクサ属トクサ(砥草rough horsetail Equisetum hyemale 他)は北半球の寒帯から温帯北部が原産のシダ植物です。トクサの地下茎は横に広がって延び、地下茎から中空の地上茎を直線的に伸ばします。トクサは茎にケイ酸を蓄積するために、古くから砥草(とぎくさ)や研磨などに利用されています。トクサはシダ植物でツクシの仲間なので、初夏に胞子嚢を茎の先端に付けます。トクサは中国では生薬(木贼)として利用されています。トクサをトクサ写真、トクサ観察地図、トクサ情報でお楽しみ下さい。

京都青モミジ画像

青モミジ大原実光院花散歩

 初夏に様よ大原三千院から実光院に向けて花散歩していると、律川沿いの青モミジが印象的でした。京都左京区大原にある実光院は三千院近くにある静かなお寺です。実光院は勝林院の子院で、最澄が伝えた、天台声明の伝承を受け継ぐお寺です。実光院を花散歩すると、池泉式庭園、池泉式回遊庭園が素晴らしく、四季の花散歩を楽しむことができます。また池泉式庭園を望む書院風本堂では、抹茶、三十六歌仙などを楽しむことができます。京都左京区にある実光院を地図、交通アクセス、実光院拝観情報で案内いたします。

★京都紫色の花色・Kyoto Purple Color Flowers★

京都シコンノボタン花画像

紫紺野牡丹シコンノボタン

 ノボタン科シコンノボタン属シコンノボタン(紫紺野牡丹Glory bushTibouchina urvilleana)はブラジルが原産の双子葉、常緑、灌木です。シコンノボタンは比較的低温にも強く、鉢植えにも適した植物です。シコンノボタンの葉は対生、披針形、楕円形で毛で覆われています。シコンノボタンは夏の終わりから秋、初冬にかけて紫色の5弁の大きな花を咲かせます。シコンノボタンの花はノボタン科特有の花で、花色は紫色、がく片5、花弁5、雌蕊1、雄蕊10(長5、短5)です。シコンノボタンは花期後、赤紫色の実(蒴果)を付けます。シコンノボタンをシコンノボタン花写真、シコンノボタン花観察地図、シコンノボタン花情報でお楽しみ下さい。

京都オオムラサキツツジ花画像

大紫躑躅オオムラサキツツジ

 春に京都東山にある八坂の塔近くを花散歩していると、紫色のオオムラサキツツジの花が五重塔を背景に咲いていました。ツツジ科ツツジ属オオムラサキツツジ(大紫躑躅Sweet AzaleaRhododendron pulchrum 他)は、日本原産の双子葉、常緑、広葉樹、小低木です。オオムラサキツツジは花が咲く頃互生の、黄緑色の美しい新葉を出します。オオムラサキツツジの花はツツジ科特有の花で外花被片5、内花被片筒状5裂、雌蕊1、雄蕊10です。オオムラサキツツジは花が華やかで美しく世界中で人気があります。オオムラサキツツジをオオムラサキツツジ花写真、オオムラサキツツジ花観察地図、オオムラサキツツジの花情報でお楽しみ下さい。

京都トキワマンサク花画像

常盤万作トキワマンサク

 初夏に鴨川沿いを花散歩していると、紫色のトキワマンサクの花が鴨川を背景に咲いていました。マンサク科トキワマンサク属トキワマンサク(常磐万作 Chinese fringe flower Loropetalum chinense 他)は日本や中国が原産の双子葉、常緑、小高木です。早春の森林を飾るトキワマンサクの花は春の花として人気があります。トキワマンサクは主に、種子、挿し木で増えます。トキワマンサクの花はトキワマンサク属特有の赤色(紅色、白色等)の花で、花弁4、がく片4、雄蕊4、です。トキワマンサクの花は、生け花などとしても人気があります。トキワマンサクをトキワマンサク花写真、トキワマンサク花観察地図、トキワマンサク花情報でお楽しみ下さい。

京都ムラサキシキブ実画像

紫式部ムラサキシキブ

 冬の雪の降る日に京都大原三千院近くを花散歩していると、雪をかぶったムラサキシキブの緑色の実が観察できました。ムラサキシキブはクマツヅラ科ムラサキシキブ属の双子葉植物です。ムラサキシキブ属の植物は日本全国、朝鮮半島に分布する山野草で、夏に葉腋から1対の散房花序の薄紫色の花を咲かせます。ムラサキシキブの花と実は、古くから好まれていています。ムラサキシキブの花と実を写真、ムラサキシキブの花実散歩地図、ムラサキシキブの花実情報でお楽しみ下さい。

★京都オレンジ色の花色・Kyoto Orange Color Flowers★

京都コオニユリ花画像

小鬼百合コオニユリ

 初夏に京都太秦にある広隆寺境内を花散歩していると、コオニユリのオレンジ色の花が緑色の苔を背景に咲いていました。ユリ科ユリ属コオニユリ(小鬼百合Leichtlins' Lily Lilium leichtlinii)は日本など東アジアの草原が原産の単子葉、多年生、草本です。コオニユリは冬を鱗茎で過ごし、初夏に互生の葉を付け、夏に高さ30cm~100cm程の花茎を伸ばし花茎の上部に数個の花被片が反り返った紅色、オレンジ色の花を咲かせます。コオニユリの花はユリ科特有の筒状花で、花被片6、雌蕊1、雄蕊6です。夏山の湿地や草原を明るく飾るコオニユリの花は、夏の草原の女王です。夏のの草原に咲く可愛らしいコオニユリは、夏の草原散歩の楽しみです。コオニユリをコオニユリ花写真、コオニユリ花観察地図、コオニユリ花情報でお楽しみ下さい。

京都サガギク花画像

嵯峨菊サガギク

 初冬に京都嵯峨野にある大覚寺を花散歩していると、嵯峨天皇が創出したと言われるオレンジ色のサガギクの花が咲いていました。キク科キク属サガギク(嵯峨菊Chrysanthemum grandiflorum cv. Saga)は嵯峨天皇の時代に大覚寺大沢の池に自生していた野菊を品種改良してできたと言われている双子葉、多年生草本の品種です。サガギクは長さ10cmほどの管状の繊細な花弁(舌状花)をたくさん付けます。サガギクは宮殿から見やすいように、2mほどの高さに仕立てられます。サガギクの優雅で繊細な花は秋の嵯峨野花散歩の楽しみです。サガギク花写真、サガギクの花散歩地図、サガギクの花情報でお楽しみ下さい。

京都ザクロ花画像

柘榴ザクロ

 初夏に京都嵯峨野を花散歩していると、オレンジ色のザクロの花が咲いていました。ミソハギ科ザクロ属ザクロ(石榴Pomegranate Punica granatum)は双子葉、落葉、小高木です。ザクロの原産はイランなど西アジアの温暖地域です。ザクロは成長すると約5mで、冬に葉を落とし、春に2~8cmの倒卵形の鮮やかな緑色の葉を茂らせます。ザクロは初夏から夏に、長さ2~3cmの先が丸みを帯びた赤色の筒鐘状の蕾をつけます。ザクロの花は直径3cm程の鐘状で鮮やかな赤色が印象的です。ザクロの花はがく片6、花弁6、雌蕊1、雄蕊多数、子房下位で上部6室、下部3室です。ザクロの花実を、ザクロ花実写真、ザクロ花実観察地図、ザクロ花実情報でお楽しみ下さい。

京都カラスウリ画像

烏瓜カラスウリ

 秋に京都大原実光院を花散歩していると、受付にオレンジ色のカラスウリの実が置かれていました。ウリ科カラスウリ属カラスウリ(烏瓜Trichosanthes cucumeroides)はアジア原産の双子葉、多年生、つる性、草本です。カラスウリは塊根で冬を越し、春から初夏につる性の茎を伸ばし他の草木に絡み付き生育します。初夏から夏に雌雄異株のレース状に縁取られた白い花をつけます。カラスウリの花はウリ科特有の、筒状の合弁花で5裂しています。カラスウリの夕方から咲く上品な花は、初夏を告げる花として人気があります。秋に稔る黄色、赤色の実(果実)は秋らしい飾りとして人気があります。カラスウリをカラスウリ花実写真、カラスウリ花実観察地図、カラスウリ花情報でお楽しみ下さい。

★京都ピンク色の花色・Kyoto Pink Color Flowers★

京都シャクナゲ花画像

石楠花シャクナゲ

 春に京都大原三千院境内を花散歩していると、ピンク色のシャクナゲの花が朱雀門を背景に咲いていました。ツツジ科ツツジ属シャクナゲ(石楠花Hymenanthes Rhododendron subg.Hymenanthes)は、北半球原産の双子葉、常緑、広葉樹、低木(高木)です。シャクナゲは主に種子、挿し木で増え、春から初夏に枝先に赤色、白色、薄紅色、黄色の大きな花を5~40個程咲かせます。シャクナゲの花はツツジ属特有の花構造で、花は筒状で5裂しています。シャクナゲの花はがく片5、花弁筒状5裂、雌蕊1、雄蕊10です。シャクナゲの花は山や里に春を告げる花として人気があります。シャクナゲをシャクナゲ花写真、シャクナゲ花観察地図、シャクナゲの花情報でお楽しみ下さい。

京都ハナカイドウ花画像

花海棠ハナカイドウ

 初夏に京都大原三千院境内を花散歩していると、ピンク色のハナカイドウの花が咲いていました。バラ科リンゴ属ハナカイドウ(花海棠Hall crabapple Malus halliana)は中国原産の双子葉、小高木、落葉広葉樹です。ハナカイドウは成長すると高さ4m~8m程で、春先に葉が芽吹く頃に薄紅色の美しい花を枝いっぱいに付けます。ハナカイドウの花は大きさ3.5cm~5cm程で花弁は薄紅色で5~10枚、雌蕊1、雄しべ多数です。ハナカイドウの薄紅色で上品な花は、春を告げる花として中国、日本でとても人気があります。ハナカイドウをハナカイドウ花写真、ハナカイドウ花観察地図、ハナカイドウ花情報でお楽しみ下さい。

京都サルスベリ花画像

唐糸草サルスベリ

 夏の終わりに京都東山にある八坂の塔近くを花散歩していると、ピンク色のサルスベリの花が八坂の塔を背景に咲いていました。夏の強い日差しに負けず涼しげに咲くサルスベリのピンク色の花は夏の楽しみです。サルスベリ(百日紅)の原産は中国南部で台湾、日本、朝鮮半島でも見られる花です。サルスベリ(Lagerstroemia indica)は、ミソハギ科の落葉樹で高さ6mにもなることがあります。サルスベリの幹は滑らかなので、猿滑(さるすべり)と書かれることがあります。サルスベリの花は花弁が6枚で、独特の縮れがおしゃれです。サルスベリの花を写真、サルスベリの花散歩地図、サルスベリの花情報でお楽しみ下さい。

京都サツキ花画像

五月サツキ

 初夏に京都祇園にある円山公園を花散歩していると、ピンク色のサツキの花が赤色の鳥居を背景に咲いていました。ツツジ科ツツジ属サツキ(皐月Satsuki azaleas Rhododendron indicum 他)は日本が原産の双子葉、常緑、小低木です。初夏の庭園や街路を華やかな花で飾るサツキの花は初夏から梅雨時に咲く花です。サツキは主に、挿し木や種子で増えます。サツキの花はツツジ科特有の花で、がく片5、花弁筒状で合弁5裂、雌蕊1、雄蕊5です。サツキの美しく華やかな花は、世界中で愛され栽培されています。サツキをサツキ花写真、サツキ花観察地図、サツキ花情報でお楽しみ下さい。

京都モモの花画像

モモ

 初夏に京都大原を花散歩していると、ピンク色のモモの花が春の野辺を背景に咲いていました。バラ科スモモ属モモ(桃Peach Prunus persica)は中国原産の双子葉、落葉小高木です。モモは成長すると高さ4m~10m程に成長します。モモは春に赤色、白色の花を咲かせます。モモは大きさ2.5cm~3cm程の花を、枝いっぱいに付けます。モモの花はバラ科特有の花弁5枚が基本で、雌しべ1、雄しべ多数で、八重咲きのものもあります。モモは夏に、大きく美しい果実を付けます。モモの花とモモの実は、世界中から愛され利用されています。

★京都コラージュ・Kyoto Flowers Collage★

京都ミツバツツジ花画像

三葉躑躅ミツバツツジ

 初冬に京都清水寺の境内を花散歩していると、新緑の若葉の中でミツバツツジの花が咲いていました。ツツジ科ツツジ属ミツバツツジ(三葉躑躅Rhododendron dilatatum 他)は日本原産の双子葉、落葉、低木です。里や山を紫色に飾るミツバツツジの花は、春の花散歩の楽しみです。ミツバツツジは秋に落葉し、春に葉が出る前に枝先に多数の花を一斉に咲かせます。ミツバツツジの花色は紫色、薄紫色で、稀に白色のものもあります。ミツバツツジの花はツツジ科特有の花構造で、筒状の花です。ミツバツツジはがく片5、花被片5(筒状5裂)、雄蕊5(10)、雌蕊1の花を咲かせます。ミツバツツジは花期が終わる頃、枝先に黄緑色の3枚の美しい葉を付けます。ミツバツツジをミツバツツジ花写真、ミツバツツジ花観察地図、ミツバツツジ花情報でお楽しみ下さい。

京都府立植物園画像

植物京都府立植物園花散歩

 早春に京都府立植物園を花散歩していると、色とりどりの春の花が飾られていました。京都市左京区下鴨にある京都府立植物園は、1924年(大正13年)日本で最初に開園した公立植物園です。京都府立植物園内には観覧温室のほか、正門花壇、はす池、ばら園、大芝生など20ほどのエリアがあり、面積24ヘクタールの広大な敷地にテーマ別に約12000種類、約12万本の植物が植えられています。特に観覧温室は、キソウテンガイやバオバブなど世界の熱帯植物が身近に観賞でき、規模、植栽植物の種類ともに日本最大級の温室となっています。京都府立植物園を写真と地図、交通アクセス、京都府立植物園情報で案内いたします。

京都春の京料理画像

春の旅京都春花散歩

 四季の花々をテーマとした季節感のある日本食や京料理は、世界的に人気が高いです。京都春花散歩の途中で京料理屋さんに入ると、春らしい菜の花や桃の花をあしらった京料理が出されました。またモロコや桜鯛も春を感じさせてくれる食材です。雛人形を形どった、器の中の料理も気になりますね。

京都京野菜画像

食事買い物先斗町花散歩

 京都の中心部を流れる、鴨川と高瀬川の間にある先斗町は食事や買い物、散歩道としても近年人気のスポットです。先斗町の歴史は古く、1712年頃に茶屋街として誕生したのが始まりといわれています。江戸時代頃から芸能の街として、先斗町の名は広く知られています。先斗町にある歌舞練場で、芸妓さん・舞妓さんの踊りなどを見学することができます。最近では先斗町のエキゾチックな街の雰囲気から、外人さんにも人気の高い通りです。先斗町を写真と交通アクセス地図で案内いたします。

 京都四季の花色を、楽しんでいただけたでしょうか?。京都の街は世界で最も人気のある街の一つです。京都の街や川沿いの小路、多数ある寺社の境内を花散歩すると四季の多彩な花に出会うことができます。皆様も京都の街で京都の個性的な花色を、探してみてはいかがでしょうか。私たちも京都の街に咲く花を、これだけの素晴らしい景観を背景に見ることができることを幸せに感じています。このページの京都四季の花色の写真は、すべて私たちが現地取材して撮影したものです。1枚でも皆さまが気に入った、写真があれば光栄です。よろしかったら京都寺社の花も眺めてみてください。

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