先斗町花散歩

古い歴史を持つ京都先斗町は食事・買い物・散策に人気・先斗町のエキゾチックな街歩きがお勧め

　京都の中心部を流れる、鴨川と高瀬川の間にある先斗町は食事や買い物、散歩道としても近年人気のスポットです。先斗町の歴史は古く、1712年頃に茶屋街として誕生したのが始まりといわれています。江戸時代頃から芸能の街として、先斗町の名は広く知られています。先斗町にある歌舞練場で、芸妓さん・舞妓さんの踊りなどを見学することができます。最近では先斗町のエキゾチックな街の雰囲気から、外人さんにも人気の高い通りです。先斗町を写真と交通アクセス地図で案内いたします。

　京都の中心部を流れる、鴨川と高瀬川の間にある先斗町は食事や買い物、散歩道としても近年人気のスポットです。先斗町の歴史は古く、1712年頃に茶屋街として誕生したのが始まりといわれています。近年は外国人観光客や家族連れも多く、訪れる飲食街となっています。

新鮮な京野菜が並ぶ先斗町の飲食店店先写真（撮影11月下旬）

　江戸時代頃から芸能の街として、先斗町の名は広く知られています。先斗町にある歌舞練場で、芸妓さん・舞妓さんの踊りなどを見学することができます。現在は芸能の街としてよりも、飲食店街としてその名が知られています。夕刻に先斗町の飲食店の店先を覗くと、新鮮な京野菜が並べられていました。

施設名	先斗町　（ぽんとちょう）　Kyoto Ponto-cho Street
住所	〒604-8015 京都市中京区先斗町四条上る鍋屋町226
営業時間	店舗により異なる（午後・夕刻から開店の店も多い）
休業日	店舗により異なる
店舗	食事処（和食・洋食・中華・イタリアン）、居酒屋、スナック、喫茶、菓子屋、漆器、他
最寄駅	・祇園四条駅から徒歩約2分・河原町駅から徒歩約3分・三条駅から徒歩約4分・市役所前駅から徒歩約7分
交通アクセス	・錦市場錦天満宮から徒歩約7分・白川巽橋から徒歩約8分・八坂神社からバス徒歩約11分・京都駅から約19分・梅田駅から約51分・淀屋橋駅から約52分
見所	・先斗町の通り、歌舞練場、川床、路地、鴨川、軒下花展、鴨川をどり、他
花植物	アジサイ、ガクアジサイ、センリョウ、シャガ、ハギ、ヤブツバキ、ハナショウブ、紅葉ウツギ、オオムラサキツツジ、アオキ、ビョウヤナギ、キンシバイ、イロハモミジウメ、エゴノキ、ナツツバキ、シャクナゲ、ボケ、ニホンスイセン、ロウバイ、ミツバツツジ
周辺見所	真如堂、南禅院、円山公園、八坂神社、白川巽橋、建仁寺、智積院、廬山寺、京都東山、八坂の塔・法観寺五重塔、にねん坂、先斗町、平安神宮、大徳寺、他

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　先斗町の語源については、東が鴨川（皮）、西が高瀬川（皮）、皮と皮にはさまれた鼓を叩くとポンと音がするのをモジって、ポント町の名が生まれたとも、ポルトガル語のPONTからきているとも言われています(先斗町のれん会より)。先斗町の街は日中よりも、夕刻からがにぎわう街です。

　現在先斗町の街には先斗町のれん会の会員店、84店舗が営業しています。現在先斗町には食事処（和食・洋食・中華・イタリアン）、居酒屋、スナック、喫茶、菓子屋、漆器、他が営業しています。現在先斗町には、飲食店が最も多くあるようです。

　先斗町にある歌舞練場で、芸妓さん・舞妓さんの踊りなどを見学することができます。最近では先斗町のエキゾチックな街の雰囲気から、外人さんにも人気の高い通りです。先斗町歌舞練場での「鴨川をどり」は京都の初夏の風物詩としても有名です。

　先斗町には多くの飲食店の他、菓子店、質・小物店、漆器店など買い物ができる店もあります。先斗町にある漆器店を覗くと、きれいな棗（なつめ）が並んでいました。漆塗りのお椀や、お箸なども並んでいました。

先斗町の店先に並べられた様々な京野菜はどれもおいしそうです

先斗町の店先に生けられたウツギの花写真（撮影5月中旬）

先斗町の店先に生けられたウツギの花はおもてなしの心を感じます

阪急河原町駅から先斗町への交通アクセス地図は下です（地図は移動、拡大、縮小、写真表示等操作できます）

阪急河原町駅から先斗町へは徒歩約3分です。先斗町の入口には、先斗町南詰の交番があります。

　先斗町は、京都の伝統ある通りです。先斗町のお店が始めた鴨川の川岸に設置した川床（納涼床）は、日本の夏の風景として世界に紹介されています。先斗町は京都の古くからの伝統を守りながら現在進化し、変化しているように見えます。今後どのような進化を遂げるか楽しみな先斗町を、ゆっくり花散歩してみましょう。よろしかったら京都寺社の花も眺めていってください。

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