穴守稲荷神社花散歩

羽田空港に近い穴守稲荷神社は羽田空港を見守ってきた神社・穴守稲荷神社に咲く四季の花もきれい

　東京大田区羽田にある穴守稲荷神社は、江戸時代の新田開発にともなう堤防建設の守り神として建てられた神社といわれています。穴守稲荷神社は現在の羽田空港の敷地内にあったため、何度かの移転を繰り返し現在の場所にあります。穴守稲荷神社の大鳥居（赤鳥居）は、今でも羽田空港に隣接した場所に移転され羽田空港の発展を見守っています。穴守稲荷神社と羽田空港に残された大鳥居（赤鳥居）を地図、交通アクセス、穴守神社拝観情報で案内いたします。

《穴守稲荷神社写真・穴守稲荷神社地図・穴守稲荷神社拝観情報》

　穴守稲荷神社は羽田空港に近い神社です。穴守稲荷神社の最寄り駅は京浜急行羽田線穴守稲荷駅です。穴守稲荷駅を下車して駅前の商店街を左に進むとすぐに穴守稲荷神社参道が見えてきます。初夏に穴守稲荷神社参道を歩いていると、青色の涼しげなアジサイの花が咲いていました。穴守稲荷神社では、稲荷神社らしく赤い鳥居が目につきます。

　大田区羽田にある穴守稲荷神社は、江戸時代の新田開発にともなう堤防建設の守り神として建てられた神社といわれています。穴守稲荷神社は現在の羽田空港の敷地内にあったため、何度かの移転を繰り返し現在の場所にあります。

施設名	穴守稲荷神社（あなもりいなり　じんじゃ）Tokyo Haneda Anamoriinari Shrine
住所	東京都大田区羽田5丁目2番7号　赤鳥居は大田区羽田1丁目
拝観	常時開門
閉門日	なし（年中無休）
最寄駅	穴守稲荷駅から徒歩約3分
交通アクセス	・羽田空港から穴守稲荷神社へ約6分・東京駅から穴守稲荷神社約35分・東銀座から都営浅草線、京浜急行線直通列車で約30分・横浜から京浜急行線直通列車で約25分
見所	穴守稲荷神社社殿、穴守稲荷神社赤鳥居、羽田空港の眺め、四季の花
咲く花	アジサイ、ガクアジサイ、オオムラサキツツジ、ライラック、ソメイヨシノモモ、ウメ、オオシマザクラ、フジ、レンギョウ、ユキヤナギ、タンポポハナカイドウ、ヤブラン、キバナコスモス、ツルボ、アベリア、ヒナゲシ
周辺	羽田空港、羽田イノベーションシティ、多摩川スカイブリッジ、川崎大師、他

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《穴守稲荷神社写真・穴守稲荷神社地図・穴守稲荷神社拝観情報》

穴守稲荷神社に並んだ赤鳥居とオオムラサキツツジ花写真

　穴守稲荷神社の境内を花散歩していると、境内に赤鳥居が並んでいました。穴守稲荷神社に並んだ赤鳥居の数はそれほど多くはありませんが、たくさん並んだ赤鳥居をくぐるのは楽しいです。初夏に穴守稲荷神社に並んだ赤鳥居の脇に赤紫色のオオムラサキツツジの花が咲いていました。

　穴守稲荷神社は羽田空港に近い神社なので、航空関係者も多く参拝に来る神社です。最近では航空会社とコラボの絵馬なども、用意されています。穴守稲荷（ANAMORIINARI）周辺には航空会社や羽田空港関係の社宅や訓練センター、ホテルなども多くあります。穴守稲荷神社の最寄り駅の穴守稲荷駅は、小さな駅ですが乗降客の多い駅です。

《穴守稲荷神社写真・穴守稲荷神社地図・穴守稲荷神社拝観情報》

　穴守稲荷神社は、江戸時代の新田開発にともなう堤防建設の守り神として建てられた神社といわれています。穴守稲荷神社の本殿は朱塗りで、京都にある伏見稲荷大社の雰囲気と似ています。穴守稲荷神社に祭られる稲荷神は、赤い鳥居と狐がシンボルです。また穴守稲荷神社の祭神は豊受姫命で、農業・商業・漁業・工業・家内安全の招福にご利益があるそうです。

　初夏に穴守稲荷神社境内を花散歩していると、薄紫色のライラックの花が咲いていました。穴守稲荷神社の社殿と薄紫色のライラックの花は良く似合います。

羽田空港天空橋駅近くにある赤鳥居とソメイヨシノ花写真

　穴守稲荷神社は新田開発にともなう堤防建設の守り神として建てられた神社です。現在の穴守稲荷社殿は穴守稲荷駅近くにありますが、元々は現在の羽田空港内にありました。春に天空橋駅近くの海老取川の堤防沿いを花散歩して多摩川に出ると、堤防の上に旧穴守稲荷社の赤鳥居とソメイヨシノの花が見えます。羽田空港天空橋駅近くにある赤鳥居を見ると、穴守稲荷神社の「新田開発に伴う堤防建設の守り神」としての由来が良く理解できます。羽田空港天空橋駅近くにある旧穴守稲荷社赤鳥居とソメイヨシノの花は良く似合います。

　現在の羽田空港は羽田新田沖を埋め立てて建設されました。現在羽田空港になっている天空橋付に旧穴守稲荷大鳥居があります。穴守稲荷の大鳥居はB滑走路の障害になることから、現在の位置に移転して残されています。春に旧穴森稲荷神社大鳥居近くを花散歩していると赤鳥居前にモモの花が咲いていました。この旧穴守稲荷神社大鳥居付近の景色は、昔の羽田の面影を残しています。

《穴守稲荷神社写真・穴守稲荷神社地図・穴守稲荷神社拝観情報》

　春の旧穴森稲荷神社大鳥居付近の花散歩は快適です。多摩川と海老取川に挟まれた旧穴森稲荷神社大鳥居付近は眺めも良いです。春に旧穴森稲荷神社大鳥居付近を花散歩していると白色のユキヤナギの花が赤鳥居を背景に咲いていました。水利や土木堤防技術を得意としていた秦氏縁の稲荷神社と、旧穴森稲荷神社大鳥居は関わりはあるのでしょうか？

旧穴森稲荷神社大鳥居近くのウメの花と海老取川の堤防写真

　穴守稲荷神社の言い伝えによると、「文化元年（1804年）新田開墾の折、海が荒れて沿岸の堤防が決壊し、村々（羽田）は海水による甚大な被害を受けた。村人が堤防の上に祠を勧請し、稲荷大神を祭ると、海がおさまって大きな実りをもたらせた」そうです。一級河川多摩川や海老取川の流れから堤防を守るには、高い土木技術と努力があったと思われます。旧穴森稲荷神社大鳥居（赤鳥居）近くを花散歩していると、海老取川の堤防を背景に白色のウメの花が咲いていました。

《穴守稲荷神社写真・穴守稲荷神社地図・穴守稲荷神社拝観情報》

　東京大田区羽田にある穴守稲荷神社は、江戸時代の新田開発にともなう堤防建設の守り神として建てられた神社といわれています。また羽田空港にある旧穴守稲荷神社大鳥居（赤鳥居）は寒村であった羽田が新田開発で発展し、現在日本の玄関口として知られる羽田空港の発展を見守って来ました。皆様も時間があれば羽田空港に近い穴守稲荷神社と、大鳥居（赤鳥居）を訪問してみてはいかがでしょうか。

羽田空港から穴守稲荷神社への交通アクセス地図は下です（地図は移動、拡大、情報表示等操作できます）

　羽田空港から穴守稲荷神社の最寄り駅穴守稲荷駅へは、京急線で3分ほどです。穴守稲荷駅から穴守稲荷神社へは徒歩約3分です。羽田空港から穴守稲荷神社は6分程ですので、羽田空港を利用したり、見送りの際に穴守稲荷神社に寄ってみるのも良いですね。

品川駅から穴守稲荷神社への交通アクセス地図は下です（地図は移動、拡大、情報表示等操作できます）

　東京の南の玄関口、品川駅から穴守稲荷神社へは京急線で約20分です。穴守稲荷神社は都心からもとても近く、交通の便が良い場所にあります。