浜離宮花散歩

恩賜庭園浜離宮は海と四季の花がきれい・東京のオアシス、花散歩に最適な場所です

　東京都中央区にある東京都立浜離宮恩賜庭園は、江戸徳川時代に徳川将軍家の庭園として使われてきたものです。また浜離宮庭園は江戸時代から、鷹狩り場や鴨場としても使われてきました。明治以降は皇室の離宮や、迎賓館として使われてきました。面積250216㎡にも及ぶ広い浜離宮恩賜庭園にはボタンの花、ハナショウブの花、アジサイの花など四季の花が咲き誇ります。浜離宮恩賜庭園を写真、地図、交通アクセス、浜離宮見学情報、浜離宮に咲く花写真で案内します。

《浜離宮恩賜庭園写真・浜離宮恩賜庭園地図・浜離宮恩賜庭園案内》

　東京都立浜離宮恩賜庭園は、江戸期の徳川将軍家の庭園の面影を残す広々とした庭園です。初夏に浜離宮庭園を花散歩すると、紫色や薄紫色のハナショウブの花が見頃でした（撮影6月）。浜離宮庭園に咲くハナショウブの花は広い庭園の芝地に映えます。

浜離宮潮入の池畔に咲くフジの花と中島の御茶屋写真（撮影4月下旬）

　浜離宮庭園は東京湾に面した眺めの良い庭園で、海水を引き入れた「潮入の池」や鴨場を持つ特徴ある庭園です。春に海水を引き入れた「潮入の池」畔を花散歩していると、薄紫色のフジの花が中島の御茶屋を背景に咲いていました。

《浜離宮恩賜庭園見学情報・浜離宮恩賜庭園交通アクセス》　　　

施設名	東京都立浜離宮恩賜庭園　Hama-rikyu Royal Garden Tokyo
住所	〒104-0046 東京都中央区浜離宮庭園1－1　TEL 03-3541-0200
開園時間	9:00～17:00（入園は16:30まで）イベント開催などで時間延長されることもあります
休園日	年末年始（12月29日～1月1日）
入園料	一般300円　65歳以上150円　（小学生以下、都内在住通学中学生は無料）
最寄駅	・都営大江戸線汐留駅、ゆりかもめ汐留駅から徒歩5分・都営大江戸線築地市場駅から徒歩約7分（大手門口）・JR、地下鉄銀座線、都営浅草線新橋駅から徒歩約10分・JR浜松町駅から徒歩約12分（中の御門口）
交通アクセス	・水上バス、水辺ラインの船で浜離宮水上バス発着場下船すぐ・東京駅から山手線と徒歩で約17分・羽田空港から東京モノレールと徒歩で約32分
見所	潮入の池、延遼館跡の庭園、中島の御茶屋、鴨場、牡丹園、花畑、他
花植物	ボタン、アジサイ、ハナショウブ、キンシバイ、サツキ、フジ、ヤエザクラ菜の花、ザクロ、タチアオイ、ロウバイ、ガクアジサイ、アヤメ、ホタルブクロ、他

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《浜離宮恩賜庭園写真・浜離宮恩賜庭園地図・浜離宮恩賜庭園案内》

浜離宮庭園牡丹園に咲く薄紅色のボタン花写真（撮影4月下旬）

　浜離宮庭園には、牡丹園もあります。浜離宮庭園のボタンの花の見ごろは春で、4月中旬から下旬頃です。春に浜離宮庭園牡丹園を花散歩していると、薄紅色のボタンの花が見頃でした（撮影4月下旬）。浜離宮庭園牡丹園に咲く薄紅色のボタンの花は、東京新橋のビル群を背景に華やかに咲いていました。

　浜離宮庭園の面積は、250216㎡にも及びます。浜離宮庭園の新橋方面の入り口付近を花散歩していると、広いお花畑がありました。春にはお花畑には黄色い菜の花が一面に咲き誇ります（撮影4月下旬）。浜離宮庭園お花畑に咲く菜の花は、明るい春色です。

《浜離宮恩賜庭園写真・浜離宮恩賜庭園地図・浜離宮恩賜庭園案内》

浜離宮恩賜庭園延遼館跡に咲くハナショウブの花写真（撮影6月）

　浜離宮恩賜庭園は面積250216㎡にも及ぶ広い大名庭園です。江戸時代から徳川将軍家の庭園として使われてきました。浜離宮では素晴らしい庭園と四季の花々を楽しむことができます。初夏に花散歩すると、浜離宮恩賜庭園延遼館跡の庭園に咲く花菖蒲（ハナショウブ）の花が見事です（撮影6月）。浜離宮の花菖蒲の花は6月中旬頃が見ごろです。

浜離宮恩賜庭園中島の御茶屋とガクアジサイの花写真（撮影6月）

　浜離宮恩賜庭園は海水を池に引き込んだ潮入の池を持つ珍しい庭園です。潮入の池の水は海の潮汐により上下します。潮入の池には海の魚や磯の生物も棲んでいます。潮入の池の中に建つ中島の御茶屋には茶室や茶席もあり抹茶などを楽しむことができます。潮入の池の湖畔にガクアジサイの花が咲いていました（撮影6月）。ガクアジサイの花の見ごろは6月中です。

浜離宮横堀に架かる海手御伝い橋とガクアジサイの花写真（撮影6月）

　広い浜離宮恩賜庭園内を散策すると、たくさんの堀や橋を楽しむことができます。浜離宮横堀に架かる「海手御伝い橋」を渡ってみました。海手御伝い橋は平橋で、堀の中を覗きこむことができます。海水魚が泳いでいる姿が見えます。海手御伝い橋近くに、ガクアジサイの花が咲いていました（撮影6月）。

　浜離宮の潮入の池や横堀は海水の池です。海水の池の水位は巧みに調整されていて湖畔の植物には塩害が起きていないようです。横堀の湖畔に青いアジサイの花が綺麗に咲いていました。浜離宮の潮入の池や横堀は明るい庭園で湖畔に咲く青いアジサイの花が爽やかに見えます。

　浜離宮休息所で、一休みしました。浜離宮休息所には浜離宮に咲く花の紹介や、浜離宮の歴史的建造物の紹介などがあります。浜離宮休息所横に、キンシバイの花が咲いていました（撮影6月）。浜離宮ではキンシバイの花は夏の間見ることができます。

《浜離宮恩賜庭園写真・浜離宮恩賜庭園地図・浜離宮恩賜庭園案内》

浜離宮恩賜庭園延遼館跡の庭園に咲く花菖蒲の花と汐溜のビル写真（撮影6月）

　浜離宮恩賜庭園延遼館跡の庭園付近に花菖蒲（ハナショウブ）の花が咲いています（撮影6月）。浜離宮恩賜庭園延遼館は明治時代初期（明治2年）に外国要人の迎賓館として建てられたものですが、明治22年に取り壊されています。延遼館跡の庭園に咲くハナショウブの花は、とても綺麗です。延遼館跡の庭園背景に汐溜（しおどめ）周辺の高層建築がそびえます。

浜離宮潮入の池に架かる橋から眺める浜離宮庭園と汐溜周辺の高層建築（撮影6月）

　浜離宮恩賜庭園を花散歩していると、江戸時代から浜離宮の辿った道筋が少しずつ見えてきます。徳川将軍家の大名庭園として造られた浜離宮は明治政府の迎賓館が造られ、明治以降は皇室の離宮となりました。太平洋戦争で貴重な建築物を空襲で失い、戦後GHQ命令で東京都立浜離宮庭園となり一般に公開されています。浜離宮の周りの環境や時代は大きく変わりましたが、素晴らしい浜離宮庭園が変わらず残されていることはうれしいことです。

東京湾の海を眺めることができる浜離宮恩賜庭園写真（撮影6月）

　浜離宮恩賜庭園の海沿いには東京湾の海を眺めることができるベンチが並んでいます。向こうに見えるビルは浜松町と竹芝のビル群です。浜離宮恩賜庭園のベンチからは勝どきや晴海などの倉庫群が見えます。

《浜離宮恩賜庭園写真・浜離宮恩賜庭園地図・浜離宮恩賜庭園案内》

浜離宮庭園潮入の池畔に咲くヤエザクラ花写真（撮影4月下旬）

浜離宮庭園お花畑に咲く菜の花とビル群写真（撮影4月下旬）

浜離宮庭園中島の御茶屋に飾られた花笠とヤエザクラ花写真（撮影4月下旬）

浜離宮庭園中島の御茶屋に飾られた花笠とヤエザクラの花も春らしい

浜離宮庭園中島の御茶屋で頂く一服の薄茶写真（撮影4月下旬）

浜離宮庭園に咲くコデマリの花と木陰で休む方々写真（撮影4月下旬）

浜離宮庭園牡丹園に咲くボタンの花写真（撮影4月下旬）

　東京都中央区にある東京都立浜離宮恩賜庭園花散歩を楽しんでもらえたでしょうか？国の特別名勝、特別史跡似指定されている浜離宮花散歩は、どの季節にも海と花を楽しむことができます。春の連休の頃のボタンの花も素晴らしいです。よろしかったら、浜離宮からすぐの旧芝離宮恩賜庭園花散歩、徒歩25分の場所にある増上寺花散歩、ゆりかもめと徒歩で18分の場所にあるお台場海浜公園花散歩も眺めていって下さい。