函館花散歩

函館の街は花と港がきれい・函館の四季の花散歩は花の季節がお勧めです

　北海道函館市は1859年に箱館が開港して以来、エキゾチックな港町として発展してきました。函館市には函館港の他、西洋館や領事館跡、教会などがありエキゾチックな街並みを形造っています。また函館周辺には湯の川温泉や五稜郭など観光客の人気スポットも多く、最近では世界中からの観光客で賑わっています。また函館を花散歩すると、函館港の眺めが素晴らしく、四季の花々を楽しむことができます。北海道新幹線開通で話題の函館の街を、写真と交通アクセス地図、函館花散歩情報で案内いたします。

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　函館ベイエリアにある倉庫群は、現在人気の観光スポットです。函館ベイエリアにある倉庫群は、元々は輸出入の物品などを保管する目的で造られたものです。初夏に函館ベイエリアにある倉庫群付近を花散歩していると、お洒落なブティックやレストランに改築された、赤レンガの倉庫前に吊り下げられたフラワーポットのパンジーの花がきれいに咲いていました（撮影6月上旬）。

函館港摩周丸近くに咲くハマナスの花写真（撮影6月上旬）

　函館市は航空機が発達する以前は、北海道の玄関口の港町として発展してきました。1988年まで本州と北海道を結ぶ青函連絡船が、青森-函館間で運行されていました。函館駅から徒歩5分程の函館港に、青函連絡船記念館摩周丸が係留されています。初夏に函館港摩周丸近くを花散歩していると、赤色のハマナスの花が摩周丸を背景に咲いていました（撮影6月上旬）。

函館元町八幡坂から望む函館港と摩周丸写真（撮影6月上旬）

　函館花散歩でお勧めの場所は、函館元町にある八幡坂（はちまんざか）です。函館元町八幡坂からは、函館港が一望できます。晴れた日に八幡坂から函館港を眺めると、函館港に係留された摩周丸が良く見えました（撮影6月上旬）。

函館元町公園に咲くコスモスの花と旧函館区公会堂写真（撮影9月下旬）

　函館で花が美しい季節は、5月から10月です。函館では11月から4月頃までは、氷が張る日や小雪が舞う日があります。9月下旬に函館元町を花散歩していると、函館元町公園にコスモスの花が咲いていました（撮影9月下旬）。函館元町公園に咲くコスモスの花は、旧函館区公会堂を背景に咲いていました。旧函館区公会堂は国の重要文化財に指定されている素晴らしい建築物です。

函館五稜郭公園に咲くレンゲツツジの花写真（撮影6月上旬）

　初夏の頃函館市内に咲く、レンゲツツジの花色は素晴らしいです。初夏の頃函館五稜郭公園を花散歩していると、朱色（オレンジ色）のレンゲツツジの花が五稜郭タワーを背景に咲いていました（撮影6月上旬）。函館五稜郭公園に咲くレンゲツツジの花色は、初夏らしい色です。

秋の函館元町ハリストス正教会を飾る野菊の花写真（撮影9月下旬）

　津軽海峡を挟んで本州と北海道では、動植物分布も多少異なります。秋に函館ハリストス正教会の庭を花散歩していると、水色（Pale Blue）に見えるノコンギクに似た野菊の花が咲いていました（撮影9月下旬）。秋の函館元町ハリストス正教会を飾る野菊の花は、エゾノコンギクでしょうか？秋の函館元町を飾る、野菊の花も可憐です。

電停函館駅前に咲くスズラン花と函館市電写真（撮影6月上旬）

　函館市内の花散歩で、便利な乗り物は函館市電です。函館市電の路線ルートは分かりやすく、観光地スポットに近いので多くの観光客が利用します。初夏に函館駅前の電停付近を花散歩していると、スズランの花が函館市電を背景に咲いていました（撮影6月上旬）。電停函館駅前に咲くスズラン花と函館市電の走る風景は、函館ならではの貴重な風景です。このような景色に引かれ最近では、世界中から観光客が函館市電に乗りにやってきます。

函館ベイエリアに咲くベゴニア花と倉庫群写真（撮影9月下旬）

　函館の夏は短く9月に入ると、本格的な秋がやってきます。秋に函館ベイエリアにある倉庫群付近を歩いていると、八重咲のベゴニアの花が咲いていました（撮影9月下旬）。函館ベイエリアに咲くベゴニア花と、赤レンガでできた渋い色の倉庫群は良く似合います。

函館カトリック元町教会に咲くクレマチスの花写真（撮影6月上旬）

　函館元町は外国人居留地として開けたために、様々な宗派のキリスト教会が並んでいます。初夏に函館元町の丘の上を花散歩していると、薄紫色のクレマチスClematisの花が咲いていました（撮影6月上旬）。函館カトリック元町教会に咲くクレマチスの花は、函館元町の街並みを美しく飾ります。

函館元町旧イギリス領事館に咲くフジの花写真（撮影6月上旬）

　貿易港として栄えた函館元町には、領事館などの外交施設もありました。初夏に函館元町にある函館旧イギリス領事館を訪問すると、青紫色のフジの花が咲いていました（撮影6月上旬）。函館旧イギリス領事館は函館開港の1859年に開かれ、75年間国際港湾都市函館の発展に尽くしてきました。函館元町旧イギリス領事館に咲くフジの花は初夏の函館元町を飾ります。

新緑に染まる函館元町の坂道を飾るクサノオウ花写真（撮影6月上旬）

　函館元町は、坂の街です。函館元町を花散歩していると、必ず坂道に出逢います。自然豊かな函館山の山麓にある函館元町の坂道は、散歩好きの者には堪りません。函館元町が初夏の新緑に染まる頃、函館元町の坂道を花散歩していると、黄色いクサノオウの花が道端に咲いていました（撮影6月上旬）。新緑に染まる函館元町の坂道を飾る黄色いクサノオウの花は、函館の街に初夏がやってきたことを祝っているように見えます。

　函館元町を花散歩すると、四季の花々に出逢うことができます。初夏に函館聖ヨハネ教会の庭を花散歩していると、青色と白色のルピナスの花が咲いていました（撮影6月上旬）。函館元町に咲くルピナスの花は函館の青空の様に清々しい色でした。

秋の函館元町公園に咲くコスモスの花と函館港写真（撮影9月下旬）

　北海道函館元町の、秋は早いです。関東ではまだ残暑の厳しい頃の9月下旬に、函館元町公園を花散歩しているとコスモスの花が秋風に揺れていました（撮影9月下旬）。秋の函館元町公園に咲く薄紫色のコスモスの花は、青く澄み切った函館の秋空と函館港を背景に咲いていました。秋の函館元町花散歩も、爽やかで魅力的です。

函館元町公園内にある旧北海道函館支庁舎とハマナス花写真（撮影6月上旬）

　函館元町にある函館元町公園は、眺めの良い公園です。函館山山麓にある函館元町公園からは、函館港や函館港に停泊する船舶を眺めることができます。初夏に函館元町公園内にある旧北海道函館支庁舎を訪問すると、ハマナスの花がちょうど咲き始めていました（撮影6月上旬）。砂浜を好むハマナスは、函館に多くみられる植物です。函館元町公園内にある旧北海道函館支庁舎に咲く、赤色のハマナスの花はバラの花のような良い香りがします。

　ハマナスの花の香りも良いですが、ラベンダーの花の香りも素晴らしいです。初夏に谷地頭電停から函館公園を経て、石川啄木一族の眠る立待岬まで花散歩していると、道路際の小さな花壇に薄紫色のラベンダーの花が咲いていました（撮影6月上旬）。函館谷地頭に咲くラベンダーの花の香りは、優しく癒される香りでした。

函館ベイエリアに咲く真紅のゼラニウム花写真（撮影6月上旬）

　函館に咲くゼラニウムの花色は、濃く色鮮やかです。初夏に函館ベイエリアにあるはこだて明治館（旧函館郵便局）付近を花散歩していると、真紅のゼラニウムの花が咲いていました（撮影6月上旬）。函館ベイエリアに咲く、真紅のゼラニウムの花色は感動的です。

函館啄木小公園に咲くハマナスの花写真（撮影6月上旬）

　函館の街を深く愛した石川啄木は、函館の地に眠っています。啄木一族も暮らしていた函館大森浜を花散歩していると、啄木小公園がありました。啄木小公園には昭和33年に彫刻家本郷新氏から寄贈された、啄木像が置かれていました。思索にふける啄木像の脇に、赤色のハマナスの花が咲いていました（撮影6月上旬）。啄木小公園からは、啄木一族が眠る立待岬が望めます。

函館湯の川温泉に咲く薄紫色のキリの花写真（撮影6月上旬）

　函館湯の川温泉は函館空港から2～3㎞ほどの距離にある、北海道を代表する温泉地の一つです。函館湯の川温泉は海に面していて眺望もよく、新鮮な海産物を提供する温泉としても知られています。初夏に湯の川温泉街を流れる松倉川沿いを花散歩していると、河畔に薄紫色のキリの花が咲いていました（撮影6月上旬）。函館湯の川温泉に咲く薄紫色のキリの花は松倉川の川面に映えます。

　近年国際空港として発展する函館空港を飾る赤色のゼラニウムの花

函館元町の初夏を飾るスズランの花写真（撮影6月上旬）

　函館朝市で売られる赤色のメロンや海産物などを食べながらの花散歩も楽しい

初夏の函館元町を飾る紫色のライラック花写真（撮影6月上旬）

　初夏の函館元町を飾る紫色のライラックの花と函館カトリック教会

函館カトリック教会前に咲くフランスギク花写真（撮影6月上旬）

　函館元町にある函館カトリック教会前に咲くフランスギクの花も愛らしくかわいい

函館の西洋館前に稔るナナカマドの赤色の実写真（撮影9月下旬）

　秋の函館元町の西洋館前に稔るナナカマドの赤色の実も美しい

初夏の函館元町を飾る青色のアヤメ花写真（撮影6月上旬）

　初夏の函館五稜郭公園に咲く薄紅色のツツジの花色も綺麗

　初夏の函館元町函館元町に咲く青紫色のオダマキの花色も鮮やか

　初夏の函館ベイエリアに咲く八重咲のベゴニア花も美しい

函館ハリストス正教会に咲くジャーマンアイリス花写真（撮影6月上旬）

　初夏の函館ハリストス正教会に咲く空色のジャーマンアイリスの花は豪華

施設名	函館市（はこだてし）　Hokkaido Hakodate City
住所	北海道函館市
花散歩	5月上旬から10月
気温	11月から4月は氷が張る日が多い（スキースケートに適）、5月から10月が花散歩の適期
最寄駅	・JR函館駅から函館ベイエリアへ徒歩か市電で約15分・JR北斗駅から函館ベイエリアへ電車と徒歩で約30分・函館空港から函館ベイエリアへリムジンバスで約40分
交通アクセス	・函館ベイから函館元町まで徒歩約9分・函館朝市から函館元町まで函館市電と徒歩約21分・函館空港から函館元町までリムジンバスと徒歩で約43分・湯の川温泉から函館元町まで函館市電と徒歩約45分・五稜郭公園前駅から函館元町へ市電と徒歩約33分・新函館北斗駅から函館元町へ列車と徒歩で約50分・大沼公園駅から函館元町まで列車と徒歩で約45分・仙台駅から函館元町まで新幹線と徒歩で約3時間17分
見所	ハリストス教会、函館旧イギリス領事館、函館元町公園、函館市公会堂、八幡坂、カトリック教会、啄木小公園、五稜郭公園、函館元町、函館朝市、他
周辺花	ハマナス、スズラン、ライラック、ナナカマド、バラ、ラベンダー、パンジー、ヒナギク、ヒマワリ、フジペチュニア、シュウメイギク、野菊、コスモス、アジサイ、マリーゴールド、ツタ、ヒメリンゴ、ルピナス
周辺	函館ベイエリア、ハリストス教会、函館旧イギリス領事館、五稜郭公園、啄木小公園、函館元町公園大沼国定公園、函館大沼七飯スキー場、函館大沼七飯の冬景色、函館大沼列車と花旅、洞爺湖畔

函館駅から函館元町八幡坂へは函館市電と徒歩で約16分です

　函館元町八幡坂の最寄駅は、電停末広町駅、電停十字街駅、JR函館駅です。函館元町八幡坂最寄りの電停末広町駅から函館元町へは徒歩約4分程です。また電停十字街駅から函館元町まで徒歩約10分です。函館市の玄関口であるJR函館駅から函館元町八幡坂へは、函館市電と徒歩で約16分です。

　函館花散歩を、楽しんでいただけたでしょうか？函館花散歩には、函館市電が分かりやすく便利です。皆様もこのページの地図を参考に、函館花散歩を楽しんでみてください。函館の街角に咲く花を楽しみながら、北海道新幹線開通で話題の函館花散歩をお楽しみください。よろしかったら函館駅に近い大沼国定公園花散歩も眺めてみてください。